2021年7月18日日曜日

函館記念展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 前半ある程度速く、その後も淀みのない展開が基本。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎トーセンスーリヤ

過去のラップタイム

2020 12.4-11.2-11.7-11.7-11.8-11.8-12.0-12.1-12.4-12.6
2019 12.7-11.7-11.9-11.7-11.8-11.9-12.0-12.0-11.6-12.3
2018 12.2-10.9-12.0-12.6-12.6-12.4-12.1-11.6-11.6-11.8
2017 12.5-11.1-12.0-12.4-12.6-12.3-12.1-12.2-11.8-12.2
2016 12.3-11.0-12.0-12.4-12.3-11.6-11.9-11.7-11.9-11.9
2015 12.6-10.8-11.5-11.7-12.0-11.9-11.8-12.1-12.1-12.6
2014 12.3-11.3-12.2-12.0-11.8-11.7-12.0-11.8-12.3-12.7
2013 12.2-11.0-11.7-11.8-12.1-12.1-12.0-12.0-11.6-12.1
2012 12.5-10.8-11.6-12.0-12.2-12.4-12.4-12.3-11.8-12.4
2011 12.2-11.0-11.5-12.2-12.8-12.4-12.3-12.0-11.8-12.1

過去10年の平均ラップタイム
12.39-11.08-11.81-12.05-12.20-12.05-12.06-11.98-11.89-12.27
1.59.78



ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半やや速いくらいの流れで、その後は基本的に
淀みのない展開となり、(勝負所で一応の加速は示すものの)道中~上がりは
フラットに近い形をしている。

このレースは、前半からある程度引っ張られて、尚且つ道中は(向こう正面の
上り坂というコース形状にも関わらず)ほぼ緩む場面のない展開になっていて、
ラップの見た目以上の水準で流れる…というのが特徴的。

つまり前半~道中で、なかなか息を入れられない展開になるため、明らかに切れ
というよりも持久力&持続力が重視される舞台だと言える。

そしてペースと馬場次第では、上がり不問の完全な持久力勝負という展開さえも
あり得て、他力本願的な差し馬でも届く可能性がある。
したがってここでは上がりの速い脚はなくても、とにかく地が強く、バテない
タイプを中心に考えたいところ。


好走する条件
・持久力&持続力があること



予想


◎トーセンスーリヤ
新潟大賞典は、前が飛ばして極端な前傾戦になった中で、少し離れた好位からの
正攻法で→粘り込んだ内容。自身も前半~道中ではかなり厳しいラップを踏んで
いるし、4着でも高い地力を示した。
今回はハッキリと引っ張りそうな馬もいないし、平均的に脚を使う内容で、好位
から押し通す可能性は十分。期待しておきたい。

○マイネルウィルトス
前走は、(強風の影響もあり)激しい前傾戦の中で、自身も前半~道中を高い
水準で進めつつ→大差の圧勝。同舞台の新潟大賞典と比べると、数字的にそれを
超える水準とまではいかないが、その地力はやはり認めておきたいところ。
前々走では、逆に道中~上がりという内容で勝ち切っているし、前半落ち着いた
展開になっても対応はできそう。注目しておきたい。

▲マイネルファンロン
一昨年のここでは、前半落ち着いて→道中が締まった展開で2着。
昨年は、前半(~道中)が速くなった展開で大敗。
今年はハッキリ行く馬がおらず、前者のような展開になる可能性も十分あるし、
となれば、シンプルな持続力勝負で好走する目はありそう。
前走と比べて斤量面でも楽になるし、ここは積極的な考え方をしてみたい。

注アイスバブル
今年は極端な決め手勝負になって結果が出なかったが、目黒記念のリピーター。
そして、体力勝負の側面がある同レースからの馬は、元々函館記念にはハマり
やすい印象で、とりあえずここでは気になる存在。
今回も展開が落ち着いた場合のリスクはあるし、ポジションが取れれば…という
条件付きだが、妙味は絶大。密かに期待しておきたい。

△サトノエルドール
前走は、向こう正面で押し上げつつ→そのまま押し通しての勝利。
展開としてはゆったりとした流れではあったが、完全に緩い区間だけで動いて
いた訳ではなく、ラスト5Fからの区間(11.9秒)でも動いていた内容(自身は
11秒台半ば以内)。その持続力はやはり認めておきたいところ。
スタートが微妙なタイプなので、展開的なリスクはあるが、相手には考えたい。

△ワセダインブルー
とりあえず北海道では全て馬券に絡んでいる馬。今回唯一のハービンジャー産駒
でもあるし、単純に洋芝への適性を備えている可能性がある。
福島記念では、道中~上がりでなかなかのパフォーマンスを発揮しているし、
ローカル型の10F戦に対する適性も備えていそう。
展開的にはどうか?だが、人気もないし、注目はしてみたい存在。

△アドマイヤジャスタ
昨年ここを勝利。とりあえず舞台への適性は備えているはず。
小倉大賞典では、馬群が左右に大きく広がり、極力ロスなく回すことが重要に
なった中で、外をぶん回しつつ→頭からコンマ5秒差。近走も力は見せている。
流れが落ち着いた場合、どうしようもなくなるかも知れないが、可能性としては
やはり相手には考えておきたい。



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