2019年12月1日日曜日

チャンピオンズカップ展望(予想)2019



予想


一見するとインティの単騎逃げ…という雰囲気だし、実際にそうなるのかも
知れないが、分かりきっているような状況だからこそ、何となく怖い。

⇒緩急どちらにも対応出来そうなタイプを、そしてここのセオリー通り、内の
馬を中心にして考えたい。
(とにかくメンバーが揃った印象。展開次第では圏内候補はかなり多い)

◎チュウワウィザード
前半流れた帝王賞での、スタート直後にある程度脚を使いつつも→直線もう一脚
…という内容を見て、秋はこの馬を中心に…とは決めていた。
前走JBCクラシックでも、溜め→切れという展開の中で最後迫られはしたが、
一応は勝ち切ったし、ここも考えを貫いておきたい。
走法的に、あまり惰性が効くイメージではないため、中京(の坂上)に対しては
ピッタリという訳ではないのだが、地力の裏付けがしっかりあって、それなりの
先行力を見せている馬が、今回内枠を引いた。とりあえず信頼はしやすい。
福永Jということもあり、2年前のケイティブレイブの、内枠&好位インから
→なだれ込んだだけの4着…というのも頭の中で少しチラつくが、強い気持ちで
それは振り払って、ここは推し切る。

○クリソベリル
前走は、一応締まった展開の中で、後半長い脚を使う形での→完勝。
それとJDDで示した性能を合わせて考えれば、適性面では問題なさそう。
ここの水準での(特に道中の)裏付けは現状さすがにないが、まだ底を見せて
いない扱いの馬。ここでパフォーマンスを更新してくる可能性はある。
地力の部分で(データ的な)拠り所のようなものがないので、結局は2番手の
評価にしたが、今年の3歳は55kg。大型で惰性もある程度効きそうではあるし、
坂上でねじ伏せる目も当然考えておきたい。

▲ゴールドドリーム
前走は、かなり前掛かりな展開の中で、先に仕掛けた馬に押し切られた格好。
内容としては完敗に近く、やや物足りなさが残る…というのも事実。
それでもこの馬は、元々後傾の内容で強さ(決め脚)を見せてきたタイプ。
この舞台ならば、自身の持ち味を活かせる展開の中で、パフォーマンスを上げて
くる可能性は十分にあるし、やはり上位には扱っておきたい。
この枠なので難しさは当然あって、極力ロスなく→直線だけ持ち出す…という
ような競馬を求められるが、ルメールJなので、そこは信頼しておく。

注ウェスタールンド
昨年は、インからの鬼脚で浮上して2着。当然怖い存在。
往々にして前走のように、勝負所である程度積極的に押し上げて…という普通の
差しの考え方だと、この舞台では(コーナーで脚を使い過ぎる)罠に嵌りがち。
しかしスミヨンJは、前走も外をぶん回した訳ではないし、今年も結局(伸び
切れない)外に持ち出す馬(鞍上)はいそうなので、ロスなく…という意識を
持っているジョッキーの前には、道が開ける可能性が十分にある。
昨年の映像は当然観ているはず。頭に焼きついていることを願って。

△タイムフライヤー
前走は、前傾の展開の中で、自身は前後半をほぼイーブンに刻んでの2着。
緩急があまり大きくなる形よりも、一貫した形の方が持ち味が活きる…という
点で、とりあえずここの道中〜上がりに対する適性は備えていそう。
頭を目指す…という点では、直線でもう少し変化をつけられることが必要だが、
最内枠を引き、それなりのポジションから進めれば→上位になだれ込む可能性は
十分に考えられる。
今回はマーフィーJ。とりあえず、スワーヴリチャードと同じ競馬でいい。

△オメガパフューム
昨年は、勝負所では極力ロスを抑えた内容ではあったが、外寄りを周って来ての
→5着。悪くはなかった。
その後(馬格がないタイプ的にどうか?と思われた)斤量も克服して、G1を
2勝。実力は当然上位に扱える。
今年やってきた競馬は、基本的にこのコースには向かないし、デットーリJも
内を捌いてくる印象があまりない…というところで、結局この位置になったが、
浮上の可能性はやはり考えておきたい。

△インティ
東海Sのように、落ち着いて入って、道中以降を締め付けつつ→速い上がりで
まとめる…ということが出来れば、そう簡単には抜かれないはず。
しかし、中距離では一本調子な雰囲気が濃くなりつつあり、近走の内容から、
突っ掛けられて&ハイペースにされると脆い…と、おそらく周りから思われて
いる状況。果たして、その馬が放置されるほど甘いものかどうか…。
内枠なので、睨みをきかして1角までに勝負をつけられれば、もちろん頭まで
だが…、とりあえず近走逃げているロンドンタウンあたりは気になる。

☆ワンダーリーデル
前走は、展開的には恵まれた格好だが、単純にハイパフォーマンス。
カフジテイクやサンライズノヴァなど、ここでもある程度浮上した馬たちと比較
しても遜色ない(むしろ超えている)くらいだし、可能性はあってもいい。
過去のそれらの馬は掲示板前後まで…というところで、結局のところ強くは推し
切れなかったのだが、内を捌くなど、鞍上に工夫があれば。一応注目。

☆ワイドファラオ
前走は、激しい展開の中で、前半脚を使いつつも→まずまず粘った扱い。
後半は、勝負所で少し狭くなったというのもあり、差し馬に一気に前に出られた
ことで、直線まともには追っていないし、内容を考えれば悪くはないはず。
外寄りの枠に入ったのは微妙だが、好位を取り切って、極力ロスを抑えた騎乗を
すれば、粘り込む可能性はあるかも。

☆サトノティターン
前走は、道中がかなり締まった展開で、ラスト5Fのラップも(馬場差を考慮
すれば)ここの平均にかなり近い。
大型で惰性がかなり効くタイプ。坂上は強そうだし、この舞台にも合う可能性が
あり、元々もう少し高い評価にするつもりだったのだが、流れに乗り切れるか?
という部分で日和って、結局上位には推し切れず…この位置。

☆ヴェンジェンス
前走は、展開的にははまった格好だが、自身も道中をかなり高い水準で進めつつ
→上がりをまとめての勝利。地力は当然認められる。
しかし何はともあれ、大外枠か…の一言。
それでも強気な競馬をすれば…とも思ったが、幸Jは展開待ち…の模様。
もちろんその可能性もない訳ではないが、苦しい立場になってしまうかも…。



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