2008年12月14日日曜日

阪神JF展望 2008


予想
1戦しか経験していないような馬もいて、経験したレースがスローからの
決めて勝負であったとしたら、その馬は結局切れ味しか示していないことになり、
ラストは必ず持久力が必要となってくるここで力を出せるかどうかは
ほとんど未知数に近い。
したがって今回はそのようなどっちに転ぶか分からないような馬の評価は
ほどほどにしておいて、これまでにここへの適性を少しでも示しているような
馬を中心に考えたい。
基本的にはマイル以上の経験があって、尚且つそのレースが締まった流れで
あれば、積極的に狙っていきたいところ。

◎ブエナビスタ
初戦は緩い展開の決め手勝負で位置取りの差が影響しただけで、2戦目は
12.6-10.8-11.6-12.4-12.1-12.0-12.0-11.4
という持続力が問われる展開を楽々突き抜けていて、これはもう能力を
認めざるを得ない。
馬体をみても実が締まっておりこのメンバーの中に入れば馬が違う。
普通に勝ちそう。

○ジェルミナル
やはり1800mで2連勝しているのは大きい。
どちらのレースも道中が緩んだ展開ではあったが、それでもここに入れば
スタミナの面で確実に違ってくるはず。
当初はこちらを本命にしようと思っていたのだが、考えていくうちに
相手の像がどんどん大きくなっていき、やむなく対抗に…。

▲ダノンベルベール
緩んだ流れの前走はともかく、2走前の芙蓉Sは締まった流れの持続力勝負で
僅差の2着。
例年通り前半が速くなり、ラストが持続力&持久力が問われる展開となれば
自然と上位に浮上するのではないか。

注デグラーティア
1200mしか経験がないのであまり信用はできないが、馬体を見てもレースを
見ても一本調子で走るような単純なスプリンターとは思えず、ここも十分
こなせるのではないか。

△レディルージュ
能力的には少し微妙だが、前走は厳しい流れを自ら動いていって勝っていて
持久力という点ではここに入っても上位争いできる存在。

△ルシュクル
ファンタジーS組で再考するなら、道中が緩い決め手勝負で後方から最後まで
じわじわと伸びてきていたこの馬だろう。
馬体的にも距離延長は問題なさそうで鞍上の強化も好材料。
個人的にもPOG指名馬なので応援したい。

△ワンカラット
前走は道中が相当緩く展開に恵まれた感が強いが、それよりもレベルの高かった
デイリー杯2歳Sの0.5秒差の6着の方が評価できる。
能力的には少し厳しいかもしれないが、ここへの適性はありそう。





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