2010年6月5日土曜日

安田記念~チャンピオンズマイル考察~ 2010



チャンピオンズマイル考察
今年の出走馬3頭が顔を合わせていて、過去の結果からも安田記念に向けて
考えれば間違いなく最重要レース。
まずは、今年は香港馬を警戒する必要があるのかどうかという視点から、この
レースがどのような展開であれば、安田記念へつながるのかを確認しておく。

※以下のラップ表記:LAP1-LAP2-LAP3-LAP4

2009年 25.44-22.91-23.41-23.21(48.35-46.62)
1着サイトウィナー(2番手からの押し切り)⇒安田6着
9着アルマダ(好位から徐々にポジションを下げる形)⇒安田8着

2008年 24.40-22.50-23.50-23.10(46.90-46.60)
1着グッドババ(長くない隊列、後方2番手からのごぼう抜き)⇒安田17着
2着アルマダ(好位からLAP2だけ少し溜めて、勝負所は積極浮上)⇒安田2着
3着ブリッシュラック(中団から相対的に浮上)⇒安田14着

2007年 25.10-23.90-22.90-22.60(49.00-45.50)
1着エイブルワン(逃げ切り)⇒安田12着
2着ジョイフルウィナー(後方2番手から直線伸び切った)⇒安田9着
3着ザデューク(2番手から残った)⇒安田15着
5着グッドババ(好位から道中溜めて伸び切れず)⇒安田7着

2006年 24.60-23.20-23.40-22.50(47.80-45.90)
1着ブリッシュラック(後方から直線突き抜けた、決め手違う)⇒安田1着
3着ジョイフルウィナー(後方から最後は狭い所を良く伸びた)⇒安田3着

2005年 24.70-22.60-23.20-23.20(47.30-46.40)
1着ブリッシュラック(後方から押し上げて、直線も伸び切った)⇒安田4着
2着サイレントウィットネス(逃げて押し切る形)⇒安田3着
4着ボウマンズクロッシング(最後方から相対的に浮上)⇒安田13着


確実につながったと言えるのが、2005、2006、2008年。
これらの年に共通している点はLAP1が24秒台ということで、そこからさらに
2005、2008年はLAP2もかなり速くなっていて、基本的には前半が速く、地力が
問われる展開というのが安田記念につながる目安になっている。

そしてレース自体、一定の持久力が問われる流れというのを前提として、
安田記念でも馬券になった4頭に関しては、以下の2パターンに分けられる。

・前半の厳しい流れを受けて立って、好位から押し切った形
  ⇒サイレントウィットネス・アルマダ

・速い前半は受け流す格好でも、他とは違う決め手(&持続力)を発揮した形
  ⇒ブリッシュラック、ジョイフルウィナー

ジョイフルウィナーに関しては、他の3頭との比較では裏付けが不十分で、
実力的には劣ると思うが、2007年のスローでも後方から飛んで来れるという
点で、1つ上の切れを示しているということは言えそう。


2010年 24.66-22.34-23.47-23.19(47.00-46.66)
2着フェローシップ 25.22-22.50-23.23-22.85(6-6-5-2)
3着ビューティーフラッシュ 25.42-22.46-23.27-22.76(7-7-7-3)
4着サイトウィナー 24.86-22.38-23.43-23.39(3-3-2-4)

そして2~4着馬が安田記念に参戦する'10チャンピオンズマイルだが、まず
LAP1、LAP2は過去のレースと比べてもかなり速い部類で、LAP3だけ少し緩み、
LAP4で再度加速するという形となっていて、これはアルマダ2着の2008年に
近い、かなり地力が問われるラップ。

そうなれば当然今年の場合は、基本的にはつながるものとして考えるべきで、
実力はある程度認めつつ、適性面での取捨ということになりそう。



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