2010年12月22日水曜日

朝日杯FS回顧 2010


レース総括
■ミドルペースから一旦落ち着き、勝負所ではしっかり加速する展開
■一定の持久力&決め手が問われた


朝日杯FS結果
グランプリボス1.33.9 34.5 08-10-07
リアルインパクト1.34.0 34.8 08-07-07
リベルタス1.34.0 35.0 03-04-03
サダムパテック1.34.1 34.9 11-07-07
リフトザウイングス1.34.1 34.6 11-11-11
マイネルラクリマ1.34.5 35.5 03-04-03

天候:晴 芝:良
上り4F:47.3 3F:35.3
前半4F:46.6
12.2-11.0-11.5-11.9-12.0-11.7-11.6-12.0




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半ミドルペースから、道中は一旦落ち着く展開で、
勝負所のラスト3F~2Fで加速して、上がりが少し速くなる形。

今回の場合、レース単体としては前傾であることに変わりはないので、持久力の
高い馬が自然と浮上する…という形だったことは間違いないが、例年と比べれば
やはり前半~道中がゆったり流れた印象は否めない。

したがって本来のこの舞台のイメージである、レースを通してのスピード持続力
という点ではそこまで厳しくは問われず、むしろ(一定水準以上の道中に対応
する力は必要だが)上がりの性能の方が試された…という雰囲気。

つまり今回の結果に関しては、マイルでの実力が素直に反映されたかと言えば、
(展開的に道中の位置取り&コース取りに大きく左右された点も含めて)少し
微妙な印象で、次戦以降、慎重に扱うべきかも知れない。

ただし一本調子のスピード勝負にならなかったことは、基本的に距離延長する、
来年のクラシック戦線に向けて、適性的にはむしろつながる可能性もあるので、
今回好走した馬の今後には、やはり注目はしておきたい。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

グランプリボス
前半は少し受け流したが、道中~上がりに掛けて徐々に加速していく内容で、
そのまま終いまで伸び切ったところを見ると、やはりスピード持続力という
適性面では、このメンバーの中では1つ抜けていた印象。
それでも持久力や一瞬の切れという点を考えると、これ以上に距離が伸びて
いいとは思えず、やはりこの先はマイルまでの持続勝負で期待したい感覚。

リアルインパクト
内をロスなく回って来れた点も大きいが、前半~道中で一定に近い速いラップを
刻み、勝負所でもなかなかの切れを見せていて、性能の高さは十分感じられる。
タイプ的には、終いを伸び切るというよりかは、一瞬の切れ味で勝負する形が
合いそう…という印象は受けるので、この先、完全な持続力勝負などでは少し
注意が必要となるかもしれない。

リベルタス
前半である程度脚を使う形から、上がりでもしっかり加速できていて、持久力の
高さはおそらく間違いない。
タイプ的に一瞬の切れという部分で明らかに不安がある馬だが、それを考えると
今回、なかなかの先行力を発揮できたことはかなりの収穫で、イメージとしては
皐月賞が結構合っていそうな雰囲気がある。
来春期待したい。

サダムパテック
やはり今回は掛かったことが大きく、実際にデータで見ても、道中で脚を使い
過ぎて最後失速という内容を示している。
レース自体が道中落ち着くような展開となると、これは致命的で最後は切れ負け
必至のパターンなので、この結果自体は仕方ないだろうが、気性面の問題はこの
先もやはり不安要素にはなりそう。
もちろん前走のように道中がもっと締まった展開になれば、すぐにでも実力を
示しそうだが…。

リフトザウイングス
今回の結果自体は先行力の無さという点が全てだったと思うが、道中~上がりに
関しては、なかなかの持続力を発揮している。
この内容からは、やはり距離延長でこそという印象は受けて、舞台が変われば、
当然今回の上位を逆転する場面も期待できるはず。

マイネルラクリマ
この馬自身はレースを通して一定に近いスピードを維持する形で、持続力という
点ではまずまずの内容を示しているが、勝負所では明らかに加速負けしていて、
さすがにこれは性能の差を感じる。
この先、地力アップを前提に、持続勝負でどこまで出来るか…といったところ。


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