2020年5月29日金曜日

葵ステークス展望(ラップ傾向&予想)2020



まとめ
  • 前半である程度脚を使いつつ→上がりもあまり落ちない展開。
  • 一定の持久力&持続力が問われる。
  • 予想◎グリンデルヴァルト

過去のラップタイム

2019 12.4-10.7-10.9-11.2-11.2-11.6 34.0-34.0
2018 12.1-10.8-11.0-11.0-11.2-11.9 33.9-34.1

~OP時代~
2017 12.6-11.0-11.3-11.6-11.5-12.5 34.9-35.6
2016 12.4-11.0-10.9-11.1-10.9-11.6 34.3-33.6
2015 12.3-10.5-11.2-11.4-11.2-11.4 34.0-34.0
2014 12.1-10.4-10.9-11.1-11.1-11.9 33.4-34.1
2013 12.1-10.8-11.0-11.2-11.4-12.2 33.9-34.8
2012 12.3-10.6-11.0-11.4-11.3-11.4 33.9-34.1
2011 12.4-11.0-11.4-11.6-11.3-11.6 34.8-34.5
2010 12.1-10.4-10.8-11.1-11.5-11.7 33.3-34.3

過去10年の平均ラップタイム
12.28-10.72-11.04-11.27-11.26-11.78
1.08.35 34.04-34.31




ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、前半まずまずの流れから、勝負所は耐える、もしくは
少しだけ加速を示しつつ→最後だけ落ちる形。

ここでは、前半3Fで言えば34秒近くのタイムで入っているのだが、2F目で
ペースがしっかりと上がっていて、脚は使っている格好。
形としても、このコースとしては前傾と言っていい展開になっていて、当然
一定の持久力は問われる。

また後半は、(ラスト1Fは落ちるものの)上がりのタイム自体はやはり速く、
最後までスピードを落とさない持続力を備えていることも重要で、その点が、
1400~1600mをこなせるタイプの好走につながっている印象。

結局は「厳しい流れに耐えつつ→上がりをしっかりとまとめる」ことが必要な
ハイレベルなレース。まだ"G"は貰えてないが、厳しく地力を問いたい。


好走の条件
・一定の持久力&持続力があること



予想


速い馬が揃っている印象。とりあえず、少し受け流しつつ→末をまとめられる
タイプを中心には見ておきたい。ただ、何かが抜けている予感しかしない…。

◎グリンデルヴァルト
前走は、締まった展開の中で、ある程度流れに乗りつつ→しっかりと上がりを
まとめての勝利。そのパフォーマンスはここでも普通に上位に扱える。
前々走に関しては、ここに出走している馬たちに負けているが、後方から直線
横に大きくスライドしつつ、本気で追えたのはラストの1Fにも満たない内容。
ゴール後は先頭まで到達しているし、シンプルに脚を余した…でいいはず。
今回も(おそらく)引っ張られる展開の中で、枠&位置取り的にハマって良さ
そうだし、それでいて人気は甘い。ここは積極的に推してみたい。

○ビップウインク
前走は、速い流れの中で、前半は他の様子を見て少し受け流しつつ→上がりを
しっかりとまとめての完勝。
単純にそのパフォーマンスは高くなっているし、前後半イーブンに近い脚の使い
方は、十分ここにつながっても良さそう。
大外枠だが、今回も速い馬たちを眺めつつ、無理せずに末を伸ばす内容ならば、
普通に好走はしてくるはず。

▲ビアンフェ
デビュー当時から500kgを超えていた馬ではあるが、前走は550kg。成長分が
あるとしても、いくら何でも…といったところ。
とりあえずそれは度外視するとして、朝日杯で刻んだペースはここの平均よりも
普通に速いくらいだし、それでもラスト1F辺りまではしっかり粘っていた内容を
考えれば、やはりその地力は相当。距離短縮での巻き返しは期待できる。
競合が多く、前走ハナを譲った馬がまた内側にいる難しさはあるが、当然注目。

注ケープコッド
クリスマスローズSは、引っ張られる展開の中で、自身イーブンに近い内容の
ラップを刻みつつ→キッチリと差し切り。
その時のパフォーマンスはここでも十分上位に扱えるし、経験した2つの厳しい
7F戦でもそこそこの粘りは見せていて、"持続"的な方向性も悪くない。
最内枠からどう捌くか?という難しさはあるが、注目はしたい存在。

△ワンスカイ
前走は、実質的にかなり厳しい展開を、ある程度流れに乗りつつ→正攻法で押し
通しての勝利。その地力は当然認められる。
元々7Fで速い上がりも示している馬で、ワンペースということもないし、ここの
展開にも十分対応は出来て良さそう。
結果的にこの評価にはなったが、勝ち負けする可能性もしっかり考えたい。

△マイネルグリット
3連勝で重賞を制してから、なかなか結果を残せていないが、前走は、締まった
展開の中で、最後ジワジワと詰めた内容。この時期に58kgの斤量、カリオストロ
からコンマ4秒差なら、9頭中の5着でもむしろ評価していいはず。
ある程度戻ってきている…ということなら、元々止まらない強みがあり、激しい
流れになった場合に浮上する目はあっても良さそう。

△アルムブラスト
カンナSは、パフォーマンス的にはそこまで…ではあるものの、速い馬場での
スピードレースを、外からキッチリと差し切った格好。
その絶対的に速いスピードの中で→末をしっかりまとめる内容は、ここの展開に
つながっても良さそうだし、更新は当然必要になるものの、とりあえず可能性は
考えてみたい存在。



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