2020年11月11日水曜日

ファンタジーステークス@阪神回顧(ラップ分析)2020


まとめ
  • 速い入り方から、道中がビッシリと締まった展開。
  • 高い持続力(&持久力)が問われた。

ファンタジーS結果

メイケイエール1.20.1 34.5 04-04
オパールムーン1.20.2 33.5 12-12
ラヴケリー1.20.4 35.0 02-02
オプティミスモ1.20.4 34.2 11-09
ヨカヨカ1.20.5 34.7 05-05
ミニーアイル1.20.5 34.5 08-07

天候:曇 芝:良
上り4F:46.0 3F:34.8
前半3F:34.1
12.2-10.7-11.2-11.2-11.3-11.5-12.0



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、速い入り方から、道中も全く淀みのない流れになって、
後半は減速し続ける形。

個人的に、フィリーズレビューとききょうSの中間…みたいなイメージを描いて
いた中で、それどころではない、完全に突き抜けたスピードレース。
もちろん馬場が速かったというのはあるが、とにかくビッシリと締まった。

当然今回は、その速いスピード水準に居続けられるかどうか?が重要になって、
適性的には、高い持続力(&持久力)が問われた格好。

脚質的には、後方の2頭が間に合っているように、基本的には差し馬優勢とは
言えそうだが、どちらにしても地力が物を言った印象。
上位の力をまずは素直に認めておきたいところ。

フィリーズレビューからの→桜花賞と同じく、溜め(&切れ)の要素が問われる
本番に向けては、どこまでつながるのか?という部分はあるが、その後の短い
ところには十分つながりそうだし、この組はしっかりと注目していきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

メイケイエール
微妙なスタートから、前半全力で掛かって→ポジションを上げた格好。他の馬と
比べて10秒台を1つ多く刻んでいる内容だが、それでも、そこから直線も踏ん
張っての押し切り。危なげ満載だが、強い競馬だった。
これほどハッキリした課題がある中で、もう1つの距離延長というのはさすがに
どうか?となるし、かと言って、若駒のスプリント路線はあまり充実していない
…という問題もある。これはもう急がず、じっくりと…という形でいいのでは。
長い目で見守りたい感覚。

オパールムーン
後方ポツン→決め手を発揮しての浮上。他の馬とは別レースをしたようなもの。
しかし、レースそのものの適性が本番とは少しズレそうな雰囲気の中で、性質が
全く違う競馬をしたことは、"つながり"という部分ではプラスかも。
脚の使い方はここにハマっていた印象で、距離延長に対してはもう少しスケール
感があれば…というのはあるが、とりあえず注目はしてみたい存在ではある。

ラヴケリー
厳しい展開を好位から進めて、途中からは前に圧を掛けるような競馬をしつつ
→直線も粘り込んでの3着。その地力は当然認められる。
距離延長に対しては、ここでこの競馬をしたことがプラスに働くか?は微妙な
ところだし、そこは何とも言えないのだが、もう少し長い目で見た場合、例えば
再び距離短縮した時など、活躍する可能性は十分にありそう。注目していきたい。



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