2021年2月27日土曜日

阪急杯展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • ある程度速い前半から、道中淀みなく流れつつ→最後は落ちる展開。
  • スピード持続力(&持久力)が問われる。
  • 予想◎インディチャンプ

過去のラップタイム

2020 12.1-10.7-11.3-11.4-11.3-11.6-11.9 34.1-34.8
2019 12.3-10.9-11.2-11.3-11.3-11.3-12.0 34.4-34.6
2018 12.3-10.7-11.2-11.3-11.4-11.2-12.0 34.2-34.6
2017 12.1-10.7-11.0-11.7-11.7-12.0-12.2 33.8-35.9
2016 12.1-10.5-11.2-11.4-11.2-11.4-12.1 33.8-34.7
2015 12.2-11.1-11.6-12.1-11.7-12.1-13.0 34.9-36.8
2014 12.2-10.7-10.9-11.1-11.2-11.8-12.8 33.8-35.8
2013 12.4-10.9-11.1-11.2-11.6-11.6-12.2 34.4-35.4
2012 12.1-10.3-11.3-12.1-11.9-11.8-12.5 33.7-36.2
2011 12.0-10.2-11.0-11.6-11.7-11.5-12.1 33.2-35.3

過去10年の平均ラップタイム
12.18-10.67-11.18-11.52-11.50-11.63-12.28
1.20.96 34.03-35.41



ラップ傾向

(過去記事のごく一部修正)

過去のラップタイムを見ると、前半からある程度速く流れて、道中は基本的には
11秒台が並ぶフラットな展開になり、ラスト1Fだけキッチリ落ちるという形。

道中が淀みなく流れて、絶対的なスピード水準が高くなる…ということを考え
たら、ここではやはり持続力を備えていることが前提。
それを基本として、前半のペース次第では持久力という要素をプラスするという
見方をしておきたいところ。

一方で高松宮記念へのつながりを意識すると、やはりハイペース耐性を備えて
いることを確認したい場面なので、とにかく厳しい展開になったケースでは特に
注目…というイメージ。

※今年は開幕週ではないため、適性面では当然少し持久力の方にシフトさせて
考えたいところ。


好走する条件
・スピード持続力(&持久力)があること



予想

おそらく後半は風の影響も大きかった…とは思うが、初開催の3200mを除くと、
土曜は差し馬が目立っていた印象。元々データ的にも、前後は結構満遍なく来て
いる開催ではあるのだが、少しシフトした可能性はありそう。
開幕週ではない今回。やはりその点での上げ下げは考えておきたいところ。

◎インディチャンプ
阪神Cは、中団後ろから外を回して→時すでに遅し…という3着。
(この舞台に対しての)適性込みでは相手に分がある…という印象にはなった
ものの、他がなかなか末を伸ばせない中で、さすがの脚を使っていたし、崩れ
なかったその地力は健在。
現状は、その時より差しやすそうな雰囲気ではあるし、初戦がどうか?と言われ
がちな馬だが、そこには前哨戦的なペースだから…という理由もあるはず。
人気を落としたここは、もう1度期待してみたい。

○ダノンファンタジー
阪神Cは、他と比べてロスなく運んだ…というのはあったが、ある程度流れに
乗りつつ→しっかりと上がりをまとめての勝利。強い内容だった。
(個人的に元々感じていた)スケール的な問題も一気に解決したような雰囲気
ではあるし、ここへの適性はやはり高そう。
今回は、鞍上が藤岡佑Jから川田Jに戻る。前後の考え方が対照的な同期Jでは
あり、その点でやり過ぎにならなければ…だが、当然可能性は考えたい。

▲レシステンシア
元々ファンタジーSでハイパフォーマンスを見せて、阪神JFを前傾の内容で
圧勝しつつ、桜花賞の(実質)超ハイペースも粘り込み。
方向性として、1400mへの距離短縮は当然プラスに思えるタイプ。
とりあえず、単独では下げる要素はなく、人気通りに素直に期待!でもいいの
だが、本格的な一線級&この舞台で実際に強い内容を示している馬が相手。
頭の可能性も考えつつ、妙味の部分を含めて、今回は3番手に。

注トライン
近走マイルで力んだ走りになっている点で、とりあえず距離短縮はプラスに働く
可能性がありそう。
実際に渡月橋Sでは、締まった展開の中でそれなりに高い水準で走れているし、
今の状態ならば、さらなるパフォーマンス的な前進もあっていいはず。
思い切って対抗あたりに…と1度は考えつつ、(相手も強いので)それは自重
するが、相手にはしっかりと考えておきたい存在。



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