2011年2月16日水曜日

共同通信杯回顧 2011


レース総括
■前半遅く、平均的な道中から上がりが速くなる形
■切れ(&末の持続力)が問われた


共同通信杯結果
ナカヤマナイト1.48.5 33.8 09-09-09
ユニバーサルバンク1.48.5 34.3 03-02-02
ディープサウンド1.48.7 34.6 01-01-01
ベルシャザール1.48.8 34.3 09-03-04
ダブルオーセブン1.48.8 33.7 06-12-11
サトノオー1.48.8 33.8 09-09-11

天候:晴 芝:良
上り4F:46.9 3F:34.4
前半1000m:61.6
13.1-11.5-12.2-12.4-12.4-12.5-11.3-11.1-12.0




レース詳細
ラップタイムを見ると、前半かなり遅く、道中は平均ペースくらいで流れて、
ラスト3Fで一気に加速する上がりの速い形。

とにかく今回の特徴は前半の遅さで、道中で極端に緩む場面はなかったものの、
持久力という点ではあまり問われたとはさすがに言えなくて、勝負所での切れと
そこから終いまで伸び切れるかどうかという戦いだった。

したがって今回の場合、完全に地力が結果に反映されたかと言えば微妙な所で、
このレースは基本的には適性面での裏付け…という扱いに止めたい感覚。


各馬について
出走各馬の詳細&次戦に向けての考察

ナカヤマナイト
内をロスなく回って来た形だが、終いまでしっかり伸び切っていて、上がりの
性能という部分では1つ上の内容を示した。
この馬の場合は、前走で一定の持久力は見せているので、この先も当然期待が
持てそうだが、あとは道中がよりフラットな展開になった場合に、どこまで対応
出来るかを見極めたい…という感覚。

ユニバーサルバンク
好位からの溜め→切れという内容なので、適性ピッタリという形での好走。
この先、道中の厳しい展開でどこまで出来るかという点に注目しておきたい。

ディープサウンド
百日草特別に近い内容での好走なので、この結果は納得できるが、そうすると
前走の4角一杯というのは何だったのか…。
考えられるのは、前半で脚を使わされる展開が合わないという可能性はありそう
だが、もしそうならこの先レースレベルが上がった時に対応するのは難しくなる
かも知れない…。

ベルシャザール
出遅れて終始外々を回る形だったが、それでも速い上がりにある程度対応できた
という点はかなりの収穫。
この内容であれば、中山に戻っての巻き返しに大いに期待できる。

ダノンバラード
ここまで崩れるのは少し理解に苦しむが、自身の中では最速上がりを発揮して
いるので、切れ負けという部分はやはりありそう。
この内容だとダービーは明らかに難しくなったような気もするが、皐月賞での
フラットな展開であれば、タイプ的に巻き返しがあってもいいはず。
万が一人気を落としているようなら(本命まではともかく)積極的に狙うのも
1つの手かもしれない。
ただし鞍上の控えるという意識の変化は欲しい印象…。


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