2010年1月27日水曜日

AJCC回顧 2010


レース総括
■前半はミドルペース、道中で一旦落ち着いた形からの上がり勝負
■持久力(&先行力)が問われた


AJCC結果
ネヴァブション2.12.6 34.7 05-05-05-02
シャドウゲイト2.12.6 35.1 02-01-01-01
トウショウシロッコ2.13.2 35.2 06-07-07-06
マイネルキッツ2.13.3 35.1 11-10-10-10
ゴールデンダリア2.13.5 35.4 09-09-09-07
デルフォイ2.13.7 35.7 06-07-07-07

天候:晴 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.1
前半1000m:60.5
12.3-11.3-12.7-12.2-12.0-12.4-12.4-12.2-11.9-11.2-12.0




レース詳細
ラップタイムを見れば、前半はミドルペースで流れ、1~2コーナーが例年より
速くなる展開、その後ペースが一旦落ち着いて、上がりの速い形。

今回は前半部分がある程度速くなったので一定の持久力が問われたのは確か。
ただ例年とは違って2~3コーナーが緩くなったため、そこで前を追い掛けた
中団以降の馬に対して、その部分で楽が出来た好位からの2頭で決まった形。

もちろん他の先行勢は完全に沈んでいるのだから抜け出した2頭の力は認め
られるが、向こう正面で追い掛けて直線がやや鈍った馬の巻き返しなど、
次戦以降、条件の違いによって多少の上げ下げが必要になりそう。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ネヴァブション
持久力&持続力に優れ、極端に速い脚が必要とされない舞台では本当に強い。
そして今回はしっかりと好位の内に潜り込み、この馬の持ち味を活かし切った
鞍上の騎乗もさすがだった。
この先はより大きな舞台ではスピード負けしてしまうのは目に見えているし、
なかなか活躍しきれないのが痛いところだが、とりあえずこの馬を狙うのは
舞台&展開&馬場状態にその都度相談してからにしたい。

シャドウゲイト
持久力と勝負所での切れが持ち味の馬で、今回は3コーナーまでの区間で脚を
溜められたことが大きかった。
ただしこの馬がここまで嵌る舞台はそうはなくて、基本的にスピード持続力が
必要なところでは引き続き疑いたい感覚。

トウショウシロッコ
持ち前の持久力&持続力を活かして自然と上位に浮上した形。
それでも今回は中団やや前目の内からレースの流れに身を任せて、無難に
周って来た印象が強く、(余程展開面で恵まれない限り)現状の他力本願的な
イメージのままではなかなか重賞のタイトルまでは難しく感じる。

マイネルキッツ
ハイペースからの持久力勝負でこその馬で、今回の条件で4着なら上々の
結果といったところ。
当然春に向けて、距離延長&レベルの上昇に伴って自然とレースはしやすく
なるはずで、十分に期待して良さそう。


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