2020年11月22日日曜日

東京スポーツ杯2歳ステークス展望(ラップ傾向&予想)2020


まとめ
  • 一旦落ち着いて→しっかりと加速する展開だが、水準はそれなりに高い。
  • 一定の持久力&切れが問われる。
  • 予想◎ダノンザキッド

過去のラップタイム

2019 12.9-11.0-11.4-11.8-11.7-11.8-11.7-10.8-11.4
2018 12.7-11.5-12.0-12.3-11.9-11.6-11.6-11.4-11.6
2017 12.4-10.9-11.4-11.8-12.0-12.3-12.0-11.8-12.0
2016 13.0-11.4-11.7-12.1-12.4-12.6-12.0-11.2-11.9
2015 12.9-11.7-12.3-12.4-13.1-13.4-11.5-10.9-11.3
2014 12.7-11.1-11.6-12.4-12.5-12.7-12.3-11.0-11.6
2013 12.7-11.4-11.7-11.8-12.0-11.9-11.6-11.2-11.6
2012 12.8-11.1-11.2-11.3-12.0-13.1-12.2-10.9-11.4
2011 13.3-11.9-12.3-12.9-13.2-13.2-12.2-11.5-12.2
2010 13.0-11.5-11.7-12.1-11.8-12.0-11.8-11.5-11.9

過去10年の平均ラップタイム
12.84-11.35-11.73-12.09-12.26-12.46-11.89-11.22-11.69
1.47.53



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半はミドルペースくらいの流れから、道中はなかなか
スピードが落ちないものの、一旦は落ち着く展開。その後ラスト3F~2Fで大きく
加速して、上がりはある程度速くなる。

このレースでは、以前と比較すると締まった展開が増えていて、ある程度高い
水準での追走でも後半に余力を残せる…という部分で、一定の持久力は欲しい。

それを前提とした上で、やはりこの舞台なので、適性的には"切れ"が重要。
実際に(道悪や厳しい展開による例外を除けば)過去のここの勝ち馬は、基本
的に34秒台前半以内の上がりを使っているし、その点はしっかり問いたい。

脚質的には、しっかりと切れ味を持った馬ならそこまでこだわる必要はないが、
極端に後ろのポジションから…というのはさすがに難しくなるので、やはり中団
辺りまでにつけられる馬の方が信頼はしやすい。


好走する条件
・一定の持久力&切れがあること



予想


◎ダノンザキッド
前走は、新馬戦としてはかなり水準の高い流れで、最後は流しながらの圧勝。
直線入り口での内への切り込みで、少し離れた馬が逃避するほどの圧があり、
馬体もしっかり。地力はやはり高そう。
タイプ的には、切れの部分でどこまで?というのはあるが、前走も一応変化の
つく展開ではあったし、川田Jらしい正攻法で目立つ位置取りにいさえすれば、
とりあえず現段階では普通に抑え込めていいはず。素直に期待しておきたい。

○ジュンブルースカイ
前走は、緩急のついた展開の中で、自身としては前半~道中を一定水準で進めて
→上がりをしっかりとまとめての2着。
その水準は単純に高く、ここでは威張れていいくらいの内容になっている。
馬格のない馬だけに、広いコースの重賞&外枠で、スケール的な部分が問題に
ならないか?というのがあり、本命は断念したが、当然上位には。

▲ヴェローチェオロ
前走では、直線で馬場の悪い内寄りを突いた分、最後伸び負けたが、"脚"自体は
しっかりと使えていた。2&3戦目では一定の地力を示しているし、それらの
合わせ技で、ここでも普通に上位に扱える。
本質的に東京向きか?と言えば微妙だが、(前走の速い上がりに対応出来るの
なら)少しでも引っ張られれば前進を示せそうだし、当然注目はしておきたい。

注ドゥラヴェルデ
新馬戦は、道中かなり落ち着いた流れだったが、直線でしっかりとした決め手を
発揮しての完勝。性能は高そう。
地力の部分での裏付けは現状薄いので、扱いとしてはここまでになるが、この
メンバーの中では特にスケール感のあるタイプ。とりあえずは、あっさりと更新
してくる可能性も考えておきたいところ。

△レインフロムヘヴン
前走は、後方ポツンから徐々に詰めつつ→3~4角で捲る内容(緩い区間なので
無理はしてないが)。直線では真っ直ぐに力を使った相手に伸び負けたものの、
それは仕方がないし、まずまずの性能を示したと言えそう。
ここでは、地力の部分でもう1つ更新してくる必要があるが、好走の可能性は
しっかりと考えておきたい。



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