2020年7月12日日曜日

プロキオンステークス@阪神展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • 速い流れから→最後まであまり落ちない展開。
  • 持久力&高い持続力が問われる。
  • 予想◎サクセスエナジー

参考ラップタイム

(中京施行平均⇔阪神時代平均⇔阪神OPクラス平均)




ラップ傾向

「プロキオンS@阪神」と書く違和感もそろそろ薄れてきた頃合い。
10年以上前のデータが使えるのかどうか?微妙だが、元々この舞台で行われて
いたレースが一時的に戻って来た格好。

とりあえずは、現行の中京施行での平均ラップ、阪神で行われていた時代の平均
ラップ、近年の阪神OPクラスの平均ラップを、比較しつつ見ておきたい。

まず現中京施行の平均を見ると、前半速い流れから、道中もスピードで攻め続け
つつ→最後は粘り勝負という形。
一方で阪神時代&近年OP平均は、同じく前半は速いものの、道中が一旦落ち
着いて(緩いという訳ではない)→後半はフラットに近い形になっている。

また阪神時代⇔近年OPとの比較では、6F目までほぼ重なる流れになっている
ことから、おそらく10年前のデータでもある程度信頼は出来そうな雰囲気。
両者間では、阪神時代の方はラスト1Fが落ちない点が、重賞なりのレベルの
高さ(長くいい脚を使う)…ということだろう。

以上を踏まえると、前半はどちらにしても厳しい流れになり、持久力はもちろん
問われるが、阪神では後半の持続力という要素が、より強く問われる…という
理解をしておきたいところ。


好走の条件
・持久力&高い持続力が問われる。



予想


◎サクセスエナジー
前走は、極端に厳しい展開を、58kgを背負いつつ、前から押し通しての勝利。
そのパフォーマンスはかなり高く、単純に強いの一言。
6Fもこなすタイプだが、すばるSやコーラルSのように、(速い流れから→)
末をまとめる…ということも出来ているし、それらの内容ならば十分。
乾いていく過程の馬場だとすると、先手を取り切って内に入るのは微妙だが、
超大型で、一歩目が絶好調に速い!という訳ではない馬。ラプタス(+α)に
外から並び掛ける感じで、今回はちょうどいいレースが出来そう。期待したい。

○スマートダンディー
前走は、59kgを背負って、脚抜きのいい馬場で外々を回す内容。最後なだれ
込んだだけ…に終わったことは仕方がない。度外視。
元々この舞台では勝ち星を重ねている馬だし、特に昨年のコーラルSで示した
パフォーマンスは高く、その内容を考えれば、ここでも普通に上位。
今回は斤量も軽くなるし、巻き返す可能性は当然あっていいはず。注目。

▲レッドルゼル
同舞台のコーラルSは、前半から脚を使いつつ→上がりをしっかりとまとめての
勝利で、その時のパフォーマンスを考えれば、ここでも普通に上位。
相手とは斤量に差があったし、その点で今回は逆転させた評価にはしたのだが、
可能性としては当然考えておきたいところ。
乾いていく馬場…というところで、後半上手く外に持ち出す格好になれば。

注サンライズノヴァ
末を伸ばす…という部分では当然上の存在だし、ここのスピード水準に近い入り
方をした南部杯では、攻めた内容でG1制覇。展開への対応は問題ないはず。
今回59kgという厳しさはあるが、同じ斤量を背負った武蔵野Sでも、前傾の
厳しい展開を、番手から進めつつも崩れなかったし、(評価としては結局推し
切れなかったものの)やはり格好はつけてくるものとして扱っておきたい。

△ラプタス
高知&名古屋の1周する7F戦との比較は難しいが、とりあえずは京都&阪神の
7F戦での4連勝は文句なし。パフォーマンス的には十分で、地力は上位扱い。
どちらかと言うと、"耐える"方向性には思えて、ここで末を伸ばせるか?という
部分はあり、その点、中京の方が良かった?のかも知れないので、評価としては
ここまでにしたが、残る可能性はやはり考えたい存在。



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