2010年12月4日土曜日

ステイヤーズS展望 2010


過去の(長いので変則:3F毎+ラスト6F)ラップタイムは以下の通り。

2009 38.9-40.4-40.6-40.0-12.7-12.2-11.8-11.4-11.5-11.8
2008 38.2-38.5-38.1-41.3-12.4-11.9-12.1-11.9-11.4-12.3
2007 37.5-39.5-38.0-36.9-12.2-12.0-12.9-12.0-11.4-12.5
2006 36.7-37.5-37.9-38.3-12.4-12.3-12.5-12.1-11.3-12.4
2005 39.1-38.3-39.4-40.0-12.3-11.8-11.6-11.5-11.6-12.1
2004 37.1-35.9-40.8-39.2-12.6-12.0-12.1-11.8-11.5-11.8
2003 37.5-36.9-40.2-39.8-13.2-12.8-12.5-11.7-11.6-12.0
2002 39.0-37.8-37.7-39.3-12.5-11.8-12.2-11.6-11.6-12.1
2001 37.7-36.7-37.8-39.5-11.6-11.7-12.0-11.9-11.9-12.5
2000 37.2-37.6-38.1-39.1-12.4-12.3-12.5-11.8-11.9-12.7

過去10年の平均ラップタイム
37.89-37.91-38.86-39.34-12.43-12.08-12.22-11.77-11.57-12.22
3.46.29




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見れば、さすがにこの距離なので前半~道中はかなりゆったりと
した流れになり、レースが動くのは2周目の向こう正面に入ってから。
レース終盤は、ラスト5F~6Fあたりから徐々にペースアップして、勝負所では
もう1段階ギアチェンジするという形。

何はともあれ、ここでは日本一長い道中を進めても、勝負所まで十分な余力を
残せなければ話にならないので、当然のように高い持久力を持っていることが
重要になる。

それを前提として、勝負所では瞬間的に加速する場面が見られるので、ある程度
スムーズに動ける切れ味タイプが合っていて、あとは向こう正面で勢いがつき
過ぎた場合に備えて、持続力を併せ持っていればより安心…といったところ。


好走の条件
・とにかく持久力があること
・勝負所での切れ(+末の持続力)


予想

◎ネヴァブション
とにかく今年は1度も掲示板を外していない順調さがあるし、この舞台でも
3年前に2着していて、その時のタイムが(今回と同様に58kgを背負って)
昨年のフォゲッタブルよりも6秒以上速く、やはり持久力では威張れる。
この馬の場合、一瞬の切れに関しては毎回問題になるが、この距離であれば
その基準もある程度緩くなるはず。

○トウカイメロディ
持久力に関しては、みなみ北海道Sで十分なものを示しているし、走法的にも
京都よりも中山の方が合っていそうで、巻き返しは十分期待できる場面。
評価は2番手だが、すんなり勝ち切ってしまう可能性まで考慮しておきたい。

▲フォゲッタブル
昨年はこのレースとしても超スローという展開で、場合によっては下げてもいい
ところだが、長距離では(切れ負けした天皇賞を含めて)全く崩れていなくて、
この馬なりの走りは出来ている。
勝ち切るまではともかく、やはり確実に浮上はしてきそう。

注コスモヘレノス
前走では斤量は軽かったが、持久力に関しては十分な内容を示しているし、
決め手はほぼ期待できない馬なだけに、距離延長というのは1つの狙い目。
一応メンバーが揃ったので少し厳しいかもしれないが、注目はしてみたい。

△ジャミール
持久力&切れという点ではかなり合っているイメージだが、要所要所で脚を
削られる中山では、最後まで伸び切れるかどうか微妙に感じる。
浮上はしてきても勝ち切るまでのイメージはできない。

△エアジパング
2年前の勝ち馬だし、持久力&持続力は高いものを持っている。
それでもこの馬の場合、切れがないので、有力な馬が自身よりも内枠にいる
状況は少し厳しそうで、それを覆せる程の地力まではなかなか期待しづらい。






- PR -

0 件のコメント:

コメントを投稿

- PR -