2009年11月14日土曜日

京王杯2歳S展望 2009


コース改修後の過去のラップタイムは以下の通り。

2008 12.4-10.9-12.1-12.1-11.4-11.0-11.7 35.4-34.1
2007 12.4-10.9-11.7-12.2-11.9-11.4-12.2 35.0-35.5
2006 12.6-11.1-11.4-11.9-11.6-11.4-12.6 35.1-35.6
2005 12.5-11.3-12.1-12.5-11.7-11.1-12.1 35.9-34.9
2004 12.5-11.3-11.6-12.1-11.5-11.5-11.6 35.4-34.6
2003 12.4-10.9-11.8-12.0-11.6-11.2-11.9 35.1-34.7

過去10年の平均ラップタイム
12.47-11.07-11.78-12.13-11.62-11.27-12.02
1.22.35(35.32-34.90)




傾向
ラップタイムを見ると、前半はこの距離としてはゆったりとしたスタートから、
道中は4F目がしっかりと緩む展開、その後はラスト3F~2Fにかけて加速して
上がりの速い形となる。

コース改修後のみなのでサンプル数は少ないが、このレースは各年の間での
ラップのバラつきが小さくなっているため、展開的にはほとんど後傾の形を
想定してよくて、当然重要なのは勝負所での切れと直線勝負で伸び切るための
持続力ということになる。

また改修後の東京では、ラスト3Fからのスパートになることが多いのだが、
ここの場合は各馬がじっくりと待ってから仕掛けているためか、ラスト2Fが
最もラップの速い形になっていて、そのこととスローからの上がり勝負という
展開が重なることで、余計に前の馬有利になると考えられる。

ただし前から進める馬でも適性的に加速についていけなかったり、最後まで
伸び切れないような馬では話にならないので、脚質よりもまずはその点を
見極めておくのが先決。


好走の条件
・勝負所での切れ&末脚の持続力


予想

◎エイシンアポロン
まず前走の速~遅~速という展開はここに近いものだし、単純に道中の1Fが
短くなっただけだと考えれば、前後半3Fの水準も十分に勝ち負けレベル。
それに加えて前々走の野路菊Sでは上がりそのものの性能の高さも示していて
ここでは普通に押し切れても不思議ではない。

○ノーワンエルス
この馬の場合ここへの適性のみを考えればほとんど未知数に近いのだが、
それでも前走のパフォーマンスの高さはどうしても見逃せないレベル。
ハイペース戦のあとだけに掛かったりしなければ、能力の高さで押し切っても
おかしくない。

▲ハーティンハート
前走の道中はさすがに緩すぎる流れだったが、それでも前3Fの水準はここと
同レベルの流れだし、上がりでもスピードが落ちたのはラスト1Fだけで
勝負所での究極的な加速にも普通に対応していた。
だとすれば、同じような展開で距離短縮なら普通に残れていいのでは。

注アニメイトバイオ
前走同じ舞台でレコード勝ちしている訳だが、馬場差まで考慮するとここで
勝ち切るにはあと一歩足りないという印象。
それでも適性的には十分示しているので上位には確実にきそうな雰囲気。

△ドロ
前走の内容だけだとあと一歩足りないのだが、ラストが11.5-11.5という
ラップで抜けている内容は可能性を感じさせる。
1度叩いた上積みまで考えればもっと上位を目指せるかもしれない。

△タイセイワイルド
前走のダートは度外視するとして、前々走ではとりあえずの決め手を示し、
それ以前のマイル戦の内容をみれば先行力もある程度ありそう。
あとはそれが同時に使えるかという問題になるが、この舞台なら少なくとも
終いに賭けてある程度上位に食い込むということは可能だろう。






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