2020年1月26日日曜日

アメリカジョッキークラブカップ展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • やや落ち着いた入り方をしつつ→後半徐々に加速していく展開。
  • 持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎ステイフーリッシュ

過去のラップタイム

2019 12.5-11.5-12.7-12.6-12.9-12.8-12.4-11.7-11.8-10.9-11.9
2018 12.8-11.2-12.3-12.5-12.5-12.0-12.2-11.8-11.8-12.1-12.1
2017 12.6-10.8-12.4-11.9-11.9-12.3-11.8-11.9-12.2-11.8-12.3
2016 12.3-11.2-12.8-12.2-12.3-12.0-12.0-11.8-11.6-11.8-12.0
2015 12.6-11.7-13.4-13.2-12.1-11.9-12.1-12.0-11.4-11.2-12.0
2014 12.5-11.1-12.9-12.2-12.4-12.3-11.9-12.3-12.4-11.9-12.1
2013 12.3-11.5-12.2-11.6-12.1-12.2-12.4-12.5-12.1-11.5-12.7
2012 12.6-11.3-13.4-13.2-13.3-12.5-12.4-12.3-12.1-12.0-12.2
2011 13.0-11.9-13.0-12.8-12.7-12.5-11.8-11.4-11.5-11.3-12.3
2010 12.3-11.3-12.7-12.2-12.0-12.4-12.4-12.2-11.9-11.2-12.0

過去10年の平均ラップタイム
12.55-11.35-12.78-12.44-12.42-12.29-12.14-11.99-11.88-11.57-12.16
2.13.57




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりとした流れになり、
道中は一旦は流れが落ち着くものの徐々に加速して行く展開で、そのまま勝負所
までジワジワ加速して→ラスト1Fだけ少し落ちる形。

ここの特徴は、向こう正面の下り坂によって道中のスピードが押し上げられて、
結果的にロングスパートという形になっている点で、ある程度水準の高い道中を
楽に進められる持久力に加えて、末脚の持続力が必須になる。

脚質的には、先行馬も差し馬も一応来ているが、(馬場改修後は特に)前半で
あまりゆったりしていてはなかなか届かない…という雰囲気なので、ある程度
しっかり流れに乗れて→尚且つ上がりでも止まらないタイプを狙いたいところ。
当然、切れ味はあっても使える脚が限定的な差し馬には注意が必要になりそう。


好走する条件
・持久力&持続力が必要



予想


◎ステイフーリッシュ
元々は個人的にセントライト記念をイメージした馬。実際には(関西馬だから
仕方ないが)神戸新聞杯に出走して、昨年の今頃は京都記念…と、縁はなかった
のだが、単純にこの舞台には合っていそう。
追走部分はある程度ゆったりとしたいタイプで、本質的に2000mは少し短い印象
でもあるため、距離延長はプラスに思えるし、持続型という適性面もバッチリ。
今回は満を持してのルメールJ。ある程度流れに乗りつつ→(同騎手らしい)
ロスの少ない競馬をすれば、押し通せる可能性もあっていいはず。期待したい。

○ミッキースワロー
自分の庭。当然有力な存在になる。
超高速9月開催のオールカマーでもしっかりと浮上はして来たのだから、ここで
何も出来ないというのは考えづらいし、前走のような斤量面での厳しさもない。
土曜の競馬を見ると、前の馬が直線で外に持ち出す形が多くなっているため、
後方から外を回す形になった場合、そのロスから差し届かない可能性もなくは
ないし、今回は妙味のある相手を選んだが、可能性は当然考えておきたい。

▲ブラストワンピース
地力の比較では、有馬記念の内容を待ち出してしまえば…というのはあるし、
1つ格上の可能性は当たり前にある。
適性面でも、基本的には真っ直ぐに力を出せる条件の方がいいタイプではある
ものの、勝負所を大きく回れるこの舞台設定は悪くない。
今回は海外帰り初戦で、ここを得意とする(&しそうな)馬たちに期待…という
部分で3番手にはしたが、普通に勝ち切られる覚悟は当然しておきたい。

注スティッフェリオ
この舞台では、オールカマーを勝利。セントライト記念でも好走はしていて、
適性はとりあえず合っている。
しかし、本当のベストはもう少し一貫した展開の方が良さそうなイメージで、
この時期のこの舞台に対しては、スピードに寄り過ぎかも…というのはある。
内寄りの枠を引いて、マイペース逃げからの→粘り込みも十分考えられるが、
扱いとしては相手までにしたい。

△サトノクロニクル
少しゆったりとしたイメージ&後半の脚の使い方の部分で、適性は合いそう。
実際セントライト記念は、ミッキースワロー&アルアイン⇔スティッフェリオに
挟まれた3着。それらの馬がその後もAJCCやオールカマーでしっかり結果を
残していることを考えると、やはり注目はしたくなる。
昨年はシャケトラが復活勝利。そこまで上手くいくか?はともかく、注目。

△ニシノデイジー
はっきりと持続型で、とりあえず方向性は合っているタイプ。
ただし、(走法的に?)あまり外を回していいイメージではないため、この枠
&後方からじっくりという競馬だと、不安もなくはない。
これまでとは違う積極策で新味を出すとか、むしろタイミングを遅らせて内を
突く…など、何かしらの工夫があれば。(乗り替わる意味…的にも)



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