2010年12月3日金曜日

ジャパンCダートの傾向 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.5-11.1-12.7-12.5-11.9-12.1-12.4-11.8-12.9
2008 12.4-11.2-13.1-11.7-11.8-12.4-12.0-12.1-12.5

過去2年のラップタイムvs.阪神1600万クラス平均ラップタイム


参考:阪神D1800mクラス別平均ラップタイム



傾向(過去記事の一部修正)
条件が変わってまだ2回の開催なので、まずはコースの特徴を把握しておくと、
基本的に前半は、それ程速くならずにミドルペースくらいで流れ、3F目で一旦
しっかりとラップが落ちる展開から、向こう正面~勝負所に掛けて徐々に加速
して行き、ある程度上がりのスピードが問われる形。

つまりこのコースの基本的な性質は、ダートのレースとしてはある程度上がりに
偏った形で、終いでの切れ(決め手)が重視される…といったところ。

この特徴は、3F目のラップの落ち込み→一旦流れが切れることによって間接的に
作り出される訳だが、これはスパイラルカーブを描く1~2コーナーの影響で、
その性質上2コーナー(3F目)のカーブがキツくなっているためである。
(つまりこの部分でほぼ確実にスピードが削がれるために、前半が速くならず、
敢えて加速しない限り、道中が緩みやすくなっている)


次にラップをクラス別に見てみると、まず500万と1000万では、そのクラス間の
差はレース全体を通した底上げという形で表れていて、徐々に加速していくという
展開そのものは変わらない。

これが1600万になってくると、上がりは下位のクラスとあまり変わらないが、
2コーナー~向こう正面に掛けての道中がかなり速く流れていて、レース自体の
形としても、上がり勝負というよりも、道中~上がりで一定のスピードを保つ
持続力勝負に変わっており、つまりクラスが上がることで最も違いが表れるのは
道中の部分だと言える。


これらを踏まえた上で過去2年のラップを見てみると、前半は1600万クラスと
ほとんど変わらないスピードで流れているが、道中(向こう正面)のかなり速い
展開から、最後まである程度の速さを保ちつつゴールを迎えており、レベルが
上がることでやはり上記のように道中が厳しくなり、そこからさらに上がりが
速くなるという、より後半に偏った展開になっている。

つまりこのレースは、(ダートG1…から想像される)ハイペースからの終いの
粘り勝負というよりも、道中~上がりに掛けての持続力勝負という形が基本だと
言えて、好位~中団あたりからスピードを発揮できる馬に向いていそう。
(感覚的には芝の小回り中距離戦に近いイメージ)


好走の条件
・道中~上がりでのスピード持続力があること





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