2021年7月11日日曜日

七夕賞展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 前半から速くなり、後半の仕掛けも早くなる展開。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎クレッシェンドラヴ

過去のラップタイム

2020 12.6-11.9-12.1-12.4-12.3-12.1-11.8-12.1-12.2-13.0
2019 12.2-11.0-11.1-11.9-11.8-12.1-12.0-12.2-12.3-13.0
2018 12.4-10.8-11.2-12.0-11.8-11.9-12.1-12.6-12.9-13.1
2017 12.0-10.5-11.4-12.2-11.9-12.0-11.6-11.8-11.9-12.9
2016 12.3-11.0-11.0-11.9-11.7-11.6-11.7-12.2-12.4-12.6
2015 12.0-11.3-11.5-12.2-12.5-12.4-11.8-11.4-11.1-12.0
2014 12.2-11.4-11.2-12.0-12.1-11.9-11.9-11.6-11.8-12.6
2013 12.1-10.7-10.9-12.3-12.6-12.3-12.1-12.1-11.7-12.1
2012 12.3-11.2-12.0-12.3-12.5-12.4-11.8-12.0-12.2-12.4
2011 12.3-11.1-12.4-12.4-13.2-12.0-11.7-11.5-11.7-12.2 中山開催

過去10年の平均ラップタイム(2011年は除く)
12.23-11.09-11.38-12.13-12.13-12.08-11.87-12.00-12.06-12.63
1.59.60



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半から速く流れて、道中は2コーナー付近で一応は
落ち着くもののしっかりとは緩まない展開で、その後はラスト5F~4Fからの
ロングスパート→ラスト1Fは落ち込む形。

このレースは、以前はもう少しイーブンに近いような展開も見られたのだが、
近年はあからさまに前傾度が上がっていて、前半が速く、仕掛けのタイミングも
早い…という部分で、持久力&持続力の戦いになっている。

脚質的には、前から残ったパターンもない訳ではないのだが、先頭から1秒以上
(場合によっては2秒近く)離れたポジションからの浮上が基本となっていて、
とりあえずは差し馬を中心に考えておきたいところ。


好走する条件
・持久力&持続力があること



予想


◎クレッシェンドラヴ
この舞台でのこれまでの競馬は、引っ張られる展開の中で、後半積極的に押し
上げつつ→上がりは(伸び切るというよりも)止まりながら…という形。
その手の内容で勝ち切ることは、普通は至難の業だと思うが(伸び負ける)、
スピードが削がれにくい3コーナー&300mを切る直線…というコース形状の
ここでは、ピッタリとハマるのかも知れない。
ともかく自分の庭。実力&適性は言うまでもない。58kgだが、それを織り込んだ
6倍台後半という1番人気だし、素直に期待しておきたい。

○アールスター
小倉大賞典で示した道中~上がりのパフォーマンスは高く、その内容で考えれば
ここでも普通に上位に扱える。
引っ張られる展開に対しても適性のあるタイプだし(勝負所ではある程度変化が
ついた方がいいかも知れないが)、しっかりと上がりをまとめる形で、浮上する
可能性は十分にあっても良さそう。
小倉への適性を考えれば、狙いは次…とはなるだろうが、注目はしたい。

▲ワーケア
ハーツクライ産駒ながら(ゆったりと言うより)回転力に特徴があるタイプで、
ローカルの中距離戦に対してはハマっても良さそうなイメージ。
その方向性で考えれば、中山10Fの道中~上がりで示していたパフォーマンス
+α(成長分)で、ここでも十分戦えて良さそう。
人気も甘めになっているし、とりあえずしっかりと注目はしてみたい。

注クラージュゲリエ
鳴尾記念は緩過ぎ、中山記念は忙し過ぎ。とりあえずスピード水準的には、この
レースくらいがちょうど良さそう。
前半が厳しくなるここであまり積極的に行き過ぎると微妙だが、少しだけ控えた
ポジションから、道中~上がりという脚の使い方をすれば、好走の可能性は十分
あっていいはず。巻き返しに期待したい。

△ワンダープチュック
エプソムCは、直線で馬群が大きく左右に広がり、ロスをし過ぎない中を進めた
馬が優勢になった中で、この馬は最終的にはかなりの外まで持ち出した格好。
8着でも自身が道中~上がりで示したパフォーマンスは高くなっているし、別定
戦でコンマ6秒差なら、ハンデ戦のここで前進できてもいいはず。
単勝100倍超だった前走と比べると妙味は小さくなったが、注目はしたい。

△トーラスジェミニ
中距離でのパフォーマンスで言えば、エプソムCや函館記念では、前半~道中を
高い水準で進めつつ→(3、4着に)粘り込み。地力はやはり上位。
"締めつけて"強いタイプではあるため、1800mと比較すると(前半が)"速い"
という性質になる2000mに対しては、適性的に少しズレる印象だし、あと1Fを
粘れるかどうか?というのはあるが、残る可能性は当然考えておきたい。

△ヴァンケドミンゴ
この馬にとっても自分の庭。当然適性は高い。
近走はパッとしない結果にはなっているが、中山金杯はいきなりの積極策で、
小倉大賞典は逆に控え過ぎ&馬場の悪い所を通った格好、福島民報杯は強風&
道悪の超前傾戦でさすがに参考外…と、それぞれ理由はつけられる。
実際に状態がどうなのか?というのはあるが、巻き返す可能性は考えたい。

△ロザムール
譲って→上がり勝負に持ち込まれて→切れ負けた前走は、とりあえず度外視する
として、実質的にかなり締まった展開の中山牝馬Sでは、前から唯一という形で
逃げ粘っての2着。高い地力を示した。
1kgの加算が余計…と感じる部分もあるが、タイプ的にはこの手の舞台でこそ
という馬ではあるし、上位に残る可能性は考えたい。



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