2023年12月16日土曜日

ターコイズステークス展望(ラップ傾向&予想)2023


まとめ
  • ミドル~やや速い流れから、一旦溜めつつ→ある程度の加速が入る展開。
  • 切れ&持続力をバランス良く備えている必要がある。
  • 予想◎コナコースト

過去のラップタイム

2022 12.3-11.3-11.6-11.8-11.6-11.7-11.4-11.8
2021 12.1-11.2-11.0-11.1-11.4-11.8-11.7-12.5
2020 12.0-11.3-11.2-12.0-11.8-12.1-11.9-12.3
2019 12.4-10.5-11.0-11.5-11.9-11.8-11.1-12.0
2018 12.3-10.8-11.1-11.3-11.5-11.8-11.7-12.2
2017 12.5-11.6-11.8-11.8-11.8-11.7-11.2-11.8
2016 12.4-10.8-11.4-11.8-11.9-11.7-11.9-11.7
2015 12.6-11.2-12.1-12.5-12.7-12.0-11.1-11.5

~OP時代~
2014 12.6-11.3-11.5-11.6-11.7-11.8-11.2-12.0
2013 12.5-10.8-11.2-11.5-11.6-12.0-11.9-12.1

過去10年の平均ラップタイム
12.37-11.08-11.39-11.69-11.79-11.84-11.51-11.99
1.33.66



ラップ傾向

(過去記事のごく一部修正)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、道中は形としては一旦落ち着きつつ、勝負所である程度の加速が入る展開。

ここの特徴は、(本来向こう正面の下り坂によって締まりやすいはずの)道中が比較的落ち着いたペースで進む…ということで、普段の中山1600mのイメージをそのまま当てはめて考えると危険。

水準としては"緩む"という程ではないので、一定の持続力はやはり問われるのだが、適性的には、勝負所の変化に対応するための切れが必要になり、それらをバランス良く備えたタイプが中心にはなりそう。

そしてそのリズムから、距離短縮組の好走もよく見られて、スピード一貫&粘りという、マイル(or短距離)に特化したタイプの扱いには注意しておきたい。

※近年、前半の速い展開が連続して現れたこともあったため、持久力の部分も少し加味して考えておきたい。


好走の条件
・切れ&持続力をバランス良く備えていること



予想


◎コナコースト
桜花賞は、前半の速い流れを番手から進めて、直線もしっかりと粘り込んだ2着。結果としてもあの馬さえいなければ…というところだったし、シンプルに強い内容だった。
走法的に距離を延ばして得をするか?は微妙なところがあったタイプなので、ここ2戦は度外視するとして、改めてマイルに戻って巻き返す可能性は十分にあるはず。
今の馬場では外枠もそこまで気にする必要はなさそうだし、推し切っておきたい。

○サウンドビバーチェ
切れと持続力のバランス…ということで言えば、それを体現しているような馬で、反応の良さと粘り強さを併せ持っていて、ここには合っている印象。
今回は斤量を背負う立場ではあるので、その点での厳しさはあるだろうが、今の馬場で中枠から無理なく流れに乗りつつ…という競馬をすれば、残る可能性は十分。注目したい。

▲フィアスプライド
ここでは昨年3着。その時はハッキリと上がりという内容ではあったが、その直前の秋風Sでは、道中からしっかりと脚を使う形で結果を残しているし、適性の幅はありそう。
ここ2走も重賞でしっかりと好走していて、高いレベルで状態をキープしていそうだし、(昨年から)前進する可能性も視野に入れつつ、注目しておきたい。

注ヒップホップソウル
紫苑Sは、(前半~)道中が締まった展開の中で、ある程度好位から進めつつ→しっかりと粘り込んだ2着。最後差されはしたが、地力を示した。
その時の内容は、とりあえず距離短縮につながりそうなパフォーマンスではあったし、ここで改めて…という可能性は十分。評価は4番手だが、展開次第では頭まで。

△ミスニューヨーク
ここでは2連覇中。前走・京成杯AHも、直後にG1&G2で活躍した2頭に次ぐ3着で、その実力&適性は言うまでもないし、当然ここでは上位扱いになる。
トップハンデを背負う…というところで、何となくこの位置になってしまったが、単独で下げる理由は特にない。食い込んでくる可能性はやはり考えたい。

△ウインピクシス
前走・福島記念は、前半が速くなった流れの中で、好位から進めつつ→しっかりと粘り込んだ格好。4着でも、十分に地力を示したと言える。
マイルは久々になるし、スピード方向に傾いた場合のリスクはあるが、前走の内容自体は距離短縮につながっていいイメージ。相手には考えておきたい。

△クリノプレミアム
ここでは極端なハイペースに巻き込まれた一昨年は崩れたが、本来は中山(&福島)では安定しているタイプ。適性がかなりハッキリしており、この舞台でなら…となる。
前走、東京での直線勝負に対応できず→ここまで甘い人気になるのなら、妙味も大きいし、やはりピックアップはしておきたい。



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