2019年12月10日火曜日

2019香港国際競争さらっと回顧(ラップ分析&雑感)



香港ヴァーズ




2019年 24.87-23.06-25.09-24.68-24.04-23.03 2.24.77

1着グローリーヴェイズ 25.51-23.10-25.09-24.56-23.88-22.63
2着ラッキーライラック 25.71-23.46-24.69-24.56-23.68-23.22 2.25.32
3着エグザルタント 24.87-23.06-25.09-24.68-24.04-23.62 2.25.36
4着ディアドラ 25.99-23.50-24.81-24.68-23.36-23.10 2.25.44

全体的に時計が出ていた馬場を考えても、前半がかなり速い流れ。その分道中は
少し溜めつつ→上がりでもう1度しっかり加速という展開。

速い流れということで思い出されるのは、ハイランドリールが締め付けつつ、
サトノクラウンだけが唯一浮上して差し切った2016年だが、今回には「道中が
締まった」その時とはまた違った厳しさがあり、高い持久力が問われた格好。

そして、この(前半が速い)形の厳しさには、元々日本馬は慣れている。
完勝したグローリーヴェイズも、今年は日経新春杯の前半で引っ張られる展開
(もっと極端な前傾だが)での強い内容がありつつ→飛躍したイメージだし、
参戦した日本馬が全てしっかりと浮上したことは、それと無関係ではなさそう。

脚質的には、この展開なのでさすがに差し有利だと言えて、それを考えると、
逃げて→(勝ち馬はともかく他とは)僅差に粘ったエグザルタントはかなり強い
内容。前年の王者が改めて地力を示した…とは言えそうだし、リスグラシュー
(覚醒後)を破っているのは、伊達ではない…ということだろう。



香港スプリント




2019年 23.71-21.86-22.55 1.08.12

1着ビートザクロック 24.15-21.90-22.07
8着ダノンスマッシュ 24.43-21.86-22.21 1.08.50

馬場を考えれば、前半は平均を下回った扱いで良さそう。その後道中が締まり
つつ→速いスピードを保ったままゴール…という展開。

やや落ち着いた入り方をしての→後半型の持続力勝負ということで、コーナーが
速くなり、外差しはかなり難しいパターンに該当。実際に上位5頭中4頭が内枠
発走で、明らかに内先行有利な展開だった。

その点ダノンスマッシュは、立ち遅れて後ろからになり、勝負所も外を回して
きた内容で、これはほとんどノーチャンスだったと言えそう。
当然、この負けを大きく捉える必要はないだろうし、シンプルに来春に期待。



香港マイル




2019年 25.13-22.87-22.79-22.46 1.33.25

1着アドマイヤマーズ 25.41-22.91-22.71-22.22 
2着ワイクク 25.81-22.95-22.47-22.09 1.33.32
3着ビューティージェネレーション 25.21-22.87-22.71-22.73 1.33.52
4着ノームコア 25.57-22.79-22.75-22.45 1.33.56
5着ペルシアンナイト 25.65-22.87-22.67-22.42 1.33.61
7着インディチャンプ 25.61-22.91-22.75-22.51 1.33.78

前半は超が2つ3つ付くレベルのスロー。その分後半はビッシリと締まった形に
なり、おそらく5Fくらいの長い区間で11秒台前半を刻み続ける展開。
高い持続力が問われた。

アドマイヤマーズは、前過ぎず後ろ過ぎないポジションから進めて、極力ロスを
抑えた好騎乗ではあったが、長い脚が問われた中で最後まで伸び切った内容。

元々ダイワメジャー産駒の中では変化をつけられるタイプではあるが、(斤量が
重かったとは言え)緩急のついた富士Sでの負け方と⇔今回の勝利を考えると、
完成に近づいて→適性がより持続方向に傾いてきているのかも知れない。

ともかく、素晴らしい勝利。先の期待は当然大きい。
(グローリーヴェイズに続いてこの馬も…ということで、デムーロJの立場は
ますます危ういが…)

他の馬に関しては、ノームコアは勝負所で外を回した格好で、伸び切れなかった
ことは仕方のないところ。(それをさらに外から交わしたワイククは強いが)

インディチャンプは、スタートが悪く、直線半ばまでインコースの馬群の後ろで
まともに追えず…という不完全燃焼。
ダノンスマッシュと同様、日本人Jからの乗り替わりで出遅れ。外国人Jによる
ブーストが期待される一方で、やはり乗り慣れていない…という点でのマイナス
面も確実にある、と思わせる出来事(×2)ではあった。



香港カップ




2019年 26.04-23.98-23.98-23.40-23.12 2.00.52

1着ウインブライト 26.28-23.98-24.10-23.24-22.92
2着マジックワンド 26.36-24.10-23.86-23.32-22.90 2.00.54
3着ライズハイ 26.52-24.02-24.06-23.08-22.95 2.00.63

(馬場を考えれば)道中少し落ち着いた場面があった…という程度で、今年の
4競走の中では最も平均に近い展開。

ウインブライトはQE2に続いての勝利。その時は、切れ不問の極端に締まった
展開の中で地力で押し通した格好だったが、今回はもっと上がりに寄った内容。
2つの異なる展開で春秋制覇を成し遂げた点で、より価値は高くなりそう。
素晴らしいの一言。

中山もそうだが、落ち着いて入りつつ→11秒台半ば~後半の(高速というよりも
中速の)ラップを刻み続ける形。この方向性ではやはり相当に強い馬。
とりあえず大阪杯でもう1度見たい。




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