2020年7月9日木曜日

ラジオNIKKEI賞回顧(ラップ分析)2020


まとめ
  • スタート直後に脚を使いつつ、道中も締まった展開。
  • 持久力&持続力が問われた。

ラジオNIKKEI賞結果

バビット1.47.3 35.8 01-01-01-01
パンサラッサ1.48.1 36.4 03-04-02-02
ディープキング1.48.1 36.0 06-09-09-08
パラスアテナ1.48.2 36.2 10-10-07-05
ルリアン1.48.4 36.6 09-05-04-02

天候:曇 芝:稍重
上り4F:47.7 3F:35.8
前半1000m:59.6
12.0-10.8-12.6-11.9-12.3-11.9-11.9-11.6-12.3




レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、スタート直後が速く、その分コーナーは一旦落ち着く
展開。そこから道中は多少の緩急がつきつつも締まった展開になり、上がりは
長い脚を使って→最後だけ少し落ちる形。

まず、今回の1F目のラップ:12.0秒はおそらく過去最速(手元にラップがある
30数年の中では断トツ)。ツインターボよりも速い。
前走で逃げていた馬が多かったメンバー構成の中で、先行争いはやはり激しく
なり、見た目以上にスタートでは脚を使った…という扱いになる。

その後も、少し溜めた場面はありつつも、全体としては(馬場を考えれば特に)
締まった展開で、方向性としては、当然持久力&持続力というレースだった。

脚質的には、好位も残りつつ、差しも浮上していて(馬場的には前、展開的には
後ろ)、結局のところ今回は、地力が反映された…と考えておきたい。

この先に向けては、まずは圧勝の勝ち馬の地力を認めて…ということになるが、
レース自体の指数も高く出ているし、他の上位馬の活躍にも、一応期待はして
おきたいところ(トップレベルではともかく)。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

バビット
最内枠発走で、厳しい先行争いの中では有利になった部分もあるが、そこで脚を
使っての逃げから→上がりを最速でまとめての圧勝。強いの一言。
数字的にも高く出ているし(全体時計ではなく細かいラップ推移からの計算)、
その地力は当然認めておきたいところ。
前半(3F)をもっと速く入ってどうか?とか、まだ未知の部分はあるが、切れも
示している逃げ馬という部分で、適性的な幅は広そうではあり、その点(普通の
逃げ馬と比べて)どこかで頭打ちになる…という可能性は低いのかも。
この先、大注目していきたい存在。



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