2010年1月28日木曜日

平安S回顧 2010


レース総括
■前半速く、その後は(後続にとっては)一定のスピードを刻む形
■持久力&持続力勝負


平安S結果
ロールオブザダイス1.51.1 36.7 08-08-08-05
ダイシンオレンジ1.51.2 37.0 05-04-05-04
ネイキッド1.51.6 37.6 04-04-04-03
ダイショウジェット1.51.8 37.6 05-06-05-05
トーセンアーチャー1.51.8 37.2 10-10-09-09
アドバンスウェイ1.52.0 38.3 02-02-02-01

天候:晴 芝:良
上り4F:50.0 3F:37.4
前半1000m:61.1
11.9-11.2-12.4-12.5-13.1-12.6-12.0-12.6-12.8




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、道中は向こう正面で一旦
緩む展開、その後3~4コーナーで一気にペースが上がって、ラストは少し
時計の掛かる形。

今回の特徴はやはり前半の速さだと言えて、当然まずは持久力が必要となり、
(勝負所での仕掛けの早さも考慮すれば)先行した3頭あたりには特に厳しい
レースだった。

一方で後続にとっては、道中の緩んでいる場面では前との差を詰めているので、
速い前半から道中~上がりで一定のスピードを刻み続けるような展開だったと
考えられて、ある程度流れに乗りつつ、少し控えて前半の速い部分を受け流し、
持続する脚を発揮した馬が上位を占めた格好。

今回の形であれば当然、上位馬の地力に関しては信頼していいと思うが、1つの
懸念として残るのは、時計の掛かるダートだったという点で、この先に向けては
特にスピードへの対応に関して、他のレースによる裏付けは欲しいところ。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ロールオブザダイス
G1・3着から一気に重賞制覇と、充実振りは間違いのないところではあるが、
戦歴を見る限り、時計的な面での裏付けは無いに等しい…というのも事実。
つまり今回のパフォーマンスに関しても馬場の助けがあった…という見方を
出来なくもなくて、G1に向けては(馬場がどうなるかは分からないものの)
道中のスピードが上がった場合、それに対応できるか慎重に見極めたい。

ダイシンオレンジ
前半である程度引っ張られた馬の多くが最後はなだれ込むだけ…という形に
なる中で、ラストまでしっかり脚を伸ばしているあたり、かなりの持久力を
備えているのは間違いない。
あとは極端に道中が速くなる展開が未経験なので、それをどの程度の水準まで
耐えられるか…という点を見極めたいところ。


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