2008年12月25日木曜日

有馬記念の傾向 2008


有馬記念過去10年のラップタイム
過去のラップタイムから傾向を探ってみる。

2007(マツリダゴッホ:2.33.6)
6.9-11.2-11.2-12.1-12.4-13.4-13.2-12.5-11.9-12.4-12.2-11.7-12.5

天候:晴 芝:稍重
上り4F:48.8 3F:36.4
勝ち馬コーナー通過:03-03-03-02
勝ち馬上り3F:36.3


2006(ディープインパクト:2.31.9)
7.1-11.5-11.4-11.3-11.8-12.8-12.9-12.7-12.2-12.8-12.2-11.2-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:48.2 3F:35.4
勝ち馬コーナー通過:12-12-11-10
勝ち馬上り3F:33.8


2005(ハーツクライ:2.31.9)
7.0-11.4-11.7-12.1-12.9-13.0-12.2-11.8-12.0-12.3-12.0-11.4-12.1

天候:晴 芝:良
上り4F:47.8 3F:35.5
勝ち馬コーナー通過:03-04-04-03
勝ち馬上り3F:35.0


2004(ゼンノロブロイ:2.29.5)
7.0-11.6-11.5-11.7-12.3-12.4-12.0-11.7-11.8-11.9-11.6-11.6-12.4

天候:晴 芝:良
上り4F:47.5 3F:35.6
勝ち馬コーナー通過:02-02-02-02
勝ち馬上り3F:35.3


2003(シンボリクリスエス:2.30.5)
7.0-11.2-11.2-11.2-11.6-12.3-12.9-12.6-12.2-12.7-11.7-11.7-12.2

天候:晴 芝:良
上り4F:48.3 3F:35.6
勝ち馬コーナー通過:06-06-05-02
勝ち馬上り3F:35.3


2002(シンボリクリスエス:2.32.6)
6.8-11.5-12.5-12.9-12.0-12.7-12.8-12.3-11.5-11.8-11.4-11.7-12.7

天候:曇 芝:稍重
上り4F:47.6 3F:35.8
勝ち馬コーナー通過:06-06-06-06
勝ち馬上り3F:34.6


2001(マンハッタンカフェ:2.33.1)
6.9-12.0-12.1-12.1-12.7-13.6-13.2-12.6-11.8-11.5-11.3-11.3-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:46.1 3F:34.6
勝ち馬コーナー通過:07-08-11-09
勝ち馬上り3F:33.9


2000(テイエムオペラオー:2.34.1)
7.2-12.0-12.5-12.2-12.3-13.0-12.7-11.9-11.3-11.8-12.3-12.2-12.7

天候:晴 芝:良
上り4F:49.0 3F:37.2
勝ち馬コーナー通過:14-12-12-11
勝ち馬上り3F:36.4


1999(グラスワンダー:2.37.2)
7.1-12.6-13.1-12.5-13.2-13.4-12.9-12.7-12.1-12.3-12.4-11.0-11.9

天候:晴 芝:良
上り4F:47.6 3F:35.3
勝ち馬コーナー通過:11-10-07-03
勝ち馬上り3F:34.6


1998(グラスワンダー:2.32.1)
7.1-12.0-12.9-11.3-11.4-12.5-12.5-12.2-11.6-12.2-12.3-12.5-11.6

天候:曇 芝:良
上り4F:48.6 3F:36.4
勝ち馬コーナー通過:08-08-06-04
勝ち馬上り3F:35.3


平均ラップタイム(超スローの1999年を除く)
7.00-11.60-11.89-11.88-12.16-12.86-12.71-12.26-11.81-12.16-11.89-11.70-12.24
2.32.14




傾向
この距離なのでさすがに前半はかなり緩んでいるのかと思ったが、実際には
確実に緩むのは1~2コーナーくらいで、それ以外の部分では平均的に12秒前後を
刻み続けるようなレース全体を通しての持続力が問われる形で、各馬の本当の
地力が試される舞台だと言える。

どちらかと言うと前半のペースには各年である程度のバラつきが見られるのだが、
後半はほぼ確実に超ロングスパート合戦になっており、それこそがこのレースで
最も特徴的なところだと言える。

これは2コーナーから向こう正面にかけての下り坂というコース形状による部分が
大きく、その前の上り坂とコーナーによって一旦落ち着いていた流れがすぐさま
断ち切られて、残り1200mの地点から坂を下りながらスピードが上がっていき、
そのスピードを維持したままレースの勝負所を迎えるという構図である。

平均のラップタイムで考えれば、ラスト6Fの全てのラップが12秒から±0.3秒以内に
収まっているというのは、他ではまず考えられないほどの持続力勝負であることが
分かると同時に、想像以上に厳しいレースなのだと思い知らされる。

そしてこの厳しさこそが有馬記念のアイデンティティであり、グランプリと呼ばれ、
その年を締めくくるのに相応しいレースとして確立された理由ではないだろうか。

この厳しいレースで好走するには、地力の低い馬は当然のことながら、持続力がなく、
切れ味のみで勝負するような馬ではまず無理で、高い持続力と持久力がなければ
話にならない。

脚質的には向こう正面の下り坂がどの程度の速さで流れるかに掛かってはいるが、
普通に考えたら明らかに差し馬有利なラップである。
しかしここに出走してくるような馬たちのレベルまでいくと、ある程度速い流れを
先行しても、ラストまで持続する脚を使える馬も多く存在して、どちらかと言うと
好位から進めた馬の方が良い結果を得られている傾向が強い。


好走する条件
・高いレベルの持続力&持久力を併せ持つこと
・上記の条件をクリアしていることを前提に、好位につけられること

危険な馬
・一瞬の切れ味に特化したタイプの馬







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