2010年6月6日日曜日

安田記念展望 2010


予想
日本勢があまりに手薄ということもあるが、それ以上に問題なのが、まともに
逃げそうなのがマイネルファルケくらいということ。

つまり安田記念らしからぬゆったりとしたペースで流れる可能性すらあり得て、
前半ミドルペース~やや速いくらいの流れだとしても、道中が緩んでの決め手
勝負になるのか、または道中~上がりの持続力勝負になるのかが微妙。
(イメージ的には前者なら日本馬、後者なら香港馬という雰囲気ではあるが…)

とにかくここの予想としては、スローと割り切って決め手優先で選ぶのかor
一定の地力が問われるものとして実力で選ぶのか、単純に自分がどちらを選択
した方が後悔が少ないか…という問題に思える。
個人的にG1に期待するのは当然後者。

◎フェローシップ
今までのパフォーマンスから考えても、今年の日本勢相手なら地力上位は確実。
普段の安田記念であれば時計的な面でも大丈夫だと思うが、今の極端に速い
馬場に対応しきれるか…という問題はもちろんある。
それでもその部分だけ割り切って考えれば、先行力も持続力も持っているので、
積極策からの押し切りはイメージできる。

○トライアンフマーチ
終いの持続力という点では多少物足りないようにも感じるのだが、持久力は
高く、決め手勝負でも問題ないので、確実に浮上はしてきそう。

▲エーシンフォワード
例年の安田記念のハイペースだと持久力という点で厳しいと思うが、向正面で
無理をしないで済むようなら、道中~上がりで持ち前の持続力を発揮できそう。

注ビューティーフラッシュ
香港馬の中では1番の成長株という扱いになっていて、確かに前走で示した
パフォーマンスで考えたら、地力上位は間違いない。
ただし今回先行策というのなら、前半で脚を使う形でどこまでやれるのかは、
このレベルでは未知数といったところで、これ以上の評価にはしづらい。

△サイトウィナー
昨年の参戦以降の成績が振るわず、ほとんど終わった馬のような扱いになって
いるが、チャンピオンズマイルの厳しい流れを先行して4着というだけでも
ここでは地力上位の扱いでいいはず。
速い時計&速い上がりへの対応という部分だけ。

△キャプテントゥーレ
ペースが遅ければ勝負所での切れ味で主張できるかもしれないが、そこから
長い脚を使えるイメージではないだけに…。

△マイネルファルケ
自身がどの程度のペースを作るのかにもよるが、東京だとどうしても決め手で
負けるので、スローに落とせても掲示板くらいまで…というイメージ。

△ファリダット
マイルだとかなりしっかり溜めなければ最後まで続かないが、ペースが
落ち着いて、無理せずに良い位置取りということであれば、浮上の余地も
あるのかもしれない。

☆リーチザクラウン
マイラーズC程度の流れなら、勝ち切るところまであるのかもしれないが、
マイルのペースで脚が削られないか…という不安はまだ払拭できない。
それでいて(このメンバーなら仕方ないが)1番人気なら静観したい感覚。


×スーパーホーネット
元々前半~道中で引っ張られる安田記念は不得手だが、ゆったりしたペース
ということであれば、本来の決め手なら突き抜けられる。
ただし状態がどこまで戻っているのか分からないのが痛いところで、本当に
絶好調の時にこのメンバーにめぐり逢いたかった雰囲気…。

×ライブコンサート
基本的に速いペースで引っ張られてこそというタイプなので、今年の展開だと
何も出来ずに終わる可能性が高そう。







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