2019年5月26日日曜日

目黒記念展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • 道中高い水準の流れから→早い段階で脚を使い切る展開。
  • 高い持久力が問われる。
  • 予想◎ブラストワンピース

過去のラップタイム

2018 7.3-11.4-11.5-12.7-12.4-12.0-12.0-12.1-12.0-11.8-11.4-11.3-11.8
2017 7.2-11.0-11.2-12.7-12.4-12.3-12.1-12.3-12.4-12.2-11.3-12.0-11.8
2016 7.3-11.2-11.2-12.8-12.6-12.2-12.3-12.4-12.0-11.7-11.5-11.5-11.9
2015 7.1-11.5-11.7-12.3-11.9-11.8-12.0-12.5-12.2-11.7-11.6-11.4-12.0
2014 7.1-11.6-11.2-12.6-12.5-12.4-12.4-12.3-11.8-11.9-11.8-11.4-12.0
2013 7.6-10.9-11.0-12.2-12.3-12.2-12.1-12.0-12.0-12.1-11.8-11.5-11.9
2012 7.2-11.1-11.1-12.0-12.0-12.1-12.7-13.2-12.6-11.8-11.1-11.6-12.1
2011 7.0-10.9-11.0-12.4-12.7-12.4-12.1-12.3-12.4-12.6-11.4-12.1-13.2
2010 7.2-11.5-11.9-13.0-13.2-13.1-12.8-12.8-12.9-12.4-11.4-10.8-11.8
2009 7.2-11.5-11.2-13.0-13.1-12.8-13.3-13.5-12.5-12.5-12.6-12.5-13.3

過去10年の平均ラップタイム
7.22-11.26-11.30-12.57-12.51-12.33-12.38-12.54-12.28-12.07-11.59-11.61-12.18
2.31.84




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいの流れで、道中は極端に
緩む場面がなくある程度締まった展開になり、上がりはロングスパート気味
&ラスト3Fで一気に加速して→直線はやや右肩下がり…という形。

このレースの特徴は、とにかくこの距離としては道中水準が高いということで、
何よりもまずは持久力が重視されるため、それによって地力の低い馬が自然と
振るい落とされる格好になる。
(その点がハンデ戦にも関わらず実績馬の好走が目立つ結果につながっている)

また、道中の厳しさに加えて上がりの部分に関しても、徐々にペースアップする
形から→勝負所で一気に加速という形になり、要は早い段階で力を使い切って→
その後の惰性勝負になるイメージで、その点でもやはり、純粋な持久力が重要な
要素になることは間違いない。


好走する条件
・高い持久力があること



予想


◎ブラストワンピース
まずは何故ここにいる?感。有馬記念で圏内に入った馬…とかではなく、完全な
地力勝負の中での、正真正銘の勝ち馬。圧倒的な違和感。
前走・大阪杯は、勝負所のコーナーが速い展開で、外を回すと脚を使い過ぎる
パターン。タイプ的に上手く立ち回るのも難しく、だからと言って立場的に何も
しない訳にもいかなかったし、あの結果もまずは仕方のないところ。
休み明けだったそこで叩いて、今回は状態面でも上積みが見込めるだろうし、
59kgだろうが何だろうが、人馬ともにここでは負けられない。素直に期待。

○ルックトゥワイス
ここ2戦はともに、後半にかなり偏った展開。少し他力本願的な部分があるこの
馬には難しかったし、度外視できる。
日経新春杯は、厳しい展開を最後しっかりと浮上しての2着。指数的にも高い
ものになっているし、相手は天皇賞でもハイパフォーマンスを発揮して2着。
持久力では当然上位に扱えて、ここは巻き返しが期待できる場面。
単純に、アルゼンチン共和国杯のような、極端なスローにさえならなければ。

▲ゴーフォザサミット
超ハイペースになった札幌記念は、中団のある程度引っ張られるポジションから
進めつつ→勝負所を積極的に攻めた内容で、最後は厳しくなったものの、崩れ
切らずになだれ込んだ格好。その時、同じように厳しい競馬でも→崩れ切らず
…という内容を示した馬は、その後、多くが重賞で活躍しているし、この馬の
地力もやはり認めていいはず。
斤量はやや見込まれたが、ここの持久力勝負で巻き返す可能性は考えてみたい。

注ムイトオブリガード
昨年の青嵐賞は、道中を高い水準で進めつつ→上がりをしっかりとまとめる形で
勝利。そのパフォーマンスはここでも十分上位に扱える。
そのレースも持続力の方に寄った展開だったし、タイプ的には、本来この舞台に
対しては"切れ"の部分でどうか?というのはあるのだが、アルゼンチン共和国杯
では、究極的な決め手勝負でしっかりと好走。何とかなるらしい。
それならば、今回枠もいいところを引いたし、やはり上位扱いにはしたい。

△ソールインパクト
昨年ここでは5着。同舞台のアルゼンチン共和国杯でも2着があり、特に後者の
パフォーマンスは相当に高く、ここでも普通に上位扱い。
海外帰りから長い距離を2戦しての→ここ…というローテにも好感が持てるし、
パワーよりもスピード…という点で舞台替わりもプラス。
ハンデ重賞で好走しているだけ…という見方をされている分、斤量も54kgから
ずっと増えないし、今年は内枠を確保。再度好走する可能性はあっていいはず。

△ウインテンダネス
前走・日経新春杯は、超ハイペースの流れの中で道中押し上げるような競馬。
ペース判断的にさすがにどうか…という内容だったし、度外視できる。
昨年はここを勝利。直前の緑風Sも含めて、パフォーマンス的には普通に上位
だし、ジャパンCでも、ミッキースワロー&サトノダイヤモンドからコンマ4秒
差なら、8着でも立派な方。(そこでも上位に入れそうな馬が今回はいるが…)
休み明けだが、内枠も確保したし、巻き返す可能性はあっていいはず。

△パリンジェネシス
昨年の青嵐賞は、かなり締まった展開の中で、内目を抜け出しつつ→しっかりと
粘り込んで、ムイトオブリガードと同着での勝利。指数的にも同日の目黒記念と
ピッタリ同じという高水準のレースで、相手はその後アルゼンチン共和国杯でも
しっかりと好走。この馬もそのレベルには扱っていいはず。
今回外枠に入ったのは微妙だし、結局は推し切れないのだが、昇級したばかりで
斤量は軽いし、好走の可能性は考えておきたい。



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