2020年9月21日月曜日

セントライト記念展望(ラップ傾向&予想)2020


まとめ
  • 前半からある程度流れ、後半はロングスパートの展開になる。
  • 持久力&末脚の持続力が問われる。
  • 予想◎ヴァルコス

過去のラップタイム

2019 12.5-11.0-12.1-12.2-12.0-11.9-12.0-11.9-11.9-12.0-12.0
2018 12.4-10.9-12.3-12.4-12.9-12.0-11.5-11.2-11.6-12.3-12.6
2017 12.3-11.1-12.4-13.1-12.9-12.8-12.1-12.0-11.7-11.3-11.0
2016 12.5-11.6-12.0-12.2-12.7-12.5-12.5-11.7-11.7-11.5-12.2
2015 12.6-11.6-12.2-12.3-12.4-12.6-12.5-12.6-11.9-11.5-11.6
2014 13.0-10.8-11.3-12.0-12.7-11.8-12.0-12.1-12.3-11.6-12.1 新潟開催
2013 12.6-11.9-12.6-12.4-12.2-12.0-12.1-11.8-11.9-11.9-12.1
2012 12.4-11.0-11.8-12.2-12.8-12.4-11.8-11.7-11.5-11.4-11.8
2011 12.2-10.7-11.1-11.7-11.8-11.9-11.8-12.3-12.5-12.7-11.6
2010 12.1-11.0-11.7-11.8-12.1-11.7-11.7-11.8-12.0-12.2-12.8

過去10年の平均ラップタイム(2014年は除く)
12.40-11.20-12.02-12.26-12.42-12.20-12.00-11.89-11.86-11.87-11.97
2.12.08



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れ、道中は
一旦は落ち着く展開になるものの、向こう正面の下り坂からペースアップして、
上がりはロングスパートの形になる。

中山2200mは本来なら前半がスローに流れやすいコースではあるのだが、この
レースに限っては、コース平均と比べても前半が速く流れていて、そうなれば
当然好走のための条件の中で、持久力の占める割合が大きくなる。

また上記したように、向こう正面からペースアップして、上がりの部分では
長い脚が必要な展開になるために、(勝負所で動いて行ける程度の切れは必要
だが)とにかく末脚の持続力を持っていることが重要になる。


好走する条件
・持久力があること
・末脚の持続力(&一定の切れ)が必要



予想

◎ヴァルコス
ダービーは、外枠からある程度積極的にポジションを取って、終始外々の競馬。
展開(と言うか、ダービーというレース)に対しては、正直微妙な騎乗だった。
ただ、それを考えても結局は負け過ぎていて、条件反射で巻き返し…とは言い
づらいのだが、青葉賞で見せた超のつく持続力。やはりこれは凄い。
そしてその青葉賞の、スタートで脚を使って、一旦溜めつつ→後半11秒台を刻む
…というラップは、まさしくここの展開。
馬体を見ても以前よりも"長さ"を感じさせて、これから距離延長していく中でも
効率のいい走りが出来そうだし、もう1度期待…ということで、推し切る。

○バビット
前走は、スタート直後に脚を使いつつ、後半締まった展開の中でも、しっかりと
上がりをまとめての圧勝。素直に強い内容で、地力では普通に上位に扱える。
少しスピードに寄っている雰囲気ではあるが、(前に行く馬としては)変化を
つけられるタイプではあるので、距離延長もこなせていいだろうし、この頭数で
あれば、マイペースに近い入り方が出来るはず。注目しておきたい。

▲フィリオアレグロ
おそらく基本は切れ方向…というタイプ的に、持続力に特化した舞台は微妙な
雰囲気ではあるが、実際に、極端に長い脚を使う展開だった青葉賞で(インを
ピッタリの内容とは言え)好走している事実は重い。
その時に示したパフォーマンスも高く出ているし、やはり上位扱いになる。
枠的に今回もロスのない競馬が出来そうだし、浮上の可能性は当然考えたい。

注ココロノトウダイ
前走は、(骨折→休養の)久々で緩さを感じる馬体ながらも、前半引っ張られる
&後半長い脚を使う展開でキッチリと勝利。地力を示した。
はっきりと持続方向と思える馬。この手の舞台なら十分戦えていいと思えるし
(重賞の2戦は大きな加速が入った展開)、馬体&走法的には距離延長もあり
…という気はする。人気も甘めだし、ここは注目しておきたい。

△ガロアクリーク
皐月賞で3着、ダービーでもまずまずの着に食い込んで、地力は当然上位。
それらの内容で、持続力の部分でも一定のものは示した…と言えるとは思うが、
例えば同舞台の水仙賞では、今回もいるサペラヴィあたりには負けていたりする
訳で、方向性としてやはり切れ寄り。ここがベストではないはず。
地力で普通に浮上はしてくるだろうが、ここは相手の1頭としたい。

△マイネルソラス
前走は、前半はゆったりした流れだったが、道中をまずまずの水準で進めつつ
→正攻法の競馬で(後半)長い脚を使っての勝利。持続力は認められる。
経歴的に"変化"はつかない方がいい印象のタイプで、適性的にこの舞台には
合っていそうだし、その方向性では結構いい指数も出している。
内寄りからロスなく→なだれ込む可能性は考えたい。

△サトノフラッグ
ダービーでは、中団後ろの外から進めつつ→後半はほとんど主張出来ず…。
(後傾の道中~上がりという)展開的には、最も厳しい立場だったし、道中では
少しだけ動いていたことを考えれば、仕方のないところ。
その点ここは巻き返しが期待できる場面だが、適性的には(引っ張られつつ→)
変化がついた方がいい印象(上がりが掛かる切れ勝負)。ちょっとズレるか…。



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