2020年11月7日土曜日

アルゼンチン共和国杯展望(ラップ傾向&予想)2020


まとめ
  • 道中ある程度高い水準から→しっかりと加速する展開。
  • 持久力&切れが問われる。
  • 予想◎ユーキャンスマイル

過去のラップタイム

2019 7.2-11.2-11.9-12.9-12.7-12.6-12.7-12.4-12.0-11.8-11.3-11.1-11.7
2018 7.2-11.8-11.8-12.9-12.9-12.6-13.3-13.0-12.6-12.3-11.1-11.0-11.2
2017 7.4-11.3-11.2-12.2-12.1-12.3-12.2-12.1-11.8-11.8-11.9-11.6-12.1
2016 7.5-11.5-12.5-12.7-12.6-12.3-12.8-12.5-12.4-12.4-11.7-11.1-11.4
2015 7.4-11.4-12.0-13.1-13.1-12.8-12.6-12.7-12.4-12.3-11.1-11.2-11.9
2014 7.2-12.0-11.2-11.7-11.8-11.7-12.1-12.4-12.6-13.1-11.4-11.3-12.0
2013 7.5-11.0-11.4-12.5-12.6-12.1-12.4-12.2-12.1-11.9-11.8-11.6-11.8
2012 6.8-11.2-11.0-12.1-12.3-12.3-12.9-12.6-12.1-12.1-11.5-11.2-11.8
2011 7.3-11.1-11.7-12.2-12.6-12.6-12.5-11.9-11.9-12.0-11.5-11.7-12.5
2010 7.0-11.1-10.8-12.2-12.2-12.1-12.2-12.3-12.1-12.2-11.8-11.6-12.4

過去10年の平均ラップタイム
7.25-11.36-11.55-12.45-12.49-12.34-12.57-12.41-12.20-12.19-11.51-11.34-11.88
2.31.54



ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去の平均ラップタイムを見ると、スタート直後はミドルペースくらいで入り、
道中はこの距離だけに一旦は落ち着くものの極端には緩まない展開で、そこから
ラスト3Fで一気に加速…という形。

ここの特徴は、まずは道中の水準がある程度高い…ということで、追走で無駄な
脚を使わずにしっかりした決め手を発揮するためにも、やはり一定以上の持久力
(有酸素運動能力)がなければ好走は難しいと言えそう。

したがってこのレースでは、(ハンデ戦ではあるが)厳しい展開によって地力で
劣る馬は振るい落とされて、しっかりと実力が反映される…と考えておきたい。

そして、それを前提とした上で、やはりこのコースなので、勝負所での加速に
ついて行ける"切れ"を備えているタイプを選びたい。


好走の条件
・高い持久力を備えていること
・勝負所での切れが必要



予想


◎ユーキャンスマイル
58kg。この斤量でここを勝利…と言えばシュヴァルグランだが、同じように
評価できそうなのが、3歳で56kgを背負って勝ち切ったスワーヴリチャード。
それらは当然、のちにジャパンCを勝つことになる馬たち。
重賞3勝。G1でも掲示板を外したことがない…となれば、このメンバーの中
ではもちろん格上だが、少しだけ(本当に僅かに)背負っている感がある。
その点で今回は結構悩んだのだが、この馬を下げるとして、相手にそれだけの
信頼が置けるのか?と言えば…結局は微妙。やや軸的だが、素直に期待。

○オーソリティ
青葉賞は、前半である程度脚を使いつつ、後半長い脚が問われる展開の中で、
上がりをしっかりとまとめての勝利。
直線まではロスなく進めた…というのはあるものの、パフォーマンス的には、
その時点で既に古馬とも十分戦える水準に到達している。
あとは単純に、今回は故障からの休み明け…という部分。結局そこは走って
みなければ…となるし、フルゲートの大外枠。1つ控える。

▲オセアグレイト
七夕賞は、道悪での中距離一貫という展開。長さのあるタイプで、持ち味である
フットワークがほぼ消された格好。目黒記念に関しても、(道中締まって)内が
優勢になったレースで終始外を回ってきた内容。ともに見直せる。
本質的には、やはり長めの距離で、(純粋な持久力を活かしやすい)ほどほどに
メリハリがつく展開が理想…というイメージだし、ここは巻き返しに期待。

注サンレイポケット
基本は持続方向のイメージだが、今はもう展開や条件に依らず…という状態。
前走のパフォーマンスも高くなっているし、地力では当然上位の扱い。
走法などから、本質的にこの距離か?は微妙なところだし、本質的にこの距離!
と思われる他の上位評価馬に対してどこまで?だが、体力はある馬。
位置取りを間違わなければ、自然と好走とはなりそう。

△サンアップルトン
日経賞は、展開的には恵まれた格好ではあるが、道中を高い水準で進めつつ→
上がりをまとめての浮上。そこの上位は天皇賞でも上位だった訳だし、自身の
パフォーマンスも十分高いものになっている。
東京でも、早春Sの内容であれば十分。前走のラストが少し物足りない部分は
あるものの、半年振りのそこを叩いて、前進を示すようなら。

△バレリオ
前走は、道中が締まった展開の中で、自身も高い水準のラップを踏みつつ→浮上
しての2着。地力は十分に認められる。
元々は、東京の切れ勝負でも結果を出しているタイプではあり、前走の内容と
合わせて考えれば、ここの展開にハマる可能性はあって良さそう。
内枠がどう出るか?というのはあるが、相手には考えておきたい。



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