2010年1月5日火曜日

京都金杯展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.6-10.7-11.2-11.8-11.6-11.9-11.4-11.7
2008 12.5-11.4-11.4-12.3-11.4-11.3-11.2-12.1
2007 12.3-11.2-11.7-12.2-11.6-11.0-11.6-12.3
2006 12.2-11.1-11.8-12.2-11.8-11.2-11.4-12.3
2005 12.7-10.8-11.5-11.7-11.7-11.6-11.8-12.2
2004 12.2-11.0-11.2-11.6-11.6-11.8-11.5-12.4
2003 12.3-10.5-11.8-12.2-12.1-11.6-11.5-11.7
2002 12.4-11.0-11.7-11.9-11.7-11.6-11.6-11.9
2001 12.6-11.2-11.8-11.9-11.5-11.1-11.6-11.7
2000 12.3-10.9-11.8-11.7-11.5-11.7-11.9-11.6

過去10年の平均ラップタイム
12.41-10.98-11.59-11.95-11.65-11.48-11.55-11.99
1.33.60




傾向
ラップタイムを見れば、前半はミドルペース、道中は極端に緩みはしないが
一旦は息をつけるくらいの流れ、その後ラスト4Fからある程度速いスピードを
維持しつつラスト1Fだけ少し落ちる形。

このコースらしくスピード持続力の戦いといったところだが、前半が極端に
速くなることがないために、過去の例では好位の馬がそのまま押し切る形が
案外多くなっている。(もちろん開幕馬場というのも大きいはず)

したがってここでは基本的に持続型の先行馬を軸としつつ(中途半端に前を
追い掛けて無駄脚を使った馬が最後に止まることを想定して)そこに直線まで
溜めて周りとは一味違う決め手を発揮できるタイプが絡むというイメージ。


好走する条件
・スピード持続力があること


予想
メンバー的にある程度速い馬が揃った感もあり、それ以上にマイネルレーニアの
鞍上が佐藤哲Jに戻ったので、近走のような中途半端な形にはならず、マイネル
2頭が競り合うとも思えないものの、例年以上に速くなる可能性はありそう。

◎スマートギア
初のマイルではあるが、ある程度速いスピードで引っ張られる形はむしろ都合
いいくらいで、タイプ的に前半をゆったりしたいステイヤー気質という訳では
ないので、おそらく対応は出来るだろう。
あとは好位から持続する脚を使って残れるタイプが何頭いるか…という問題。

○ライブコンサート
最近の負け方は道中でじっとして上がりでそこそこの脚を使ってなだれ込む
…というものばかり。
本来は道中をもっと積極的に行って、地力を発揮する形でこそ活きる馬で、
ある程度速い流れが予想出来るここなら浮上できる可能性は十分。
(鞍上は当てにしづらいが…)

▲マイネルファルケ
さすがにここでは前走ほどの楽は出来ないはずなので、G1・2着という実績は
それ程重視すべきではないが、元々スピード持続力に関してはなかなかのものを
持っている馬で、ここでも十分好走できるはず。
ただし道中が一定以上の速さになると少し一本調子な面が出てきて、押し切れる
までのイメージは湧かない…。

注クラウンプリンセス
前走の敗因は不可解な騎乗と距離だと言ってよく、距離短縮と太宰Jに戻った
今回は十分巻き返せる条件。
道中~上がりに関してはこの相手でも十分出来るだけのパフォーマンスは
見せているので、あとは前半をどう捌くかというところだけ。

△タマモサポート
昨年の勝ち馬で、その時の内容がかなりのスピード持続力を発揮してのもので、
同じパフォーマンスを発揮できるなら当然勝ち負けまであっていい。
状態さえ戻っていれば…という扱い。

△フィールドベアー
道中~上がりの持続力はなかなかのものを持っているが、終いの部分で突き抜け
られるだけの切れがなくて、イメージ的には複勝圏内まで。

△ドラゴンファング
前走は相当に強い内容だったが、現状ではマイルでの実績はないに等しく、
そこが曖昧なまま敢えて狙いたいとは思わない。




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