2021年2月19日金曜日

ダイヤモンドステークス展望(ラップ傾向&予想)2021


まとめ
  • 落ち着いた流れから、しっかりと加速しつつ→最後は落ちる展開。
  • 持久力&切れが問われる。
  • 予想◎オーソリティ

過去のラップタイム

(長いので変則)
2020 37.3-37.8-37.2-36.1-12.2-12.5-12.4-12.7-13.0
2019 36.8-37.7-39.8-38.7-12.1-12.0-11.3-11.4-11.7
2018 36.9-38.0-37.8-38.1-12.5-12.5-11.7-11.7-12.4
2017 38.3-38.9-40.4-38.4-12.5-12.3-11.6-11.3-11.5
2016 38.2-37.9-40.4-38.6-13.0-12.6-11.7-12.6-12.8
2015 37.5-37.0-40.6-37.4-12.2-12.0-11.4-11.8-12.0
2014 38.7-37.1-36.7-36.8-12.6-12.3-11.6-11.9-12.5
2013 35.1-37.4-39.2-39.6-12.3-12.0-11.8-12.0-12.5
2012 37.6-39.1-40.8-40.5-12.2-11.4-11.2-11.5-12.5
2011 38.1-37.2-37.9-38.6-12.6-12.2-11.3-11.9-12.1

過去10年の平均ラップタイム
37.45-37.81-39.08-38.28-12.42-12.18-11.60-11.88-12.30
3.33.00



ラップ傾向

(過去記事の転載)

ラップタイムを見ると、コース形状による多少の緩急を除けば、前半~道中は
一定に近いゆったりした流れで、その後ラスト5F~4Fあたりから徐々にペース
アップして、ラスト3Fで一気に加速→右肩下がりという形。

大回りでスピードが出やすいためか、道中の水準が案外高くなることもあるし、
そもそもこの距離なので当然だが、やはりここでは持久力が必須になる。

また上がりの部分では、勝負所でしっかり加速することから、そこでスムーズに
動いて行ける機動力(結局は持久力に由来する)が必要で、さらにはそこからの
減速区間で(脚が上がってから)惰性を効かせられるようなタイプが嵌る印象。


好走する条件
・持久力が必要
・勝負所で切れを発揮できること



予想


◎オーソリティ
差し馬優勢の展開を、好位から押し通したアルゼンチン共和国杯の内容は強く、
その時のパフォーマンスで考えれば、ここでも普通に上位に扱えるし、長さの
あるタイプ的にも、超長距離にはハマって良さそうなイメージ。
リズムとしては、道中で1つ溜めを作りたいので、川田Jが積極的に行き過ぎた
場合のリスクはあるが、今回は内枠を引いたし、(ある程度流れに乗りつつも)
インでじっくり…という競馬ならば、押し通せていいはず。期待しておきたい。

○パフォーマプロミス
示しているパフォーマンスでは当然上位という馬で、3000m級でも天皇賞での
強い内容がある。適性的にも、元々東京の切れ勝負での勝利があり、とりあえず
こなせていいはずだし、崩れるイメージにはならない。
今回は斤量を背負うし、その部分でのリスクはあるが、それなりに流れに乗り
さえすれば、自然と上位には食い込んできそう。注目。

▲サトノガーネット
道中~上がりのパフォーマンスは、ここでも威張れるくらいのものを示している
馬で、距離が伸びても落ちない(着はともかく)…という経歴になっている。
ここの上がりの基本形・一気加速からの→右肩下がりという展開も、適性的には
ベストとも言えるし、可能性としてはあっても良さそうなイメージ。
斤量を背負うし、この評価はやり過ぎかも…だが、人気は皆無。注目したい。

注グロンディオーズ
単純に2走前のパフォーマンスは高くて、その時の内容で考えれば、ここでも
普通に上位扱いになる。
前走は、10Fの上がり勝負であと1つ浮上し切れなかったが、本質的にはもっと
長い距離で、体力面で勝負したいイメージの馬だし、ここで前進を見せられる
可能性はあってもいいはず。斤量手頃。注目はしておきたい。

△タイセイトレイル
前走は、軽斤量の差し馬が浮上した中で、斤量を背負う立場ながら、好位から
しっかり粘り込んだ内容。臨戦過程としてはとりあえず悪くない。
厳しい展開(特に格の高いレース)でしばしば崩れることもあるが、基本的には
堅実で、一定の持久力は示している馬。持続方向のタイプなので、あと1つ上げ
られるか?という部分はあるものの、ここも食い込む可能性は考えたい。

△ポンデザール
札幌日経OPで示したパフォーマンスは高く、地力ではやはり上位に扱えるし、
前走で一応3000m級もこなした格好。
切れの部分で、東京という舞台に対しては適性的にどうか?というのはあるが、
ここは長い道中で展開が動くこともあるし、体力勝負になった場合に、(鞍上の
タイミングも含めて)出番が回ってくる可能性はありそう。当然相手には。

△ヒュミドール
前走ステイヤーズSは、ただひたすらにスロー…という展開になり、好位の馬が
押し通した中で、中団から一応浮上して掲示板を確保。
走法的には、超長距離向きと言うには少し違うイメージだが、ノベンバーSで
示した切れと、信夫山特別(&日本海S)で示した持久力を合わせて考えれば、
適性はここにハマっても良さそう。相手関係的にこの位置だが、注目はしたい。



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