2017年11月4日土曜日

アルゼンチン共和国杯展望(ラップ傾向&予想)2017



過去のラップタイム


2016 7.5-11.5-12.5-12.7-12.6-12.3-12.8-12.5-12.4-12.4-11.7-11.1-11.4
2015 7.4-11.4-12.0-13.1-13.1-12.8-12.6-12.7-12.4-12.3-11.1-11.2-11.9
2014 7.2-12.0-11.2-11.7-11.8-11.7-12.1-12.4-12.6-13.1-11.4-11.3-12.0
2013 7.5-11.0-11.4-12.5-12.6-12.1-12.4-12.2-12.1-11.9-11.8-11.6-11.8
2012 6.8-11.2-11.0-12.1-12.3-12.3-12.9-12.6-12.1-12.1-11.5-11.2-11.8
2011 7.3-11.1-11.7-12.2-12.6-12.6-12.5-11.9-11.9-12.0-11.5-11.7-12.5
2010 7.0-11.1-10.8-12.2-12.2-12.1-12.2-12.3-12.1-12.2-11.8-11.6-12.4
2009 7.3-11.4-12.1-12.5-12.5-12.3-12.1-11.7-12.0-12.3-11.0-11.8-11.9
2008 7.3-11.3-11.4-11.9-12.2-12.0-12.1-12.3-12.2-12.0-11.6-12.3-12.2
2007 7.3-11.2-11.3-11.6-12.4-12.1-12.3-12.7-12.6-12.2-11.5-11.4-12.3

過去10年の平均ラップタイム
7.26-11.32-11.54-12.25-12.43-12.23-12.40-12.33-12.24-12.25-11.49-11.52-12.02
2.31.28




ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去の平均ラップタイムを見ると、スタート直後はミドルペースくらいで入り、
道中はこの距離だけに一旦は落ち着くものの極端には緩まない展開で、勝負所の
ラスト3Fで一気に加速して→直線はやや右肩下がり…という形。

ここの特徴は、まずは道中の水準がある程度高いということで、追走で無駄な
脚を使わずにしっかりした決め手を発揮するためにも、やはり一定以上の持久力
(有酸素運動能力)がなければ好走は難しいと言えそう。

またこのコースなので、勝負所での加速について行けることももちろん重要には
なるのだが、終いの部分が少し落ち込む形になっているために、脚を使い切って
から→最後惰性を効かして踏ん張り通す力(結局は持久力、体幹の強さ)が強く
問われることになる。

したがってこのレースでは、(ハンデ戦ではあるが)厳しい展開によって地力で
劣る馬は振るい落とされて、しっかりと実力が反映される…と考えておきたい。


好走の条件
・高い持久力を備えていること
・(勝負所での切れが必要)



予想

◎セダブリランテス
前走は、ある程度水準の高い流れから→長い脚が問われる展開。
その中で後半ウインガナドルが効果的に緩急を入れて、外からしっかり攻めた
この馬は最も厳しい立場だったはずだが、それでもねじ伏せた強い競馬。
相手はその後古馬重賞でも好走している訳だし、当然地力は認められる。
馬格があり、それに見合うだけのパーツの長さもあるので、距離延長は問題
ないだろうし、前々走の内容から、決め手勝負にも対応できる。
単純に考えて、世代の中で普通に上位だと思える存在。ここは推したい。

○アルバート
前走は、3~4コーナーにラップのピークが来る展開で、そこで内を回った
馬に有利なレース。その中でこの馬は中→外へ持ち出した格好。
しかも直後の4コーナーでは内からの煽りを受ける大きな不利があったので、
7着という結果自体は特に気にする必要はないはず。
昨年ここでは2着。純粋な持久力&決め手は当然しっかり示していて、斤量は
背負うものの、ここではやはり普通に浮上はして来そう。

▲スワーヴリチャード
皐月賞は、3~4コーナーでしっかり加速が入り、そこで外を回して押し上げ
ようとすれば→直線止まりやすくなる展開。その中でこの馬は、最終的に大外
まで持ち出す内容で、直線一応の脚を見せた。当然一定の地力は認められる。
ゆったりとした走りをするタイプで、スローとは言えダービーで前進を見せた
ように、本質的にこの距離は合うし、ここでも好走は確実にして来そう。
3番手評価は、初めての古馬相手&斤量を背負う立場でこの人気?という点。

注レコンダイト
前走は、水準高い展開の中で、後半下り坂から速いラップを刻み続ける展開。
その中でこの馬は、外枠発走ながら外を回し過ぎず、直線も中を捌いての浮上
なので、鞍上が上手く乗ったというのもあるのだが、単純に道中~上がりでの
パフォーマンスを見れば、十分に高いものを示している。
このレースでは昨年も一昨年もスローで浮上し切れてないのだが、目黒記念の
方では常に掲示板以上は確保。要は展開1つで可能性は十分ある。

△デニムアンドルビー
純粋な持久力&決め手というタイプ。その方向で言えばジャパンC2着がある
ように、元々はトップレベルという扱い。
その手の舞台への出走はジャパンC以来の約3年振りで、近走の微妙に適性が
ズレる舞台でのパフォーマンスから、今回前進を示す可能性はあるはず。
これ以上の評価にするための材料には乏しいが、一応注目はしてみたい。

△カレンミロティック
前走は、海外帰りの長い休み明けの状態で、可もなく不可もない8着。
それでも単体のパフォーマンス自体は悪くなくて、本来の力を全く出せない
…ということはなさそう。
京都から→東京に替わることは、タイプ的にプラスとは言えないので、結局は
この程度の評価にはなるが、元々の地力では普通に上という馬。恐さはある。




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