2022年6月3日金曜日

葵ステークス@中京回顧(ラップ分析)2022


まとめ
  • 前半速い流れから、後半は徐々に減速しつつも、止まり切らない展開。
  • 持久力&持続力が問われた。

葵S結果

ウインマーベル1.08.2 34.4 08-08
コムストックロード1.08.6 34.7 10-09
ブレスレスリー1.08.6 34.7 09-09
ウインモナーク1.08.6 35.1 03-02
カイカノキセキ1.08.7 34.7 11-11

天候:晴 芝:良
上り4F:46.2 3F:35.0
前半3F:33.2
11.8-10.2-11.2-11.5-11.6-11.9



レースラップ分析&雑感

ラップタイムを見ると、前半が速い流れになって、(最後まで大きくは落ち込ま
ないものの)後半は一切の加速がなく、徐々に減速していく形。

今回の特徴は、やはり前半の速さ。当然まずは、しっかりとした持久力を備えて
いることが重要になった。
一方で後半に関しては、この舞台らしく、厳しい展開でも"耐える"だけでなく、
"続ける"ことが必要な形になっていて、適性的には、持続力が問われた。

脚質的には、少し控えて(やや前傾の内容から→)ある程度上がりをまとめた
馬が基本的には上位に入った。前半の厳しさ&止まり切らない上がり…という
ところで、前&(極端に)後ろの馬には難しくなった印象。

この先に向けては、晴れてグレードが貰えた中で、今回も格に恥じない展開に
なったし、上位の地力は十分に認められる。サマースプリントなど、この路線の
レースにつながっていく可能性は当然ありそう。注目していきたい。


各馬について

出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ウインマーベル
ある程度流れに乗りつつも、少しだけ控えたポジションからロスなく進めて、
上がりをしっかりとまとめての完勝。
同じ舞台で言うと、中京2歳Sの内容から、前後半ともにきっちりとレベルを
上げてきた…という雰囲気で、とりあえずは順調な成長が窺える。
周りよりも1つ斤量を背負っていた中で、このパフォーマンスが出来るのなら、
当然この先の活躍も期待はできそう。しっかりと注目していきたい。

ウインモナーク
スタートはジワっと入った格好だが、その後少しポジションを上げて、上位の
中では最も前から進めつつ→粘り込んでの4着。地力を示した。
これまでの6F戦では、自身としてはイーブン&後傾の内容だった中で、新味を
出したと言えるし、適性の幅という部分で、この先の可能性が広がった雰囲気。
次がどこになるのか?分からないが、巻き返しの期待はしておきたい。



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