2008年12月16日火曜日

中日新聞杯回顧 2008


中日新聞杯結果
ヤマニンキングリー1.59.534.004-06-05-03
フサイチアソート1.59.534.104-04-04-03
イケトップガン1.59.633.116-16-17-17
オペラブラーボ1.59.633.804-07-08-08
センカク1.59.734.602-02-02-02
シンゲン1.59.734.008-07-07-06
マイネルスターリー1.59.734.204-04-05-06
シゲルフセルト1.59.733.909-09-08-08

天候:晴 芝:良
上り4F:46.1 3F:34.4
前半1000m:61.4
12.0-11.3-12.1-13.0-13.0-12.0-11.7-11.3-11.3-11.8

レース評
過去2年とも前半3Fが33秒台のレースが今年は35.4秒というゆったりとした
スタートとなり、しかも道中が13.0秒を2つも記録しているように相当に
緩んだ展開となった。
確かにどの馬がハナを奪うのか分からないようなメンバー構成ではあったが、
このコースでこんなにも緩い展開となっては予想としてはお手上げ状態で、
実際に上位2頭は締まった流れでは厳しくなると予想していた切れ味自慢の
馬の独壇場と化した。

そんな流れの中3着には持続力だけなら上位としたイケトップガンが33.1秒
という圧倒的な脚を使って食い込み、次戦以降も注意しておかなければ
ならない。(決してフロックではない)
またオペラブラーボ、シンゲン、マイネルスターリー、シゲルフセルトあたりの
巻き返しも十分期待できる。
それにしても最近の重賞レースはスローペースが多すぎる気が…。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ヤマニンキングリー
前半ゆったりとした流れのロングスパート合戦ではすでに結果を出していたし、
好位のいいポジションで進められれば、この結果は当然のこと。
それでもまだ厳しい流れの展開では結果を出していないので、この結果を
鵜呑みにするのは危険を伴う。

フサイチアソート
ヤマニンキングリー同様緩んだ流れからの切れ味勝負であればこのくらいの
結果は十分出せる馬。
この馬も締まった流れでは厳しくなる可能性は高い。

イケトップガン
最後方で脚を溜めての直線勝負だったが、どの馬もなかなか止まらないような
展開でここまで食い込んだのは評価できる。
道中が締まった展開となって各馬の地力が試されるようなレースであれば
重賞制覇も十分あり得る。

オペラブラーボ
4コーナーで少し窮屈な場面は見られたが、敗因はやはり決め手勝負となって
前の切れ味自慢が止まらなかったことだろう。
決して切れないわけではないが、それよりも持久力争いに強い馬だけに
この展開は向かなかった。
当然次戦以降の巻き返しは十分期待できるが、初めて間近でこの馬を見た感想
としては、ここが単なる通過点となるほどの馬ではないような気がしている。
ここに入ってもしっくりきてしまう感じで、一流馬が持つような迫力には
欠けていたような…。



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