2009年11月15日日曜日

エリザベス女王杯展望 2009


予想
テイエムプリキュアがいるので展開的にスローは考えづらい。
しかし同馬の逃げは既に織り込み済みで相手にされない可能性が高いので、
前は大逃げ、後ろはミドルペース~やや速いくらいの展開で、基本的には
持久力優先、末はある程度速い持続力勝負という想定でいきたい。

◎ブエナビスタ
待ってました…という舞台。
基本的には持久力が相当に高くて距離はある程度長い方がいいし、勝負所での
一瞬の切れ味にやや課題があるために、3コーナーの下りから徐々に加速できる
このコースはベストに近い。
能力は抜けていてもさすがに全盛期の勢いはなくなったカワカミプリンセスや、
未だにレベルが疑問視される4歳世代が相手なら、ここは圧勝でいいのでは。

○カワカミプリンセス
地力では上でも、さすがに以前のようなパフォーマンスは期待できない。
それでも前走ではハイペースで前が崩れる展開を、あと1つという出来と
リトルアマポーラより1kg斤量を背負って、という条件でもしっかり上位には
残っていて、1度叩いた上積みを期待して最後にもう1度だけ見直してみたい。

▲リトルアマポーラ
昨年勝っているのだから適性的には当然合っていて、今年もほとんど同じ
ような展開が予想されるだけに、確実に上位にはくるだろう。
それでも3番手評価にしたのは、単純にカワカミの評価を上げたことと、
個人的に鞍上に対して信用し切れないという理由から。
(無駄に急がせそうな予感)

注ムードインディゴ
前走は展開的には向いたとは言え、そのパフォーマンス自体はかなり高い。
ただしその内容は少し中距離的な要素に頼り過ぎな感もあって、同じように
控えた競馬をすればここでもほぼ確実に上位には来るだろうが、前半で早めに
行っての持久力勝負という形で上手くいった履歴がないだけに、勝ち切れる
ところまではイメージ出来ない。

△ブロードストリート
末の破壊力という意味では相当な力を持っていて、直線の長いコースに替わる
ことは好材料だが、それでも持久力に関しては個人的に少し疑問を持っていて、
距離延長がプラスに向くとは思えない。
そういった意味では道中を積極的に行くか、控えるかによって結果は大きく
変わってきそうな雰囲気。

×ミクロコスモス
距離延長はプラスとは言えない。
さらに切れはあっても末の持続力という点では上の馬達には負けるだけに
一角を崩すというのもなかなか難しい。

×メイショウベルーガ
最近の成績を見ると、結果が出ているのは9F戦のレースを通した持続力勝負、
緩い流れからの切れ味勝負、など中距離的な要素を活かした形が多くて、
逆に持久力がしっかり問われるところではそれほど…という履歴。
実力は認めるものの、この舞台ではしっかり控えて最後に掲示板圏内に
突っ込むといったあたりが妥当なのでは。

×ニシノブルームーン
前走では厳しい流れを前から良く粘っていて、その地力の高さは示した。
それでも同じような内容で着順が上位のリトル、カワカミをどうやったら逆転
できるのか分からない…。


外国馬について(シャラナヤ)
オペラ賞を見る限り、おそらくラストの粘り勝負を後方から差し切るという
内容で、持続力勝負という点では当然合っていそうだが、速い上がりでの
パフォーマンスには疑問を感じる。(外国馬は大体いつもそうだが)
したがって前半が相当速くなり、上がりの形が12秒台(/F)を刻み続けるような展開にでも
ならない限り、前には届かない印象が強い。





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