2021年7月25日日曜日

アイビスサマーダッシュ展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 速い流れの中で、ある程度緩急がつく展開。
  • トップスピードの持続力が問われる。
  • 予想◎グレイトゲイナー

過去のラップタイム

2020 11.7-10.0-10.4-10.8-11.6 54.5 32.1-32.8
2019 11.9-10.2-10.5-10.7-11.8 55.1 32.6-33.0
2018 11.8-10.0-10.3-10.1-11.6 53.8 32.1-32.0
2017 11.8-10.0-10.4-10.3-11.7 54.2 32.2-32.4
2016 12.0-10.2-10.6-10.1-11.2 54.1 32.8-31.9
2015 12.1-10.0-10.4-10.1-11.5 54.1 32.5-32.0
2014 11.6-10.1-10.5-10.5-11.6 54.3 32.2-32.6
2013 11.9-10.4-10.6-10.3-11.0 54.2 32.9-31.9
2012 11.6-9.9-10.6-10.2-11.9 54.2 32.1-32.7
2011 11.8-10.0-10.5-10.0-11.5 53.8 32.3-32.0

過去10年の平均ラップタイム
11.82-10.08-10.48-10.31-11.54
54.23 32.38-32.33



ラップ傾向

(過去記事のごく一部修正)

ラップタイムを見ると、スタートから一気に加速して、2F目でスピードが頂点に
達し、3F目でほんの少し落ち着いた後、再度加速しつつ→ラスト1Fはしっかりと
落ちる…という展開。全体としては前後半イーブンくらい。

とにかくここでは、現行競馬の最高レベルのスピードに対応できることがまずは
重要になるが、レースの形としては、ハイペースからの粘り勝負というよりも、
どれだけトップスピードを維持できるか…という戦いになるために、高い持続力
(筋持久力)を備えていることが必要となる。

脚質的には、必ずどこかの区間で10秒台(/F)のラップを刻まなければならない
レースの性質上、他力本願的に地力で差してくるような馬では厳しく、持続力の
高い先行馬と、自ら押し上げて行けるような切れを持ち、上がりの性能が高い
差し馬が狙い目になりそう。


好走する条件
・トップスピードの持続力があること



予想


◎グレイトゲイナー
前走は、好発から一旦溜めつつ→上がりをしっかりとまとめての2着。
その前の中京での2戦に関しても、平均的に脚を使う形で好走していて、単純に
ここのリズムには合っていそうなタイプだと思える。
今年に入ってからは、(後ろからになり)競馬にならなかった直江津特別以外は
常に勝ち負け。使われていく中で指数も上げてきており、このメンバーならば
重賞でも十分勝負になりそうな雰囲気。推し切ってみたい。

○モントライゼ
スプリンターとしてのこの馬は、上がりをしっかりとまとめられるタイプ。
リズムとして、ここの展開にハマる可能性はあっていいはず。
ここ2戦は同世代を相手に斤量を背負わされてきたが、今回は一気に3kg軽く
なって、スピードに乗る…という部分でも更新の期待が持てる。
古馬相手でも指数的には既に十分上位扱いになるし、当然注目したい存在。

▲オールアットワンス
葵Sは、速い流れをある程度好位から進めつつ→直線なだれ込む形で3着。
最後をもう1つまとめられていれば…というのはあるが、やや前傾&上がりを
まとめた内容で、ここへのつながりとしては悪くないはず。
そこまで馬格がないタイプ的に、斤量が楽になることは大きいし、外枠も確保。
可能性はやはり考えておきたい。

注ライオンボス
韋駄天Sは、他とは別レースくらいの重い斤量を背負って、(馬場を考えれば)
前半でかなり脚を使った格好。最後厳しくなったことは仕方がない。
以前は同じように厳しい入り方をしても、さらに上がりをまとめられていた馬
ではあるため、結局のところは状態面(中身)がどうか?というのはあるが、
元々の適性から、上位候補には当然考えておきたい。

△ジュランビル
とりあえず、指数的には普通に上位の存在。
8F~9Fでも後半型の脚の使い方になっている馬が、ここのスピード水準に対応
できるのか?というのはあるが、小倉6Fで32秒台の入り方をしつつ→好走した
経験もあるし、直近のレースでも速い時計で3着。こなせてもいいはず。
内枠に入ったのはやはり微妙だが、相手には考えてみたい。

△ビリーバー
昨年のここでは、前半少し受け流しつつ→最後まで脚を伸ばす形での3着。
一応は前が押し通したレースで、その決め脚はやはり認めておきたいところ。
近走はパッとしない成績になっているが、同舞台の韋駄天Sは、内枠発走から
→結局最後まで馬場のいい所を走れなかった内容。仕方のない部分はあった。
状態面でどこまで?というのはあるが、外寄りの枠を引いたし、注目はしたい。



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