2011年3月20日日曜日

中京記念@小倉競馬場展望 2011


とりあえず同舞台で行われるG3・小倉記念を参考にしたい。
過去のラップタイムは以下の通り。

2010 12.1-10.9-11.3-12.3-12.0-12.0-12.1-11.5-11.6-12.1
2009 12.2-10.9-11.6-12.4-12.1-11.6-11.7-11.6-11.8-12.4
2008 12.4-11.2-11.2-12.6-11.9-11.8-11.8-11.5-11.6-11.9
2007 12.4-11.2-11.3-12.6-12.1-12.0-11.8-11.6-11.6-12.1
2006 12.4-10.9-11.4-12.4-11.9-11.7-11.8-11.8-11.7-11.8
2005 12.2-10.6-11.5-12.3-11.8-11.7-12.0-12.2-12.2-11.5
2004 12.2-10.8-11.5-12.5-12.2-11.9-11.7-11.6-11.7-12.4
2003 12.5-11.0-12.3-12.6-12.4-12.0-11.8-11.7-12.3-12.1
2002 12.3-10.9-11.2-12.1-11.5-11.9-12.3-12.2-12.5-12.8
2001 12.6-11.2-11.7-12.4-12.3-11.8-12.0-12.0-12.1-12.1

参考:小倉記念過去10年の平均ラップタイム
12.33-10.96-11.50-12.42-12.02-11.84-11.90-11.77-11.91-12.12
1.58.77




傾向(小倉記念展望記事の転載)
ラップタイムを見ると、前半やや速く、コーナー部分で一旦落ち着くものの
道中は淀みなく流れて、そのまま終いまで一定に近いスピードを維持する形。

このレースは、前半からある程度引っ張られて、その後もあまり息を抜けない
展開が基本となるため、当然のように持久力&持続力が必要になる。

ただし近年に関しては、上がりのスピードが少し速くなる傾向があって、実際に
勝ち馬の上がり3Fの平均タイムを見てみると、2000~2004年の35.86秒に対して、
2005~2009年は34.78秒となっているように、終いの部分を持久力で粘るという
よりも、最後までトップスピードを持続するというイメージに近くなっている。
(※2010年は34.8秒)

したがって一定の持久力があって、長い脚を使えることが大前提ではあるが、
地が強く他力本願で差してくるようなタイプよりも、ある程度の決め手も備えて
いるタイプを中心に見ておきたい。

好走の条件
・一定の持久力&スピード持続力があること


予想

◎バトルバニヤン
前走でも持ち前の持続力をキッチリ発揮しているし、前半で引っ張られる形も
昨年の小倉記念でしっかり対応していて、持久力という点でも問題ないはず。
それを考えたら相対的に斤量を背負うとは言っても、この程度の人気に止まって
いるのは不思議にも思えるし、ここは期待したい。

○セラフィックロンプ
決め手が問われる展開などはともかく、前半で脚を使う形からの余力勝負という
展開は得意で、単純に愛知杯の内容を考えれば、ここでも普通に上位に扱える。
土曜の競馬を見る限り、先行馬が残れない馬場でもなさそうで、ここでは面白い
存在に思える。

▲ブロードストリート
一定の持久力&持続力はしっかり示している馬だし、愛知杯を理由にするので
あれば、この馬も当然上位の扱いにはなる。
なかなか適鞍というのが難しい馬で、ここもベストという訳ではおそらくない
とは思うが、少なくとも前走のような極端な決め手勝負よりかは期待できる。

注ナリタクリスタル
道中~上がりでトップスピードの持続力が問われる1800mよりも、前半で引っ
張られて余力の戦いになる2000mに替わることは確実にプラスで、ここは巻き
返しを期待しても良さそうな場面。
ただし押し切れるかどうかを考えると、やはり終いの部分の持続という観点から
どうしても疑問は感じてしまう。

△ラフォルジュルネ
持続力に関しては間違いなく高いものを持っているし、前走でもまだまだ余力は
感じられて、今の勢いでパフォーマンスを更新してくる可能性はもちろんある。
ただし今のところ前半で引っ張られる形で結果を出していないため、人気程に
信頼するところまではできない…という感覚。

△チョウカイファイト
前半で引っ張られる形から持久力が問われる展開は元々得意な馬で、1度叩いた
上積みがあり、本来の力を発揮できる状態であれば、好走はあり得る。
一応注目はしておきたい。

△オウケンサクラ
データ的に見ると、やはり天皇賞でのパフォーマンスは見逃せない内容を示して
いて、上がりに限界がありそうなタイプ的にも、このコースは合っていそう。
休み明けではあるが、注意はしておきたいという雰囲気。

☆サンライズマックス
1800mで脚を余したような惜敗をしたため、距離が伸びて前進が期待できそうな
場面ではあるが、前半で引っ張られるような形では案外…というタイプ。
乗り替わりなどの好材料もあるが、ここは静観したい気持ちの方が強い。

☆マヤノライジン
速い上がりとかはまず無理だが、引っ張られての持久力&持続力勝負という形に
なれば、浮上してくる可能性は十分ある。
ただしこの馬のことを考えなくてはいけない展開にまでなるかは微妙…。





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