2011年4月15日金曜日

桜花賞回顧 2011


レース総括
■やや速い前半から、早仕掛けで終いが少し掛かる展開
■一定の持久力&切れ&末の持続力が問われた


桜花賞結果
マルセリーナ1.33.9 34.3 15-16
ホエールキャプチャ1.34.0 34.3 15-17
トレンドハンター1.34.1 34.2 17-18
メデタシ1.34.3 34.8 17-12
フォーエバーマーク1.34.5 36.0 01-01
ハブルバブル1.34.6 35.2 07-11
ダンスファンタジア1.34.6 35.5 04-05

天候:晴 芝:良
上り4F:47.2 3F:35.4
前半4F:46.7
12.1-11.0-11.5-12.1-11.8-11.3-12.0-12.1




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半やや速く、道中は一旦落ち着く形ではあるものの
極端には緩まずに、勝負所での早めの仕掛けからラスト2Fの時計が少し掛かる
という展開。

今回は、前の馬が1400mのような競馬をしたために終いの部分のラップが崩れ、
それにつき合わずに後方で自らのペースを保った馬が上位を占めた形で、この
コース特有とも言える、前と後ろでは競馬の性質が異なるレース…という印象。

とりあえずここでは上位の差し馬に絞って考えると、まずは前半の速さにはある
程度引っ張られているので、一定の持久力は問われていて、最後はしっかり速い
上がりを使っていることから、切れ&末の持続力の戦いだったと言えそう。

したがって今回の上位馬に関しては、厳しい流れに後方待機が嵌まったという
訳ではなく、自らの特徴をしっかり示した内容だったので、ほとんど同じような
適性が問われるオークスに対しては、直接的につながる可能性が高そう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

マルセリーナ
内でしっかりと溜めて、終いの部分でも結果的に完璧な軌道を通ったという点も
大きいと思うが、一瞬の切れと最後まで止まらないという部分はしっかり示して
いるし、勝負所での余力という点でも、やはり勝ち馬に相応しい内容だった。
オークスに向けては、(個人的なイメージでは)この馬は元々中身で勝負する
持久力に優れたタイプで、むしろ今回の終いを伸び切れるかどうかという点を
懸念していたくらいなので、距離延長はそもそも歓迎のはず。
当然、最有力候補という扱いでいいだろう。

ホエールキャプチャ
今回の場合、これまでの道中を(積極的or結果的に)受け流す競馬とは一線を
画している内容で、地力に関する1つの裏付けが取れたという雰囲気。
この先の距離延長に関しては、持続力に偏った多くのクロフネ産駒のイメージに
よって懸念される部分もあるのかも知れないが、この馬の場合はそのような
一本調子ではなく、(以前にも書いたような気もするが)ブラックシェル型の
溜め→切れも備えたタイプなので、おそらく問題にはならないはず。
当然上位争いはしてきそうな雰囲気。

トレンドハンター
最後方からの競馬ということもあって、道中である程度脚を使う形から終いまで
良く伸びたという内容。
それでもこの馬のゆったりとしたフットワークからも、もう少し道中の方から
勝負したいイメージはやはり受けて、距離延長して、よりサバイバル的な要素が
含まれたレースになった方が(相対的に)実力を示せそう。
とりあえず持久力に関しては1つ上の裏付けを持っている馬なので、オークス
での前進には大いに期待したい感覚。

メデタシ
上位の中でも道中でかなり脚を使っている内容を示していて、最後の部分でも
しっかり浮上してきているあたり、なかなかの持続力を発揮した格好。
それでも(多少狭くなった部分もあったとは言え)上位3頭にはアッサリと交わ
されていて、前走に引き続き、一瞬の切れという部分での問題を露呈した形で、
この先ある程度舞台を選ぶ…という可能性はありそう。

フォーエバーマーク
1400mピッタリの競馬ながら最後まで良く粘ったという内容で、単純に距離短縮
すればすぐにでも巻き返せそうな雰囲気ではある。
ただこの馬の場合は、ある程度溜めが効くタイプではあるので、ここまでの前傾
ではなく、前後半イーブンくらいの展開を作り出すことが出来れば、マイルでも
結果が出せてもいいようにも思える。
とりあえずもう1戦見守りたい。

ハブルバブル
上位3頭とは差があるかもしれないが、一応浮上する雰囲気はあったし、終いの
部分ではまともに追えない瞬間もあったので、ここで見限る必要はなさそう。
持久力に関しても一定の裏付けは持っている馬だけに、(出走できるようなら)
オークスでも上位争いの1頭ということにはなりそう。

ダンスファンタジア
スタートからゴールまで一定に近い水準で走り切ったという内容で、なかなかの
持続力は示した格好だが、阪神JFやクイーンCとは違って道中の締まった展開
だっただけに、それで結果を出せなかったことはある意味深刻。
もちろんこの先、距離短縮という簡単な解決策はありそうだが、それをやったら
最後という気もするし、本来の地力を発揮できる舞台or展開に出会うまで長い
目で見守りたい…という感覚。



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