2010年12月11日土曜日

カペラS展望 2010


過去のラップタイムは以下の通り。

2009 12.1-10.4-11.1-12.0-11.8-12.2(33.6-36.0)
2008 12.1-10.0-10.6-11.5-12.0-12.5(32.7-36.0)

過去2年のラップタイム



傾向
まだ2回の開催だが、過去のラップタイムを見てみると、2008年は速い馬場を
差し引いてもハイペースで、ほとんど一直線にラップが落ちていく形。
2009年は前半が遅いとまではいかないが、G3としては少し落ちついた流れで、
最後まで一定のスピードを維持する展開。

これだけ展開が間逆では、レースとしての傾向は何とも言い切れないが、この
コースだけに、ハイペースからの持久力勝負が基本であることはおそらく間違い
なくて、速い流れへの対応力は必須だと言える。

脚質的にも、やはりこの2年が前残りor差し決着という両極端な結果になって
いるために、ペース次第という他はないが、差し馬の場合も勝負所までしっかり
脚を残すために、ハイペース耐性の裏付けだけは欲しいところ。


好走の条件
・先行力(スピード)があること
・高い持久力が必要


予想

◎ニシノコンサフォス
とにかくこの舞台のハイペース持久力勝負は大得意だし、1度叩いた上積みが
見込める今回は、やはり巻き返しに期待したくなる。
オッズ的にもかなり魅力。

○ヤサカファイン
超ハイペースの東京盃を差し込んで、サマーウインドとタイム差なしという
内容ならば、ここの流れには直接的につながる可能性は高い。
走法的に終いの坂が微妙な気もしなくはないが、一応ここは評価しておきたい。

▲セイクリムズン
前走はかなり強い内容だったし、同舞台・ジャニュアリーSでは外を回す形で
ニシノコンサフォスから0.3秒差の3着に迫っていて、ハイペースへの対応は
ある程度期待できる。
本来は持続力で勝負したいタイプなだけに、基本的には1400mの方が合っている
とは思うが、今の充実振りならばさすがに好走はしてきそう。

注シルクフォーチュン
中山オータムPは派手なパフォーマンスではあったが、集団からはポツンと
離れた形で速い部分は完全に受け流しており、ハイペース耐性という点では
実はまだ示していない。
もちろん今回も同じことが出来れば…といったところだが、中山のペースを
受け流すということは阪神や京都でそれをするのとは訳が違い、(安藤勝Jは
それをやってのけたが)要は小牧太Jがそこまで腹を括れるかという問題。
…出来るなら。

△エノク
昨年6着の内容ならここでも何とか拾えるが、基本的には持続力を活かしたい
タイプで、この舞台そのものは合っているイメージではない。
昨年と同じく太秦Sを勝っての参戦で状態の良さはあるにしても、これ以上の
評価まではしづらい。

☆ナムラタイタン
地力は当然高い馬だが、前半のスピードという点では不安があり、距離短縮
というだけでも微妙なのに、このコースでは特に疑問を感じる。
最初から腹を括った追い込みとかなら可能性もありそうだが…。

☆ダイワディライト
昨年2着の内容は強いが、その時は生涯で連対を外したのは1度だけという
無敵の状態で臨んだものだった。
それに対して今年は半年の休み明けという状態で、いきなりこのハイペース戦
では少し厳しそうな印象。






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