2020年5月8日金曜日

京都新聞杯展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • ある程度引っ張られつつ、一旦溜めて→上がりは長い脚を使う展開。
  • 一定の持久力&末脚の持続力が問われる。
  • 予想◎アドマイヤビルゴ

過去のラップタイム

2019 12.6-10.5-12.3-12.2-12.4-12.4-12.4-11.8-11.7-11.5-12.1
2018 12.5-10.5-11.7-11.7-12.1-13.2-12.6-12.1-11.3-11.4-11.9
2017 12.7-11.1-12.8-12.4-13.1-13.1-12.7-12.6-11.6-11.5-11.6
2016 12.4-11.1-12.6-12.3-12.4-12.3-12.8-12.2-11.8-10.8-11.9
2015 12.3-10.7-12.2-12.1-12.1-12.6-12.5-11.9-11.4-11.9-11.6
2014 12.2-10.3-11.6-11.6-12.0-12.5-12.5-12.1-12.8-11.6-11.8
2013 12.2-10.4-12.3-12.0-12.3-12.3-12.6-12.3-12.1-11.8-12.0
2012 12.2-10.6-11.4-11.7-12.1-12.8-12.5-11.9-11.3-11.5-12.0
2011 12.5-11.0-12.3-12.4-12.4-13.2-13.1-12.3-11.2-11.3-11.8
2010 12.4-11.1-12.4-11.6-12.4-13.3-12.8-12.1-11.7-11.5-11.5

過去10年の平均ラップタイム
12.40-10.73-12.16-12.00-12.33-12.77-12.65-12.13-11.69-11.48-11.82
2.12.16




ラップ傾向

(過去記事の一部修正)

過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペース~やや速いくらいの流れで、
道中では一旦しっかり落ち着く場面がありつつ、3コーナーの下り坂から徐々に
加速して行き、上がりは最後まであまり止まらない形になる。

このレースでは、道中が緩む場面があるとは言っても、距離も長いし、上がりの
部分で伸び切るためには追走で無駄脚を使わない走り方が出来る…ということが
やはり重要で、結果的には一定の持久力が問われる。

さらに終いの部分がロングスパートの形になりやすいことから、当然のように
末脚の持続力を持っていなければなかなか好走は難しく、一瞬の切れで主張する
ようなタイプは、基本的には割り引いて考えたい。

またこの先に向けては、道中がある程度締まった流れになった年は、ダービーに
つながりやすくなっているので、その点には注目しておきたいところ。


好走する条件
・末の持続力(&一定の持久力)があること



予想


◎アドマイヤビルゴ
前走は、前半引っ張られる展開の中で、自身も高い水準のラップを踏みつつ→
しっかりとした決め手を発揮しての勝利。単純にそのパフォーマンスは、(芝
だけなら)ここでは普通に抜けた扱いになるし、レース全体としてのリズムも
十分につながりそうなイメージ。後半の脚の使い方も文句なし。
馬格のない馬だが、チョコチョコした走りにはならないし、1Fの距離延長も特に
問題にはならないはず。素直に期待しておきたい。

○ファルコニア
前々走は、かなり締まった展開の中で、自身も追走部分で極端に脚を使いつつ
→上がりをまとめての勝利。その地力&持続力は当然認められる。
前走スプリングSに関しては、緩い流れだったが、結果的には外差しが浮上した
レースで、この馬は道中で押し上げた分→最後少し伸び切れず…という4着。
内容的には仕方ないと言えるし、ここはシンプルに巻き返しに期待したい。

▲ディープボンド
2走前アザレア賞は、道中を高い水準で進めて、積極的な仕掛けから→上がりを
まとめての2着。最後も離されず食らいついていたし、その地力は認められる。
前走・皐月賞は、荒れた内を通り、直線半ばからは他の伸び方を察して→追って
いる振り…くらいの内容だし、2頭以外にはそこまでの大負けはしていない。
今回相手は当然弱化。巻き返す可能性は十分あっていいはず。

注キングオブドラゴン
相手なりに走って掲示板を確保…が続いているが、前走は、4コーナーで少し
後れを取りつつ→最後詰めて、脚を余したような内容。
2走前&3走前は、直線外を通った馬が脚を伸ばした中で、この馬は内寄りを
通った内容で、どれも見直せる要素がある…という負け方になっている。
ゆったりと見える走りからこの条件は悪くないし、注目はしたい。

△サペラヴィ
2走前の水仙賞では、締まった展開の中で、自身も道中をかなり高い水準で進め
つつ→上がりをまとめての3着。その後結果を出しているガロアクリークには
先着している訳だし、地力は認めていいはず。
末をあまり伸ばせない点で、京都外回りに対してはどうか?というのはあるが、
何かしらが飛ばしての→体力勝負になれば、浮上の可能性はあるかも。

△マンオブスピリット
前走は、水準自体はそこまで…ではあるものの、最後の部分をしっかりと伸び
切る形での勝利。リズムとしても、ここにはつながって良さそう。
地力の裏付け的には、現状では結局この評価までになってしまうが、正直言って
決め手に乏しいメンバー構成の中で、そこは1つ威張れる部分。
展開(orパフォーマンスの更新)次第ではやはり浮上の可能性はありそう。

△ホウオウエクレール
上がりにはハッキリと限界があるが、大きな走りをして、厳しくなってからの
惰性が結構効き、前半飛ばす内容でも→そこそこ粘りは見せる…という馬。
その点、今回もある程度引っ張りつつ…という競馬になると思うが、勝ち馬の
"強い競馬"をお膳立てしつつ→自身もある程度残る可能性はあっていい。
この舞台なら、大逃げでもいいのかも知れない。ちょっと面白い存在。

★プレシオーソ
示しているパフォーマンスではナンバーワン争いの馬。……ダートだが。
実際にスピードに対応出来るか?は結局のところ未知数だが、馬体的には脚元の
柔軟性はあるし、芝もこなす可能性はあって良さそう。
レースの時間帯は雨予報。降り始めも少し早まった雰囲気があり、この馬的には
流れがきている。一応注目はしておきたい。



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