2021年8月26日木曜日

北九州記念回顧(ラップ分析)2021


まとめ
  • 平均弱の入り方から→上がりにもある程度余力を残した展開。
  • 持久力&持続力が問われた。

北九州記念結果

ヨカヨカ1.08.2 34.4 03-03
ファストフォース1.08.4 34.7 03-03
モズスーパーフレア1.08.4 35.2 01-01
シゲルピンクルビー1.08.4 34.4 07-06
レッドアンシェル1.08.5 34.5 07-06

天候:雨 芝:稍重
上り4F:45.9 3F:35.0
前半3F:33.2
11.7-10.6-10.9-11.2-11.7-12.1



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半平均弱くらいの流れから(遅くはないが)、後半は
早めの仕掛けながら、馬場を考えれば極端には落ち込まない…という形。

今回は、この舞台らしく、2F目以降が一直線に減速していく形にはなっているの
だが、前後半3Fの差が1.8秒。平均で2秒を超えるレースにおいては、それなりに
上がりにも余力を残した扱い。

適性的には、持久力はもちろん問われているものの、それと同時に、ある程度の
持続力が必要になったイメージ。

脚質的には、後半が落ち過ぎない持続寄りのレースという点で、まずは好位の
馬が優勢に。あとはその中で、インコースから距離的なアドバンテージを取った
馬を、馬場のいい所を通った馬が少しだけ上回った格好。
どちらにしても、後ろからの馬は勝負所で押し上げづらく、難しくなった。

この先に向けては、斤量面などで細かい上げ下げは必要だろうが、とりあえずは
上位馬の実力(特に持続力)を評価しつつ、後方から負けた馬の巻き返しにも
注目といったところ。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ヨカヨカ
好位から終始外々を回した格好で、自身の前後半3Fを見れば33.8-34.4。
馬場のいい所を通りつつ、無理をし過ぎない脚の使い方から→上がりをしっかり
まとめての勝利。"いなし"が上手いイメージの幸Jらしい好騎乗だった。
もちろん馬自身もパフォーマンスを更新。この先、もっとタイトな戦いになった
場合や、斤量が加算された場合にどうか?だが、当然注目はしていきたい。

モズスーパーフレア
今回は、基本的に好位の馬に向いた展開を作った訳だが、それでもこのレースを
前から押し通すことは本当に難しい。その中で毎年恒例の、斤量を背負っての→
粘り込み。健在!というところを示した。
スプリンターズSは、昨年のような外差し条件にならなければ…だが、本来は
得意な舞台。当然引き続きしっかりと注目したい存在。



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