2010年1月31日日曜日

根岸S展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.2-10.6-11.3-12.1-12.1-11.6-12.2(34.1-35.9)
2008 12.2-10.7-11.4-12.0-11.9-12.0-12.5(34.3-36.4)
2007 12.5-10.8-10.9-11.7-12.0-12.7-12.9(34.2-37.6)
2006 12.2-10.8-11.6-12.1-12.3-12.2-12.5(34.6-37.0)
2005 12.5-10.9-11.6-12.3-11.9-11.7-12.1(35.0-35.7)
2004 12.3-10.9-11.6-12.1-12.3-12.1-12.7(34.8-37.1)

過去6年の平均ラップタイム
12.32-10.78-11.40-12.05-12.08-12.05-12.48
1.23.17(34.50-36.62)




傾向
ラップタイムを見ると、前半がかなり速くなり、4F目からほぼ一定のスピードを
刻むような展開で、最後が少し落ちる形。

この展開だと、まずはどの馬もある程度前半で引っ張られるので、当然持久力が
問われて、尚且つレース後半では長い脚が必要となるために、末脚の持続力を
持っていることも重要になる。

脚質的には、ちょっとした展開の違いで先行も差しも決まる舞台だと言えるが、
それよりもこれだけの厳しい流れなので、地の強い馬が順当に勝ち負けする
可能性の方が大きいように思える。


好走する条件
・持久力&持続力があること


予想
速いタイプがある程度揃っているので、ペースはかなり速くなりそう。
そうなると先行勢で残れるのは相当な力量の持ち主だけで、基本は持久力の
高い差し馬になりそう。

◎ワイルドワンダー
2年前の勝ち馬だが、前半の速いペースに引っ張られてそこから持続する脚を
発揮できる馬で、展開的にはかなり合っている。
さすがに忙しすぎた前走は度外視するとして、前々走の武蔵野Sを見てもやはり
厳しい展開では確実に伸びてくるタイプなだけに、ここは期待してもよさそう。

○セイクリムズン
ハイペースへの耐性も十分にあって、尚且つ控えたらその分だけの脚も使える
タイプで、ある程度控える形を取ればここでも通用しても良さそう。
周りに流されず、自身のペースを守れるかどうかが鍵。

▲スーニ
距離はおそらくベストで、厳しい展開をある程度好位から押し切るとしたら
この馬くらいしかイメージが湧かない。
それでも中央でこの距離を走っていないため、データ的に裏付けが取れない
現状で、この斤量ではなかなか信頼までは置きづらい。

注サマーウインド
前走は文句なく強い内容で、能力的には普通に勝ち負けしてもおかしくないの
かもしれないが、1200mでの圧倒的な持久力を見せつける勝ち方や、3走前の
1400m戦でのパフォーマンスを考えると、終いのスピードという部分で少し
疑問も湧き、東京の長い直線を押し切れるかと言ったらあまり自信がない…。

△ケイアイテンジン
前走は相当に厳しい展開を押し切るというかなり強い内容だったが、タイプ的に
あまり溜めても得をする馬ではなく、スピードに任せてどこまで押し通せるか
…といったところ。

△ワンダーポデリオ
前走は忙しすぎた印象で、ここでもあまり積極的に流れに乗ろうとすると
ハイペースに巻き込まれて脚が削られる可能性もあるが、位置取りを気にせずに
自身のペースを守る形なら勝ち負けに近いところまで行ける可能性は十分。

△ヒシカツリーダー
昨年2着しているように、道中の速さへの対応から終いの持続力まで、普通に
勝ち負けできるだけのものは持っている馬。状態が戻っていれば。





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