2010年1月24日日曜日

AJCC展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.3-11.8-12.5-12.2-12.7-12.4-12.0-12.1-11.6-11.7-12.6
2008 12.7-11.3-12.7-12.3-12.2-12.1-12.1-12.2-11.8-11.9-12.3
2007 13.0-11.3-12.3-11.9-11.7-11.7-11.8-12.1-12.0-12.0-13.0
2006 13.0-11.6-12.5-12.0-12.2-12.0-11.9-12.1-12.0-11.6-12.3
2005 12.7-11.3-11.9-11.6-11.7-11.9-11.8-12.1-12.0-12.2-12.2
2004 12.1-11.7-12.9-13.0-13.2-12.9-12.8-12.2-11.7-11.3-11.7
2003 12.7-11.4-12.1-12.0-12.3-12.0-11.9-11.9-11.8-12.0-12.4
2002 12.5-11.7-12.5-12.5-12.3-12.7-12.1-12.0-11.7-11.6-12.1(東京開催)
2001 12.4-11.1-12.3-12.1-12.5-12.0-12.2-12.3-12.1-12.3-12.5
2000 12.3-10.9-13.2-12.9-13.1-12.7-12.1-11.9-11.7-11.4-11.2

過去10年の平均ラップタイム(2002年は除く)
12.58-11.38-12.49-12.22-12.40-12.19-12.07-12.10-11.86-11.82-12.24
2.13.34




傾向
ラップタイムを見ると、前半はミドルペース~ややゆったりとした流れ、道中は
一旦流れが落ち着いた後、徐々に加速していき、勝負所でも極端には加速せずに
ある程度のスピードを刻み続けて、レース後半はフラットに近い形になる。

ここの特徴は、向こう正面の下り坂によって道中のスピードが押し上げられて、
結果的にロングスパートという形になっている点で、ある程度水準の高い道中を
楽に進められる持久力に加えて、末脚の持続力が必須になる。

脚質的には、長い脚を使わされる展開でも案外先行馬が有利となっていて、
これは前半である程度楽が出来ることと、道中も積極的に(意識的に)ではなく
コース形状によって自然と速くなっていることがおそらく大きくて、一定以上の
持久力を持った馬であれば十分余力が残せるということだろう。

したがってここでは持続型の先行馬がまずは狙い目だと言えて、逆に切れ味は
あっても使える脚が限定的な差し馬には特に注意しておきたい。
(差し馬には道中~上がりでのかなり高いパフォーマンスが要求される)


好走する条件
・持久力&持続力が必要


予想

◎デルフォイ
持久力の高い馬で、前走も休み明けでいきなり好走して見せたが、タイプ的に
合っているのは前走の舞台よりも明らかにこちらに思える。
そこからの上積みは当然あるだろうし、行き脚も全くない馬ではないので、
好位から理想的な形でレースを進められそうなここでは期待して良さそう。

○ネヴァブション
昨年の勝ち馬だが、持久力&持続力は高く本質的にこの舞台は合っている。
問題はこの馬のスピード(切れ)で勝負になる馬場状態かどうか…だが、
土曜のレースを見る限りある程度条件は揃ってきた印象は受ける。
あとは好位のいいポジションさえ確保出来れば。

▲マイネルキッツ
持久力&持続力はかなり高く、本質的にはこの舞台は合っているが、決め手には
とことん欠ける馬なので、前から押し切るタイプの馬をどうしても残しそうな
イメージが湧いてしまう。
積極策に出て、直線を向くまでにどれだけ詰められるか…といったところ。
(外を回すようなら少し厳しい)

注トウショウシロッコ
長い脚が使えるタイプで、この舞台にはかなり合っている馬だが、他の実力馬を
差し置いて突き抜けられるだけの決め手までは持っていない。
普通に周ってくれば当然上位にいると思うが、勝ち負けまではある程度展開的な
助けが欲しいところ。

△キャプテントゥーレ
メンバー的には楽な展開に持ち込めそうではあるが、基本的に溜めてからの
一瞬の切れ味で突き放す…ということがしたいタイプなので、道中から長い脚を
使う展開でどこまで粘れるか…。
もう少し前半からのスピードを活かせる舞台で狙いたい感覚。






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