2021年2月13日土曜日

京都記念@阪神展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 前半が速くなり、後半の仕掛けも早い展開。
  • 持久力&末の持続力が問われる。
  • 予想◎ステイフーリッシュ

参考ラップタイム

(宝塚記念平均)


ラップ傾向

阪神開催。この舞台の古馬OPは基本的に宝塚記念だけ。とりあえず同レースの
ラップを眺めつつ、コースの特徴も合わせて考えておきたい。

阪神2200mは、2000mと比べて最初の直線が長い分、前半が速くなりがちで、
後半はしっかりと持久力が問われるコース。宝塚記念も、道中で一旦落ち着く
場面はあるものの、上がりは極端に速くはなっていない。

また仕掛け自体も早くなりやすく、最後は切れよりも持続力が必要とされて、
"止まらない"という戦いになる。その点で、一瞬の切れで勝負するような馬は、
見せ場は作れても→結局は不発に終わる可能性が高い。

脚質的には、コースの傾向からは好位~好位差し辺りが基本となり、ある程度
流れに乗りつつ→上がりをまとめられるタイプを中心には考えておきたい。


好走の条件
・持久力&末脚の持続力があること



予想


◎ステイフーリッシュ
前走ついに11Fで馬券圏内を外してしまったが、捲られて→早い段階から脚を
使った格好で、それを考えればむしろ良く粘っている。
距離はベストだろうし、持続型という部分でも、この手の舞台には合っていて、
ここは巻き返しが期待できる場面。当然有力な存在になる。
最初の直線が長い阪神11Fでは、前半で脚を使い過ぎるリスクがある中で、陣営
からは前々で…というコメントが出ていて、それが吉と出るか?凶と出るか?
というのはあるが、開幕週&頭数が落ち着いた今回は、押し通せる可能性も十分
あっていいはず。久々の勝利に、そろそろ期待してみたい。

○ラヴズオンリーユー
エリザベス女王杯は、外から差し浮上した3頭が勝ち負けを争った訳だが、他の
2頭は直後の有馬記念でも好走。速い馬場の中でその競馬ができた馬は、改めて
一定以上の評価にしても良さそう。
自身としては、その有馬記念では何も出来ずに終わっているが、府中牝馬Sでの
走りも含め、持ち前のフットワークを消される道悪はハッキリ合わない雰囲気。
開幕週のここで巻き返す可能性は、当然考えておきたいところ。

▲モズベッロ
AJCCは、後方から、道中で極端に脚を使いつつ→(内容的には止まりながら
ではあるが)上がりをまとめての浮上。復活気配を感じさせた。
昨年の春には、持久力&持続力をしっかりと示して、タイプ的にもこの舞台には
合っているし、ここは更なる前進が期待できそうな場面。
本当の復活は先行力を取り戻した時…という気はするし、開幕週の馬場という
ところで、展開的なリスクもあるが、当然注目はしておきたい。

注ワグネリアン
宝塚記念は、それまで前3Fを(速くても)36秒台でしか入ったことのない馬が、
いきなり番手の競馬をして、34秒台で入った格好。展開的にも基本差し馬が浮上
したレースだし、さすがに度外視できる。
タイプ的には、やはり東京のような切れ方向の舞台の方が合うだろうし、ここに
ピッタリとは言えないので、評価はこの位置に止めるが、実力は当然上位。
好走の可能性はもちろん考えておきたい。

△ダンスディライト
前々走は、前半は歩いた格好だが、道中を高い水準で進めつつ→しっかりとした
決め手を発揮しての浮上。その時のパフォーマンスで考えれば、とりあえずは
ここでも上位扱いができる。
前走は、持続型の上がり勝負をロスなく回す形で、やや恵まれた部分もある勝利
だが、(舞台に対する)適性面での裏付けにはなるし、頭数の落ち着いた今回は
同じような展開になる可能性もある。相手には考えておきたい存在。



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