2021年7月17日土曜日

中京記念@小倉展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • ミドルペースから、道中~勝負所は一定に近いラップを刻む展開。
  • レースを通しての持続力が問われる。
  • 予想◎ボッケリーニ

参考ラップタイム

(小倉大賞典&小倉日経OP平均)


ラップ傾向

小倉1800m開催。同舞台には元々重賞があるので、その小倉大賞典のラップを
まずは参考にしておきたい。(時期の違いもあるので、毎年夏に施行されている
小倉日経OPのラップも一応載せておく)

~以下、小倉大賞典展望からの転載~
ラップタイムを見ると、前半ミドルペースから、道中は全く淀みのない展開で、
そのまま勝負所に突入→最後は少し落ちる形。

ここの特徴は、やはり道中がかなり締まった形になるという部分で、基本的には
息を抜ける瞬間がないために、レースを通して持続する力を持っていることが
まずは重要になる。

そして特に近年は、馬場の良さによってラストまであまりスピードが落ちない
展開になりやすく、以前のような持続力+粘り勝負より、純粋なスピード持続力
勝負という性質の方が強くなっていて、他力本願的な差しタイプでは少し難しく
なるのかも知れない。
(小倉日経OPのラップからも、この時期、↑の傾向が強くなる可能性はある)


好走の条件
・レースを通しての持続力があること



予想


◎ボッケリーニ
同舞台の小倉大賞典は、距離ロスのある内容ながら→しっかりと詰めての2着。
その時の道中~上がりのパフォーマンスは高く、ここでも普通に上位扱い。
新潟大賞典に関しては、(持続的に末を伸ばしたい)この馬にとっては前半に
寄り過ぎの展開だったので、仕方のない結果だと言えるし、ここで巻き返して
くる可能性は当然ありそう。期待しておきたい。

○アンドラステ
マーメイドSは、淡々と進む展開の中で、道中少し押し上げつつ→外から攻めた
内容。後半型の持続勝負では逆境の立場だったと言えるし、結果は仕方がない。
元々少し持続力に寄っているタイプではあり、この舞台に対する適性は備えて
いそうだし、ここで巻き返す可能性は十分。
今回は内枠。川田Jに替わって、射程圏からロスなく→交わすだけの競馬なら。

▲ディアンドル
同舞台の小倉大賞典は、飛ばしたトーラスジェミニを眺めつつ、早めに捕まえに
行って→粘り込んでの3着。自身も道中ではかなり脚を使っている内容だし、
その地力は当然認められる。
その時よりも斤量は増えるし、馬場がどちらに転ぶのか?というのはあるが、
頭数が落ち着いた中で、マイペースから→押し通す可能性は考えておきたい。

注カテドラル
安田記念は、後半型の持続勝負で、後方から外を回してきた形。格上の馬たちを
相手にそれでは無理…な内容。度外視。
中距離は久々だが、道中~上がりという脚の使い方的に、1Fくらいの延長は問題
ないだろうし、近走で示している持続力を考えれば、適性的にも合っていそう。
この舞台得意な福永Jに替わるし、可能性は考えておきたい。

△メイケイダイハード
米子S&六甲Sは、道中~上がりという脚の使い方で、ともに5着に浮上。
9Fはデビュー戦(ダート)で1度走って以来で、芝では初だが、後半型なので
距離の融通は利いてもいいだろうし、持続力特化というタイプ的にも、適性的に
この舞台にも合っていそう。
前述の2レースは58kg。今回は55kg。前進の可能性は考えてみたい。

△ロータスランド
前走は、前半~道中が締まった展開の中で、自身も道中を高い水準で進めつつ
→上がりをまとめての勝利。一定の地力を示した。
横の比較をすれば、同じような水準を1800mで示している馬が複数いるため、
裏付け的には過剰人気気味には映るし、評価はここまでだが、夏競馬のハンデ
戦で3連勝している馬をスルー…はしづらい。更新があるなら。



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