2011年2月5日土曜日

東京新聞杯展望 2011


過去のラップタイムは以下の通り。

2010 12.3-11.1-11.4-11.8-11.6-11.0-11.2-11.7
2009 12.5-11.0-11.5-12.2-12.2-12.2-12.4-12.9
2008 12.4-11.0-11.6-11.5-11.2-11.5-11.7-11.9
2007 12.5-10.8-11.5-11.7-11.8-11.3-11.1-12.0
2006 12.7-11.4-11.6-11.7-11.7-11.2-11.4-12.0
2005 12.8-11.1-12.0-12.0-11.9-11.0-11.2-11.7
2004 12.6-10.8-11.7-11.9-12.0-11.2-11.4-11.4

過去7年のラップタイム
12.54-11.03-11.61-11.83-11.77-11.34-11.49-11.94
1.33.56




傾向(過去記事の一部修正)
ラップタイムを見れば、前半はミドルペース、道中は極端には緩まないものの
一旦落ち着き、その後ラスト3Fから加速して最後はラップが少し落ちる形。

ここでは前半~道中でそこまで楽を出来る訳ではないので、一定以上の持久力が
問われるのは確かだが、基本的には決め手が問われる舞台だと考えてよく、特に
終いの部分での持続力が重要になる。

脚質的には、以前は長い脚が問われる⇒差しが決まる…という印象の強いレース
だったが、昨年の圧倒的に速い馬場を見ると、この先はある程度好位から持続
できるタイプでなければ好走は難しい…という可能性もあるかも知れない。


好走する条件
・末脚の持続力が必要


予想
まず今の馬場は(昨年もそうだったが)切れよりも持続型の馬に明らかに向いて
いる印象で、一貫したスピードを刻み、好位から押し切れるタイプでなければ、
なかなか好走は難しい。
そう考えると、シルポートがマイペースで淀みのないラップを刻み、そのまま
押し切り体勢に入ったときに、それを差し切れるという馬はかなり限られそうな
雰囲気ではある…。

◎ゴールスキー
マイルCSの厳しい流れを、早めに押し上げる内容で3着したことを考えれば、
一貫したペースは問題ないだろうし、豊栄特別の淀みのない展開を好位から追走
して、尚且つしっかり決め手を発揮した内容はここにピッタリ当てはまりそう。

○シルポート
ダノンヨーヨーやゴールスキーよりも重い斤量を背負うことは不運だが、今の
馬場でここ2戦と同じような競馬をすれば、やはり上位には残りそうな雰囲気。
あとはこの馬を、直線だけで上回れる馬が何頭いるか…という問題。

▲ダノンヨーヨー
実力的には当然上の存在で、上がり勝負になったとしても、それを更に上回って
くる可能性もあるのだが、どうしても位置取りという点では不安になる。
G1でタイム差なしの勝負を演じた馬が前にいる状況を、今の馬場で覆すのは
なかなか難しく感じてしまう…。

注スマイルジャック
持続力と決め手を一応併せ持っているというキャラクターで、好位から進めて
昨年のマイラーズCくらいの内容を示せるようなら、ここで勝ち負けに近い所に
いてもおかしくはない。あとは状態だけ。

△フラガラッハ
上位とのパフォーマンスの比較ではさすがに足りないと思うが、前走の内容が
ここの展開に嵌まる可能性はありそう。
あとは道中をどの程度まで耐えられるか…という問題。

△リクエストソング
ある程度好位から進めるようなら、タイプ的にここの展開には合いそう。
ただ実力的に上位との差はどうしても感じる。

☆ショウワモダン
今の馬場で積極策となれば、適性的には復活も期待できたのかもしれないが、
60kgを背負うとなると、さすがに厳しそうではある…。





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