2019年12月18日水曜日

朝日杯フューチュリティステークス回顧(ラップ分析)2019


まとめ
  • 前半~道中が速くなり、上がりは掛かった展開。
  • 高い持久力&持続力が問われた。
  • 差し馬有利。

朝日杯FS結果

サリオス1.33.0 35.4 03-03
タイセイビジョン1.33.4 35.3 12-08
グランレイ1.33.6 34.9 15-15
タガノビューティー1.33.6 35.2 14-12
プリンスリターン1.33.8 35.7 09-08

天候:晴 芝:良
上り4F:47.6 3F:35.8
前半4F:45.4
12.2-10.5-11.1-11.6-11.8-11.8-11.6-12.4




レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半から速くなり、道中も締まった展開で、そこから
勝負所で多少の加速は入るものの、上がりは掛かった。

今回の特徴は、やはり前半~道中の速さ。
1週前の阪神JFと比較しても(特に道中の)ペースは速いし、日曜は馬場も
少し進んだ印象になっていたことを考えれば尚更。
適性的には当然、高い持久力&持続力が問われたはず。

脚質的には、徐々に後ろの馬も浮上出来るようになってきた(個人的には完全に
見誤ったが)状況の中での、この前掛かりな展開なので、さすがに差し有利。
実際、勝ち馬以外の上位は中団以降からの馬に占められている。

その点で次戦以降に向けては、好位から負けた馬の巻き返しには一応期待が持て
そうだが、"地の強さ"という観点からは、負けたとしてもそこそこ粘った…的な
姿は見せていて欲しいところ。
⇒何はともあれ、上位の力を信頼…という部分を、基本には置いておきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

サリオス
厳しい展開を好位からの押し切り。最後も一完歩ずつしっかりと踏ん張って、
(単に惰性ではなく)脚を使えていたし、その地力は相当に高そう。
とりあえず、完成度はまだまだ…という印象の中でのこのパフォーマンス。
将来的にどこまで行ってしまうのか?となる。
走法的な部分で、距離延長(&特に5月東京の超高速馬場など)をイメージした
場合、少し考えてしまうところはあるが、それはまぁ、追い追いということに
しておきたい。当然大注目したい存在。

タイセイビジョン
展開的には恵まれた方の立場だったが、勝負所で外からしっかりと進出しつつ
→最後だけあと1つ伸び切れず…という2着。地力は認めていいはず。
イメージ的には、とりあえずはタワーオブロンドンっぽさ。
その点、ゆくゆくは短いところ…という雰囲気ではあるが、その場合マイルでも
ある程度出来るだけの脚があることは、やはり大きな武器だし、王者を狙える
可能性は十分。長い目でしっかりと注目していきたい。



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