2022年2月25日金曜日

小倉大賞典回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • やや落ち着いた入り方から、後半は長い脚を使う展開。
  • 一定の持久力&持続力が問われた。

小倉大賞典結果

アリーヴォ1.49.2 35.3 09-09-08-08
ランブリングアレー1.49.5 35.8 05-04-05-05
カデナ1.49.5 35.1 16-16-16-15
ヴァイスメテオール1.49.6 36.1 04-04-04-03
スカーフェイス1.49.7 35.5 14-13-15-13

天候:晴 芝:稍重
上り4F:48.2 3F:36.2
前半1000m:61.0
12.3-12.1-12.7-12.2-11.7-12.0-11.9-12.1-12.2



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半は馬場を考えても少し落ち着いた入り方で、その分
後半の仕掛けは早くなった。
そこから多少の緩急がつきつつも、徐々に減速していく形。

今回は、末期に近い馬場ということを除けば、シンプルなロングスパート戦。
適性的には当然、持続力というレースだったが、馬群全体が大きく回してきた
中で距離は走ったので、一定の持久力はやはり必要になった。

脚質的には、後半型の持続勝負だと→基本はそれなりに流れに乗った馬となり
がちだが、今回はかなり早いタイミングでスイッチを入れている部分で、差し
馬もしっかりと浮上。どちらにしても、仕掛けに対して無理をしない…という
ことが重要になったイメージではある。

この先に向けては、とりあえずは上位の持続力をしっかり認めたいところだし、
大きくゆったり&長い脚を使う…という適性面から、距離延長へのつながりも
考えておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

アリーヴォ
前半はじっくりと入って、道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりと
まとめての勝利。流れに対して無理をしない騎乗だったし、2&3着馬とは
斤量差もあったが、その持続力はやはり認めておきたいところ。
質のいい筋肉をまとっていて、素材としての良さを感じさせるし、前半から
もっと引っ張られる展開にも対応している馬。
⇒イメージ的には、阪神2200mあたりにもハマっていいのかも知れない。



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