2022年12月3日土曜日

ステイヤーズステークス展望(ラップ傾向&予想)2022


まとめ
  • 後半長い脚を使う中で、少し加速が入る展開。
  • 持久力は当然、切れ&持続力をバランス良く備えていることが必要。
  • 予想◎ディアスティマ

過去のラップタイム

(長いので変則:3F毎+ラスト6F)
2021 39.9-38.2-38.7-39.7-12.2-11.9-11.7-11.6-11.3-12.4
2020 39.8-38.7-39.7-41.4-13.0-12.2-12.0-11.4-11.4-12.4
2019 38.1-37.7-41.0-37.1-12.0-12.1-11.7-11.5-12.0-12.9
2018 38.7-37.3-38.5-38.9-12.4-11.6-11.7-11.8-11.7-12.6
2017 37.6-37.2-38.2-38.3-12.3-12.0-11.9-12.0-11.7-11.8
2016 38.3-38.9-39.8-39.1-12.0-11.7-11.9-12.2-11.4-12.1
2015 37.9-39.2-37.0-39.0-13.1-12.4-11.6-12.0-11.8-11.9
2014 39.1-37.4-39.1-40.0-12.8-12.1-11.6-11.7-11.6-12.4
2013 36.5-36.3-37.4-39.5-12.8-12.7-13.2-12.6-11.8-12.4
2012 38.1-36.7-39.1-38.2-13.0-12.5-12.0-12.2-12.1-12.6

過去10年の平均ラップタイム
13.11-11.85-13.44-12.86-12.35-12.55-12.79-13.19-12.87-12.85-13.27-13.00-12.56-12.12-11.93-11.90-11.68-12.35
3.46.67 38.40-37.76-38.85-39.12-36.61-35.93



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見れば、前半~道中は(坂によって多少のアップダウンはある
ものの)さすがにこの距離なのでゆったりとした流れになり、レースが動くのは
2周目の向こう正面に入ってから。
そしてレース終盤は、ラスト5F~6Fあたりからペースアップして、勝負所では
さらにもう1段階ギアチェンジするという形。

データ的に見れば決して高い水準という訳ではないが、何はともあれ日本一長い
道中を進めることになるので、勝負所まで十分な余力を残すためにはやはり高い
持久力が必要になる。

それを前提として、後半長い脚を使う中でも、瞬間的に加速する場面が見られる
ため、そこをある程度スムーズに動ける機動力は欲しい。
適性的には、切れと持続力をバランス良く備えていれば安心…といったところ。


好走の条件
・とにかく高い持久力が必要
・切れ&持続力をバランス良く備えていること



予想


◎ディアスティマ
前走・京都大賞典は、かなり久々の状態ながら、キッチリと掲示板は確保。
決め手負けした格好だが、番手から→まずまず上がりをまとめられていたし、
状態面ではとりあえず問題はなさそう。
元々3000m級では、天皇賞6着も含めてしっかりと力を示しており、やはり
上位の扱いになるし、人気でもここは素直に推し切っておきたい。

○アイアンバローズ
昨年ここでは2着。その時は途中から動いてレースを引っ張りつつ、後半は長い
脚を使って粘り込んだ格好。中身の良さ&持続力を示した。
その後の長距離戦線でもしっかり爪跡を残しつつ、パフォーマンス的に前進して
みせたし、弟の菊花賞での好走も含め、3000m級への適性はやはり感じさせる。
再びの距離延長となるここで、巻き返してくる可能性は考えておきたい。

▲ディバインフォース
昨年はここで勝利。その時は後半長い脚を使う展開の中で、外から押し上げつつ
→直線も踏ん張っての差し切り。十分に評価できる内容だった。
前走・京都大賞典は、直線馬群の後ろで少し右往左往する形になって、結局は
浮上し切れなかったが、自身としてはしっかり上がりをまとめられているし、
状態は問題なさそう。この舞台に戻っての巻き返しは当然あっていいはず。

注シルヴァーソニック
昨年3着。その時はあと1つ上げられない…という雰囲気ながらも、しっかりと
粘り込んだ格好。その後の阪神大賞典の内容も含めて、止まらない強さがあり、
何だかんだ体力勝負の3000m級には合っている印象にはなる。
今回はあの天皇賞以来の久々ということで、大丈夫かな?と思ってしまう部分も
あるが、上位に粘り込む可能性はやはり考えておきたい。

△ユーキャンスマイル
超長距離での実力&適性は言うまでもないし、元々示していたもので言えば当然
上位に扱える存在。そして京都よりも阪神に合うタイプということも考えると、
この手の舞台にはハマる可能性がありそう。
前走は、7着ではあったものの、直線で横にスライドするロスがありながらも、
頭からコンマ4秒差。状態も悪くなさそうだし、浮上の可能性は考えたい。



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