2021年7月3日土曜日

CBC賞@小倉展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 前半が相当に速くなり、ほぼ一直線に減速していく展開。
  • 高い持久力が問われる。
  • 予想◎ヨカヨカ

参考ラップタイム

(北九州記念&CBC賞@中京平均)


ラップ傾向

小倉開催。とりあえずは同舞台の北九州記念のラップを(中京開催のCBC賞と
比較しつつ)見ておきたい。

そのラップタイムを見てみると、前半が相当に速くなり、2F目以降はほとんど
一直線に減速していくような展開で、(相対的に)はっきり上がりが掛かる形。

この舞台の特徴はやはり前半の速さで、例外も一応はあるものの、前後半の差が
2秒を超えるような前傾の展開がまずは基本だと言える。

したがってここでは、ハイペースをしっかり追走できて→終いの部分を粘れる
高い持久力を持っていることが必要になり、持続的な要素の強いCBC賞@中京
とは、適性的に一線を画す…ということになりそう。

脚質的には、北九州記念は展開の厳しさ故に、少し控えて→イーブンくらいで
まとめる馬に向いていて、一応はその傾向を踏襲したいが、ここは開幕週。
前がスピードで押し通す可能性も、合わせて考慮しておきたいところ。


好走する条件
・高い持久力があること



予想


日本レコード祭り。天気は微妙だが、ちょっとやそっとの雨では関係なさそう。
今の状況での重賞だと、5秒台に迫るということか…。

◎ヨカヨカ
デビューから6Fで3連勝して、その後は7F&8Fでそれなりの爪跡を残しつつ、
前走は再び6Fで、スムーズな競馬とは言えない内容ながらも→最後はハナ差まで
迫った2着。単純に、距離適性の高さは窺える。
同舞台フェニックス賞では、32秒台で入りつつ→1分7秒台で勝利しているし、
今の状況にも対応する可能性は十分あっていいだろうし、ここは素直に期待して
おきたいところ。

○クリノアリエル
同舞台・大濠特別の勝ちタイムが1分7秒フラット。そこから斤量が3kg減
ならば、単純に考えて6秒台の決着にも普通に対応はできそうだし、その時の
(斤量込みの)パフォーマンスはここでも十分上位に扱える。
脚質的にどうしようもない…という事態もあり得るが、妙味も一応はあるし、
相手にはしっかり考えてみたい存在。

▲ピクシーナイト
マイルの3戦はどれも、前半で脚を使いつつ→後半はあまり上げられず…という
内容。ぶっ飛ばしたNHKマイルCはさすがに大きく負けたが、前傾の競馬で
しっかりと力を見せてきたタイプ的に、距離短縮での前進は当然見込める。
絶対的なスピードの部分で、ここではもう1つ上げる必要があるが(その点では
中京なら…というのはある)、やはり可能性は考えておきたい。

注タイセイビジョン
本質的には"持続"とか"耐える"という方向性に思えるタイプで、若く柔らかい
時には対応できていたものの、そろそろ切れ方向の舞台では難しくなってきた…
という雰囲気。その点、今回の距離短縮はプラスに働く可能性はあるはず。
いきなりのこの条件…なので、絶対的なスピードに対応できるか?というのは
あるし、斤量を背負う厳しさもあるが、注目はしておきたい。

△クーファウェヌス
同舞台の筑紫特別は、前半速い入り方をしつつ→上がりをしっかりとまとめての
押し切り。単純にそのパフォーマンスは高くなっているし、今回はその時から
-4kgということを考えれば、十分戦えても良さそう。
控える形になると難しくなる可能性はあるが、少しでも積極的な入り方をするの
なら、好走の目はあるはず。注目。

△ファストフォース
同舞台の西部スポニチ賞では、前半でしっかりと脚を使う内容から→上がりを
まとめての勝利。その時の57kgに対して今回は52kg。大型馬にとっては裸同然
と言っていいくらいだし、好走の可能性はありそう。
時計面でどこまで詰められるか?というのはあるので、評価はここまでだが、
とりあえず相手には考えておきたい。



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