2019年12月13日金曜日

ターコイズステークス展望(ラップ傾向&予想)2019



まとめ
  • ミドルペースから、一旦溜めつつ→ある程度の加速が入る展開。
  • 切れ&持続力をバランス良く備えている必要がある。
  • 予想◎オールフォーラヴ

過去のラップタイム

2018 12.3-10.8-11.1-11.3-11.5-11.8-11.7-12.2
2017 12.5-11.6-11.8-11.8-11.8-11.7-11.2-11.8
2016 12.4-10.8-11.4-11.8-11.9-11.7-11.9-11.7
2015 12.6-11.2-12.1-12.5-12.7-12.0-11.1-11.5

~OP時代~
2014 12.6-11.3-11.5-11.6-11.7-11.8-11.2-12.0
2013 12.5-10.8-11.2-11.5-11.6-12.0-11.9-12.1
2012 12.2-11.2-11.7-11.7-11.7-11.6-11.5-11.8
2011 11.9-11.3-11.5-11.8-11.6-11.6-11.5-12.4
2010 12.6-11.5-11.8-12.3-12.1-11.3-10.8-11.3
2009 12.3-11.2-11.4-11.4-11.4-11.5-11.5-12.3

過去10年の平均ラップタイム
12.39-11.17-11.55-11.77-11.80-11.70-11.43-11.91
1.33.72




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半ミドルペースで流れて、レース全体としては極端な
変化はつかないものの、道中は一旦落ち着く格好から、勝負所で一応しっかりと
加速しつつ→最後まである程度のスピードを保ってゴールを迎える…という形。

ここの特徴は、(本来向こう正面の下り坂によって締まりやすいはずの)道中が
比較的落ち着いたペースで進む…ということで、普段の中山1600mのイメージを
そのまま当てはめて考えると危険。

もちろん緩むという程ではないので、一定の持続力はやはり問われるのだが、
適性的には、上がりにもしっかり対応できるだけの切れが必要になり、それらを
バランス良く備えたタイプが中心にはなりそう。

リズムとしても、ラップの形からは、1600mというよりも1800mに近いことも
あって、どちらかと言えば距離短縮組の方がここには合っていそうで、スピード
&粘りというマイル(or短距離)タイプの扱いには注意しておきたい。


好走の条件
・切れ&持続力をバランス良く備えていること



予想


今回トロワゼトワルが大外枠。それに対するコントラチェックの出方も含めて、
展開が締め付けられる可能性はありそう。
⇒上記の傾向からは少し離れて、特に道中の高い水準に対応できるか?という
部分を重視したい。

馬場に関しては、先週までの競馬は、やはり極力ロスは抑えた方がいい雰囲気
だったが、先週も今週も全力で肥料を散布しているように、見栄えは明らかに
悪く、少なくとも、9月のようなスピードで押し通せる状態ではないはず。

◎オールフォーラヴ
3走前&4走前は、ともに道中がかなり締まった展開で勝利。それらは直線の
長いコースだったが、展開としてはむしろこちら寄りで、自身の走法的な部分も
含めて、今回の舞台に合う可能性は十分にありそう。
前走・府中牝馬Sも、締まった流れを好位からしっかりと粘り込んで、直後の
エリザベス女王杯1、2着馬の間を割った4着。力は当然上位扱いでいいはず。
人気も少し甘くなっているし、ここは推し切ってみたい。

○シゲルピンクダイヤ
秋華賞は、勝負所までは内寄りを進んだ格好だったが、4コーナー~直線では
大外に持ち出しつつ→浮上しての3着。他の上位馬がその部分でロスを抑えた
内容だったことを考えれば、やはり評価していいはず。
古馬水準でのマイルの流れに対しては、現状ではさすがに裏付けは薄いが、距離
短縮は明らかにプラスだし、ここで更新してくる可能性は十分にある。
今回、枠もいいところを引いたし、当然注目はしておきたい存在。

▲フロンテアクイーン
昨年ここでは、外寄りの枠から積極的に前につけて、逃げ馬に圧を掛ける形で
かなり厳しい競馬をしての4着。その内容でも粘れるなら…というところで、
地力では当然上位に扱える。
本質的には、やはりあと1Fくらいあった方がいい印象で、ペースが落ち着き
そうな年ならそれでピッタリだが、今回は飛ばしそうな馬がいる。その点で、
勝ち切れるか?と言うと微妙。⇒少しだけ下げる。もちろん相手には。

注メイショウグロッケ
2走前は、前半~道中がかなり速くなった展開の中で、正攻法の競馬で→完勝。
前走も、性能の高そうな3歳馬を抑え込んでしっかり勝利しているし、実力&
適性ともに、ここでも十分上位には扱って良さそう。
今回、斤量も恵まれた立場になるし、(最内枠がプラスかどうか?は微妙だが)
間違いなくロスの少ない競馬はできる。可能性は考えたい。

△デンコウアンジュ
昨年ここでは3着。その時は、厳しい展開の中で後方から内を捌いて浮上して
来た格好で、恵まれた部分もあるが、自身のパフォーマンスは十分に高い。
今年も同じような枠を引いて、展開的にも、その再現はあっていいはず。
近走も、牡馬の結構強い馬たちを相手に善戦できていて、状態は良さそうだし、
浮上の可能性は当然しっかりと考えておきたい存在。

☆トロワゼトワル
前走・京成杯AHは、馬場を考えても前半~道中をかなり高い水準で進めつつ
→影をも踏ませずに完勝。やはりその地力は認められる。
当然ここでの好走も考えられるのだが、今回は斤量が3kg増えて、枠も大外、
馬場も全く違う…など、このマイナス要素の多さはさすがに気掛かり。
下げ過ぎかも知れないが、ちょっと冷静な見方をしたいところ。

☆コントラチェック
この舞台では、菜の花賞の(前傾の内容での)ハイパフォーマンスがあって、
それにプラスして9FのフラワーCで、後傾の内容で勝利していることを合わせて
考えると、本来はピッタリはまっていいし、復活があるならここ…という場面。
しかし今回は、トロワゼトワルの存在が……。
あっさり行かせて、単独2番手。ほとんどミドルペースでの逃げ…とかなら。

☆エスポワール
秋華賞は、内寄りを進めた馬が優勢になった中で、終始外を回す難しい競馬。
仕方のない負け方。
しかし、道中少し落ち着いた展開であっさりと勝ち切った前走の内容を見ると、
本質的にはどこかで溜めを入れられた方がいいのかも…というのがある。
初めてのマイルで、これまでにないスピードへの対応など、課題は多いかも。



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