2017年11月23日木曜日

ジャパンC展望(ラップ傾向)2017


ジャパンC過去10年のラップタイム


過去のラップタイムから傾向を探ってみる。

2016(キタサンブラック:2.25.8)
13.3-11.3-12.6-12.3-12.2-12.5-12.7-12.3-11.9-11.2-11.4-12.1

天候:小雨 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.7
前半1000m:61.7
勝ち馬コーナー通過:01-01-01-01
勝ち馬上り3F:34.7


2015(ショウナンパンドラ:2.24.7)
12.7-10.8-11.7-12.1-12.0-12.3-12.6-12.7-12.5-11.8-11.5-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:47.8 3F:35.3
前半1000m:59.3
勝ち馬コーナー通過:09-09-08-11
勝ち馬上り3F:33.9


2014(エピファネイア:2.23.1)
12.8-11.2-12.0-11.9-11.7-12.2-11.9-11.8-12.4-11.9-11.5-11.8

天候:晴 芝:良
上り4F:47.6 3F:35.2
前半1000m:59.6
勝ち馬コーナー通過:03-02-03-04
勝ち馬上り3F:35.0


2013(ジェンティルドンナ:2.26.1)
12.8-11.4-12.8-12.8-12.6-12.8-12.8-12.4-11.6-11.1-11.1-11.9

天候:晴 芝:良
上り4F:45.7 3F:34.1
前半1000m:62.4
勝ち馬コーナー通過:03-03-03-04
勝ち馬上り3F:33.9


2012(ジェンティルドンナ:2.23.1)
12.8-11.0-12.0-12.3-12.1-12.1-12.2-12.0-11.9-11.7-11.5-11.5

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.7
前半1000m:60.2
勝ち馬コーナー通過:02-02-03-06
勝ち馬上り3F:32.8


2011(ブエナビスタ:2.24.2)
13.0-11.7-12.4-12.5-12.2-12.3-12.5-11.9-11.2-11.0-11.5-12.0

天候:晴 芝:良
上り4F:45.7 3F:34.5
前半1000m:61.8
勝ち馬コーナー通過:06-06-09-06
勝ち馬上り3F:33.9


2010(ブエナビスタ:2.24.9)注:1位入線
12.8-11.7-11.9-12.3-12.0-12.7-12.9-12.0-12.2-11.2-11.3-11.9

天候:晴 芝:良
上り4F:46.6 3F:34.4
前半1000m:60.7
勝ち馬コーナー通過:12-14-12-10
勝ち馬上り3F:33.5


2009(ウオッカ:2.22.4)
12.7-10.5-12.0-12.0-11.8-12.2-12.1-12.0-12.0-11.4-11.4-12.3

天候:曇 芝:良
上り4F:47.1 3F:35.1
前半1000m:59.0
勝ち馬コーナー通過:04-03-04-05
勝ち馬上り3F:34.8


2008(スクリーンヒーロー:2.25.5)
12.6-11.6-12.4-12.6-12.6-12.8-12.6-12.0-11.9-11.2-11.3-11.9

天候:晴 芝:良
上り4F:46.3 3F:34.4
前半1000m:61.8
勝ち馬コーナー通過:05-05-05-05
勝ち馬上り3F:34.0


2007(アドマイヤムーン:2.24.7)
12.9-10.7-12.0-12.3-12.2-12.7-12.8-12.6-12.2-11.3-11.1-11.9

天候:晴 芝:良
上り4F:46.5 3F:34.3
前半1000m:60.1
勝ち馬コーナー通過:05-05-06-04
勝ち馬上り3F:33.9


過去10年の平均ラップタイム
12.84-11.19-12.18-12.31-12.14-12.46-12.51-12.17-11.98-11.38-11.36-11.93
2.24.45




ラップ傾向

(過去記事の転載)

過去のラップタイムを見ると、前半はミドルペースくらいで、道中は向こう正面
~3コーナー付近がやや落ち着く展開、その後3~4コーナー中間あたりから
徐々にペースアップしつつ、勝負所で一気に加速して上がりは速くなる。

このレースは、前半~道中が極端に速くなり→相当な持久力&持続力が問われた
ケースもあるし、前半~道中がゆったりと流れて→完全な折り合い&決め手勝負
というケースもあって、展開の振れ幅が大きい。

それでも過去のレースデータをざっと眺めてみれば、全体としてはやはり道中の
水準は高くて、尚且つ勝負所の加速でしっかりと脚を使う必要があることから、
高いレベルでの(純粋な)持久力と切れが試されることは間違いない。

また仮にスローに流れたとしても、当然勝ちに行かなければならない立場の馬も
いるため、全体の動き出しは早くなる傾向がある。
そうなると、直線で決め手を発揮するためには、最初のペースアップ(低速から
→中速へのギアチェンジ)を出来るだけ脚を使わずに行う必要があって、結局は
持久力の高さが反映される。

脚質的には、道中で多少楽が出来るとしても、上がりで速い脚が問われることを
考えれば、スタート直後に(相対的に)脚を使っている逃げ馬はやはり不利で、
それを少し離れた所から見る形の好位差しあたりが最も勝ち馬像には近そう。


好走の条件
・高い持久力&切れがあること




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