2011年4月3日日曜日

大阪杯展望 2011


過去のラップタイムを調べると以下の通り。

2010 12.1-11.1-12.8-12.3-12.0-12.2-11.6-11.5-11.7-12.2
2009 12.6-11.5-11.9-11.9-12.1-12.8-12.1-11.9-11.2-11.7
2008 12.5-10.8-12.2-12.1-12.0-12.3-12.0-11.5-11.6-11.7
2007 12.8-11.5-13.1-12.6-12.2-12.2-11.9-11.7-11.4-12.0
2006 12.8-11.6-12.5-12.6-12.5-12.4-12.3-12.2-12.3-13.3
2005 12.7-10.4-12.0-12.0-12.1-12.4-12.2-12.0-11.5-11.7
2004 12.7-11.3-11.9-12.0-12.2-12.1-11.8-11.9-11.3-12.4
2003 12.7-11.0-11.9-12.0-12.0-12.3-11.8-11.9-11.3-12.2
2002 12.7-11.3-12.3-12.1-11.8-11.8-11.7-11.7-11.7-12.0
2001 12.4-11.0-12.2-11.9-11.6-11.8-11.7-11.8-11.8-12.2

過去10年の平均ラップタイム
12.60-11.15-12.28-12.15-12.05-12.23-11.91-11.81-11.58-12.14
1.59.90




傾向(過去記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース、道中は極端には緩まずにある程度
締まった展開から、ややロングスパート気味の上がり勝負という形。

このレースの道中は、速いという訳でもないがそれ程楽もしていられないため、
一定の持久力はやはり問われて、それに加えて仕掛けの早さによって終いの
部分ではかなり長い脚が必要となるため、結局は各馬の地力が反映されやすい。

またこの舞台の特徴として、差し馬が3~4コーナーで前との差を詰めるために
脚を使ってしまい、結果的に持続型の逃げ馬が残りやすいというものがあるが、
近年は道中が少し緩くなって、以前よりも上がりのスピードが重視される傾向が
あるため、地力で粘るタイプでは少し足りなくなっているのかもしれない。


好走する条件
・持続力を持っていること


予想

◎ダノンシャンティ
前走では持久力という点でも一定のものを示した形だし、持続力という点では
ここでは元々1枚抜けた存在なはず。
適性的に考えれば、とにかく今回は前進(復活)が期待できそうな条件が整った
という印象で、斤量は背負うが、単純に馬体を見てもこれは5番人気というのが
?というレベルでは。

○ヒルノダムール
前走は持続力が売りという馬が最後あっさり差されたという内容で、さすがに
物足りない部分もあったのだが、あと1つこの馬のベストパフォーマンスを期待
できる(かもしれない)条件として思い当たるのはここ。
この先トップレベルで勝ち切れるか、好走までに甘んじるのか、(個人的には)
最後の試金石という感覚で注目したい。

▲ドリームジャーニー
状態さえ問題なければ、まだまだ威張っていい存在だと思うが、厳しい流れを
持久力の高さで浮上するのが身上というタイプで、相対的に周りの馬が止まるか
どうかが大きなポイント。
そう考えると、前半でそこまで引っ張られない2000mでは、好位から押し切れる
可能性は高くなるので、評価としてはこのあたりが妥当に思える。

注キャプテントゥーレ
前走はまずまずの持続力を発揮した形だし、ここは重賞を勝っている舞台では
あるが、本来は道中が落ち着いて溜め→切れを発揮できてこそというタイプで、
今の馬場&このレベルでそんな悠長なことになるのかどうか…。
もちろんマイペースで進められる可能性はあって、これ以下の評価にはしづらい
部分もあるのだが、このメンバーで1番人気争い…というのは違和感を感じる。

△ダークシャドウ
裏付けとしてはさすがに乏しいのだが、セントライト記念の全く淀みのない展開
でも浮上出来ていたり、阪神内回りのフラットな展開への適性は感じる。
周りのレベルも一気に上がって厳しい条件ではあるが、一応注目はしてみたい。

△エイシンフラッシュ
前走である程度の地力は示した格好だが、レースを通して持続するという展開に
対しては、さすがに皐月賞だけでは裏付けが薄い印象。
何かを語るのはここを見てから…という感覚。

☆リディル
ここに対する裏付けは皆無と言っていい馬ではあるが、馬体的な面や、結局は
崩れていないという部分で、素材としての魅力は感じる。
とりあえずこのレベルの中での位置付けを見ておきたい。





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